稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

入院と手術(4日)

2007年01月06日 | つれづれ


1月4日の午前10時から入院。車で15分ぐらいのところ。2階の外科の外来に行って書類を渡したり書いたりしたあと、1階の総合受付の入退院カウンターに書類を提出し、またもや2階の外科に行き担当医の話を聞く。担当医は若い可愛い女医さん。「こんな若くて大丈夫?」と思ったがさほど難しい手術では無いらいしので、ま、練習台にでも何にでもしてくれって感じ。でも不安。毛剃りは無し。ちとありがたい気分。(笑)

5階の看護師詰所に案内され体重と身長を測る。ひと月以上も運動してないし正月は食べ過ぎ飲み過ぎだったので体重は2キロも増えてた。きっと体脂肪率ははるかに大きくなっていると思う。身長は178.5cm。1.5cmも縮んだ。これから年とともに縮むのかと思うとちょっとショック。病室に案内されパジャマに着替え、持ってきた物を棚や引き出しに仕舞う。同室の方や他の病室とも誰もTVを持ってないようだしアンテナのジャックが無いのでTVは諦める。本を読むしラジオもあるし。

女性の看護婦さんから注意事項を聞く。男性の看護士さんが来て問診表。別の看護婦さんが来て体温と血圧測定。そのうち12時になって昼食が出た。辛味の無いカレーライスとサラダ。することも無いのでラジオをイヤホンで聴きながら本を読む。退屈、退屈・・・ひたすら退屈。

14時半に熱を測っておく。執刀医の下の方が来て手術の説明。この説明が写真付き。最初の麻酔を脊椎にするらしい。動かないように横になって膝を抱えて背中を突き出し丸くなる。身体を看護士さんが押さえて「絶対に動かないように」とのこと。脊椎に麻酔薬を注入する図まで大きく書いてある。これは余計だ。いかにも痛そうだ。「これほど押さえたりするのはよほど痛いに違いない」「痛みで飛び上がったらどうなる?」「半身麻酔だから痛みは上半身に伝わるに違いない」とだんだん不安が増してくる。

落ち着かない気持ちのまま時間が遅々と進む。本ばかり読んでいると目が疲れてきて困る。時々老眼鏡を使用する。禁止されているが携帯の電源を入れて持ってきてもらうものを頼んだり、会社と連絡を取り合って仕事の段取りをする。きょうは仕事始めで注文が溜まっていて大変だと思う。昨夜(3日)は深夜まで仕事していたが気がかり一杯。気になると余計に気になりだす。

17時半に風呂に入る。本当は17時までだが手術前だと別扱い。湯船に新しく湯を張って贅沢に入る。身体の隅々まで洗う。シャンプーは持ってきたが石鹸は忘れたので、誰かが置いておいたのを良く洗ってからお借りする。

夕食は18時。焼き魚、煮しめ、野菜の炊いたもの。「退屈やしこんな食事じゃ病気になりそうや」と本気で思う。夕食が終わるとまた退屈な時間が始まる。持ってきてもらった携帯ゲーム機(ニンテンドーDS)で遊ぶ。マザー。しかしこれって子供用なのか画面が小さ過ぎて文字が読めない。21時消灯。お腹が空いてきたのでカップ麺(日本そば)を面会室で食べる。やっと落ち着いた。本を2冊読んだところで眠くなって寝た。22時半ぐらいか?
コメント
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