
お疲れ様です。
今日はニュースです。
民間参入促す水道法改正案 衆院厚労委で可決」
かねてから不安に思っていた水道法改正案です。
ほんと大丈夫なのかってことで
「水道民営化法案」厚生労働委員会 質疑(2018/12/4)
を確認してみました。
わたし的に厚生労働大臣がこんな答弁しかできないのに
「ライフライン、命を守る水道事業」に関する
問題を決めてしまっていいのでしょうか?
お時間があるかたは是非ご覧下さい。
「水道民営化法案」厚生労働委員会 質疑(2018/12/4)
質問は当然の内容
わたし達が生きていくために、欠かせない「水」
の問題。
しっかり検討。当たり前の話です。
しかも、世界的には一旦民営化したが
様々な問題により、再公営化になったケースが
いくつもあります。
2014年以降に180例
2015年には235事業が再公営化
との事例があるなかで
厚生労働大臣の答弁は
検討したのは、3例とか5例
それで、本質は○○なんて語っている姿をみると
がっかりです。
それで本質はわからないだろうって
つっこみたくなります。
この問題については、
以前も書きましたが、
様々な問題が予想されます。
★水道事業民営化の流れ、私たちの生活は大丈夫なの?
「コンセッション方式
(水道施設の所有権を公共が有したまま、民間事業者に
当該施設の運営を委ねる)」
これを法文へ入れると
民間事業者は当然利益を追求します。
そんななかで
・管理レベルの低下
・設備投資の不履行の発生
・水道料金の高騰
などなど、たくさんの問題が想定されます。
しかしです。
こんなに問題があるのに、
質問に答えられる準備もなし、
そして、自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決
なのです。
自民党、公明両党、日本維新の会
の方々。これで、良いのでしょうか?
この状況こそが、わたし達の最大の問題かもしれません。
赤信号みんなで渡れば怖くない
でも、わたったあとはみんなで全滅
なんてなったら最悪です。
わたし的に不安が膨らむばかりです。
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