あれから半年になる。
良子が周君に振られたことは、
メンバーさんたちの間でしばらく噂になっていたが、
それもやがて消えた。
良子はすぐに以前の業務にカムバックした。
メンバーさんたち、特に女性陣とは、以前にも増して打ち解けるようになった。
女同士の友情というやつだ。
周君と優子は来月結婚する。
もう、結納は済ませてあるらしい。
また所長が仲人をする。
周君とのことは、心の宝石箱にしまってある。
夜中、それを取り出してきては蓋を開け、
自分のことが好きだと言ったときの周君の
子羊のように純粋な黒い瞳を思い出しては、
また箱に収め、眠りに付くのだ。
良子がそうしているのは、自分のことが好きだと言ってくれた
周君の言葉に一分の真実があったからだ。
周君は今のところ、自分を女と認めてくれた最初で最後の男性だ。
今日、スマイルの事務所の良子宛に、一通の手紙が来ていた。
周君からだった。
封を開けると、便箋の中央にへたくそな字で、
「ごめんなさい」
とだけ書いてある。
周君はいったい何人の女にこの手紙を送ったのだろう。
良子が周君に振られたことは、
メンバーさんたちの間でしばらく噂になっていたが、
それもやがて消えた。
良子はすぐに以前の業務にカムバックした。
メンバーさんたち、特に女性陣とは、以前にも増して打ち解けるようになった。
女同士の友情というやつだ。
周君と優子は来月結婚する。
もう、結納は済ませてあるらしい。
また所長が仲人をする。
周君とのことは、心の宝石箱にしまってある。
夜中、それを取り出してきては蓋を開け、
自分のことが好きだと言ったときの周君の
子羊のように純粋な黒い瞳を思い出しては、
また箱に収め、眠りに付くのだ。
良子がそうしているのは、自分のことが好きだと言ってくれた
周君の言葉に一分の真実があったからだ。
周君は今のところ、自分を女と認めてくれた最初で最後の男性だ。
今日、スマイルの事務所の良子宛に、一通の手紙が来ていた。
周君からだった。
封を開けると、便箋の中央にへたくそな字で、
「ごめんなさい」
とだけ書いてある。
周君はいったい何人の女にこの手紙を送ったのだろう。
周君には誰をキャスティングしましょうか?
良子さんまでがあんな状態になってしまうとはちょっとショックでした。
恋心はどうやっても防げないモノですね~。
それにしても優子にはちょっとムカつきます。
周君と上手くやっていけるのでしょうか?
ところで、どの程度フィクションですか?
まさかキューピーさんイコール周君???
たらたら日記はミチさんの応援なしには成り立ちません。ちいとは努力しているつもりなんですが、アクセス数が伸びません。甘えるばかりのキューピーを許してやってください。
質問にお答えします。
キャスティング→始めはキムタクをイメージしていました。書き始めてからは、のっぺらぼうになってしまいました。(このへんがシロートの無才能)「子羊のような純粋な黒い瞳」というのは、どこかで読んだことのある表現を真似して書いちゃいました。「真似」って卑怯に感じるけど、突き詰めて考えれば、我々の日常会話だって「真似」の積み重ねだよね。本当のオリジナルだったら、言葉にさえならない。(と、正当化しちゃってます。)
ショック→まんまとはまりましたね。
防げないもの→そんなときもありますね。
優子にムカッ→もっと可愛く書いてあげればよかった。何しろ周君のお嫁さんになる人ですから。
うまくやっていけるか→脳裏によぎりもしなかったです。はい。
フィクションですか?→僕がお世話になってるセンターが舞台です。モデルになった男性っぽい独身女性職員もいま、ごめん、ごめん、これ読んでたらごめん、尊敬してます、最近可愛くなったと思っています、怒らないでえ~。このような事件は起こりません。職員さんはみんなガードが堅いです。
イコール?→こんな僕だってメタボハゲになるずっとはるか昔はモテた時期もあったのだあ。あ、信用薄~。
ところで、ところで。
次の作品は、(性懲りもなく続けます!)マチさんを登場させるつもりで、今あらすじを練ってます。乞うご期待ってか、迷惑だったら言ってね。