お疲れ様です。
今日は本です。
「ブッダ「愛」の瞑想」
あなたは、「ティク・ナット・ハン」をご存知でしょうか?
ベトナム出身の禅僧、詩人、学者
そして、あのベトナム戦争を終結させるうえで
大きな役割を果たした平和活動家です。
「わたしたちの的は人間ではない。憎しみの心や暴力だ」
という考えのものと、
ブッダの教えを実践することで平和を実現しようと
活動しました。
ですが、状況は厳しく
戦いの両者、どちらに対しても平等で戦わない
そんな姿勢は、逆に過酷な弾圧を受けることとなります。
そんな中でも、瞑想を実践。絶望に身を委ねることなく
心をしずめ、自他を助け、愛に生きた
そんな彼が実践する瞑想
興味はありますか?
★今ここに集中して、気づきをもって行う
ただこれだけが、瞑想の実践になるそうです。
ですが、言うは易しです。
なかなか、難しです。
この本には、大切なことが、シンプルな言葉でつづられます。
わたし的には、読んでよかったっ!
という感想です。
そのなかから、ちょっとだけ「魔法の言葉」をご紹介します。
まず、ポイントこれらの言葉を語る前には
自分の心と体が完全に結びついた集中した状態で
唱えてください。
あなたのまわりの愛するひとたちにむけて
「わたしは本当に、あたなのためにここにいます」
つづいて
愛するひとに
「あたなたいてくれて、わたしはとても幸せです」
愛する人が苦しんでいたら
「苦しんでいるのですね。だからわたしは、
あたなのために、ここにいます」
あたなが苦しんでいるとき
これは、実践がむずかしい言葉です。
なぜなら、プライドというものがあるからのです。
ですが、実践できたら状況は必ず変わり始めます。
あなたに苦しめる相手のところに行って唱えます
「わたしは苦しんでいます。助けてください」
こんな感じです。
現実はそんな簡単ではない・・・
そう思われるかもしれません。
ですが、「魔法の言葉」です。
試してみてはいかがでしょうか?
その他にも、忘れかけていた大切なことを
気づくきっかけになる
そんな本でした。
興味あるかたは、是非!
2016-08-07 こころの時代アンコール 禅僧ティク・ナット・ハン2 ひとりひとりがブッダとなる
ブッダ「愛」の瞑想 | |
KADOKAWA/角川学芸出版 |
ブッダの〈気づき〉の瞑想 | |
新泉社 |
〈気づき〉の奇跡: 暮らしのなかの瞑想入門 | |
春秋社 |
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