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★職人の伝統的な匠の技が生かさせる場所 「鼠多門復元」工事

2020-01-24 05:59:08 | 「金沢」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は先日、
休日を間違えて出社した日に立ち寄った場所
のパート2です。
ちょっと見にくいですが、
現在復元中の「鼠多門復元」工事です。

その日は加賀藩の前田利家とお松の方を
祀った「尾山神社」に寄ったのですが、

そこから、さらに「金沢城公園」の方へ
向かいました。
尾山神社を出るとすぐその現場。
それが、地元新聞でもニュースになっている
「鼠多門復元」工事です。

今年夏場完成に向けて着々と
工事は進められています。

この「鼠多門」
現在の尾山神社の場所にあった「金谷出丸」
そこはらお堀を挟んで
金沢城の西側にあった「玉泉院丸」に
繋がる二階建ての櫓門(やぐらもん)
です。


創建は、いろいろな資料から推測すると
江戸時代前期と予想されています。

金沢城は残念ながら
宝暦9年(1759年)の大火で
建物が、かなり消失
してしまいました。

ですが、この「鼠多門」は
その火災を免れ、明治10年(1877年)
くらいまで倉庫などとして利用
され
なんとか持ちこたえていたのですが

残念ながら、明治17年(1884年)
の火災で消滅
してしまいました。

今回はそんな「鼠多門」の復元です。
完成イメージは
こんな感じになるらしいです。


屋根は木型を薄い鉛の板でおおう鉛板
外壁上部白漆喰(しろじっくい)
海鼠壁の平瓦の目地には、黒漆喰(くろじっくい)が用いられ
他の門とは一線を画すデザインだったようです。

そして、鼠多門を出るルートは
非公式に使う「勝手方ルート」ではないかと
考えられてます。

建設については
今では使われることが少なくなった
伝統工法が実際に使われる場となり

関わる職人達からは
「復元工事は最高の勉強の場。
次の世代に経験や技術を伝えたい」
そんな言葉も出ているようです。

現在は橋の一部が
少しだけ顔を覗かせてました。


完成は東京オリンピックに
合わせた夏ごろ
どんな建物になるか楽しみです。

ということで
今日は、職人の伝統的な匠の技が生かさせる場所
「鼠多門復元」工事
でした。

夏以降になりますが
金沢観光の際には是非
お立ち寄り下さい。

 
 
 


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