恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

10.花火

2005年07月12日 | 夏の物語
 今日は、一年に一度の花火大会。ヒトミと出会ったのも花火大会の日だった。  その時、浴衣姿で、彼女は友達と一緒だった。俺は、友達とはぐれて探しているところだった。花火が打ちあがる頃、彼女とぶつかった。彼女は綿菓子を食べていて、綿菓子が通路に落ちた。  「ちょっと、何するの?」ヒトミよりも先に隣にいた友達が、うるさい口調で言った。俺は素直にごめんと謝った。  「ごめんで済むなら警察はいらないわ。」尖 . . . 本文を読む
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