宇宙ね？？？

　１３８億光年前だとか、ビックバンだとか、カミオカデンとか？？？言われていますが、それ等のことについては総て私の知識が越えることができない難問なんですが、でも、私の「宇宙」と云えば、古事記にある

　　　　　　　　　　　“天地初発之時”

　です。此処に書かれている「高天原」が遠い御先祖様達にも「宇宙」ではなかったのかなと思います。それなら私にもどうにか理解できますが？？？？。

　｢高天原」と云えば、天の高い所にある広場「虚空＜そら＞」、即ち、天も地も何もない空っぽの所です。其の当時には、未だ、太陽も月も星も、まして、人の住む大地も、動物達も、海もです。なんにもなかったのです。太陽や夜も日本に登場するのは天照大神が生まれた時からです。だから、日本中が真っ暗です。それが今あるような世界に造りあげたのは、総て、神様が拵えたのです。その主役になった神様が「イザナギ・イザナミ」神なのです。
　これが日本人の太古の宇宙観です。光は、勿論、空気さへなかったのではないかと思われます。ただ、そのような所にも、どのように存在したのかは分からないのですが「３人」ではない、｢３匹」でもない、「３柱」と呼べばいいのかもしれませんが、兎に角、

　　　　　　　　　　　　　　　　“天之御中主神”
　　　　　　　　　　　　　　　　“高産巣日神”
　　　　　　　　　　　　　　　　“神産巣に神”
　
　の三神がいたのだそうです。
　
　余残事ですが、｢高産巣日神」はオホクニの葦原中国をアマテラスの長たらしい名前の御子
　　　　　　　　　　　　　　　　”正勝吾勝勝速日天忍穂耳命”
に統治するよう説得に行く使いを選定する時に活躍した神様です。はたして、此の時の御年はいくつになっていたのでしょうか？？？？？

　　　これが私の｢宇宙といえば」と云うお題に対する思いです。