今日も私の美術館へ、写真で誘います。
5月の爽やかな風に誘われて、私の持っている初夏の柳を描いた橋村の軸を出してみました。信州の農村の彼にしか出せない風情を心象的に捉えて描いた作品です。巧くその神髄まで写真では捕えられないのですが、まあ見て下さい。
朦朧体と云うのでしょうか、春の霞の中にある今では、決して、見ることができない風景です。ほのぼのとした、何か眠りでも誘うような気分に体を包み込むようです。
絵を見ると言うことは、音楽を聴くと同じように、生きる喜びを感じさせてくれますよね。
私は、趣味で、いいものではありませんが、少しばかりの掛け軸を持っております。漸次、この続きをご紹介しますので、「またか」と思わないで、笑いながらご覧いたき、ご批判を賜りますようお願い申上げます。