最近・・・チューリップの問い合わせが数件・・・
春らしい話題ですね~
昔は、鉢植えと切花を沢山栽培していたので、地域の人たちからチューリップ屋さんって呼ばれていました。
・・・チューリップに関して、去年の球根でも咲くのかって事をよく聞かれます。
基本的には、咲くんですけど・・・その土地の気候条件に左右されてしまいますね~それは・・・チューリップには、生きられる限界の温度があるからです。
チューリップの原産地は、夏は乾燥して高温になるので球根に形をかえて生き延びてきたようです。
チューリップの限界温度とは・・・大体25度前後だと考えられます〔品種により違う〕
球根は、卵みたいなものでそれだけで花を咲かせる栄養を蓄えています。
植物の宿命として子孫を残す為に花を咲かせて種をつくるんですけど・・・球根植物は、球根自体でも繁殖できる能力を持っています。
花を咲かせるために全力を使っているので、そのあいだは球根を育てるどころか球根の養分を消費してやせ細っている状態です。
球根が大きくなり始めるのは花を無事に咲かせてからの時期になってしまいます。
そこで・・・限界温度が関係してくるんです・・・福岡の場合、花が咲くのが4月の10日前後・・・
月末にはほとんど終ってしまいます〔遅咲きは咲いてる〕
その頃・・・25度の気温・・・たびたびありますね~
5月の中旬には葉もほとんど枯れてしまうようです。
花が咲いて二週間ちょっとで葉がなくなるので、元の球根まで回復するのは不可能ですね~
せいぜい80パーセントかな?〔50パーセントの大きさでも咲く可能性があります〕
毎年、上手に育てていてもいずれ咲かなくなるのは仕方がないことなんです。
〔三年位は咲きます。〕
チューリップが咲いても涼しい気温を維持できる地方では、球根が十分育つ時間があるので毎年増やすことが可能です。
新潟や富山県は球根の生産で有名ですね~昔は島根県でも生産していたようです〔今も生産してるかな?〕
寒い地方じゃなくても標高があれば十分球根は再生してくれます。
ここまでの話、上手く説明できたかな?
鉢植えのチューリップ・・・寒い時期にも冷蔵処理して販売されてますが、花が終ったら処分してませんか?
水をあげていれば大きな球根が育つ可能性があります。〔品種や作り方により違う〕
お試し下さい・・・


献血してたので血液検査の結果が送られてきました。
普通でした・・・毎日酔っ払い状態なので心配してたんですが・・・変化無しでした・・・
心配するくらいなら飲まなきゃ良いのにね~