殺人計画ではありません。神様を殺すのですから「殺神」になるのです。八十神<ヤソガミ>は、再び、弟のオホクニを殺す計画を立てます。その方法が、また、神様らしい誠に幼稚と云えば叱られそうですがそんなことってあるのかしらと思えるような方法を考えつきます。
“切伏大樹<オホギヲ キリフセ>”
大木を切り倒します。そして、その木に大きな矢を打ち込んで割れ目を作り、その中に無理やりにオホクニを入れ、割れ目を作った“氷目矢<ヒメヤ>を引き抜きます。するとどうでしょう、中に入ったオホクニは
“拷殺<ウチコロシキ>”
オホクニは木に挟まれて殺されます。この「氷目矢「に付いて宣長は
“羽目矢<ハメヤ>”
の誤りで、何かに嵌めこんで割れ目を作るために使う道具ではなかったかと説明がありますが、私は<ヒメ>がひび割れを作るための道具<ヒビヤ>ではないかと思っておりますが????これは木を縦に真っ二に切り裂いてそれを転がしておいて、その割れ目にオホクニを入らせらのだと思います。
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