お疲れ様です。
今日も病室からです。皆さまお元気ですか?
同じような話しが続いてすいません。
今日も山田正彦さんのタネはどうなる?!からです。毎回似たような内容ですいません。
その一番最後の章、種子法廃止を受けて私たちはどうしたらいいか?からです。
今までいろいろと、種子法廃止での悪い心配事を取り上げてみましたが、もう既に廃止されていることも事実です。だったら私たちはどうしたらいいのでしょうか?
◆ひとつ目は、みんなが事実を知ること
この本に書かれているような危機的状況は新聞、テレビではほとんど報道されていません。なので、種子栽培農家でさえも種子法が廃止されたこは知らない。もし知っていても、それによってとうなるかを知らないという現実があります。なのでこの状況を多くの国民に共有すること、まずそこが出発点です。
◆地方から公共の種子を守る運動
都道府県で種子法を守る条例を制定する
私たち市民は自治体にたいしても請願・意見を述べる権利があります。議員さんを通じて書き留で市町村議会で県知事あてに「種子条例を制定してほしい」との意見書を出してほしいとお願いします。そうなれば必ず議会は審議しなければならないそうです。
現に新潟県では種子法に代わる種子条例が県議会の全議員一致で可決されました。そして兵庫県でも種子法に代わる条例を全会一致で可決成立させています。さらに、埼玉県でもなんと自民党議員の呼びかけで条例が成立しています。これに続き宮城県、北海道でも動きがあるということです。
◆議員立法にて食料安全保障法を成立させる
現在の状況では内閣提出の法律は期待できません。ですが国会議員で成立させる議員立法なら可能性は十分あるそうです。
その内容は国民を飢えさせることがないように食料の安全保障の整備することです。
スイス、ドイツ、オランダ、フィンランドは、それについてしっかり法律を整備しています。日本も独立した国ならば当然こうした法整備が必要なのではないでしょうか?
我が国の食料自給率は先進国では最悪の37.6%、かろうじて種子法である程度は守られていたかもしれませんが、今後はさらに下がることは予想されます。
EU各国にならい我が国でも食料安全保障法を成立させ、そこに、主要農産物の種子を公共で守ること、種苗について自家増殖が原則であることを入れる。
ぜひ成立させて欲しいと思います。
日本の種子を守る会では、法律の案文を実際に検討しているそうです。
期待したいと思います。
そのほかにも、いろいろと案が書かれてました。
何回かに渡ってこの本の事を書かせていただきました。ながながとありござました。
まずは、問題に感心を持って出来ることを行動する必要がある。そんなふうに思った次第です。あなたは、この問題どのように考えますか?
タネはどうなる?!~種子法廃止と種苗法適用で | |
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