夕すずみよくぞ男に生まれけり 其角
7月のチェスト飾りを何にしようか雑誌をめくりながらどれもぴんとこない。夏の花が鮮やかに咲き乱れている元気な絵を探したが見つからない。思い切って西洋絵画絵図から切り抜こうかと思ったけれど今年は日本絵画にするつもりでおり富岡鉄斎の「漁夫快酔図」が目に留まった。というのも裸の男たちが酔い笑う姿に其角の句が浮かんだから。歌と酒で裸になっての夕涼みは江戸の庶民の楽しみだったとか。
鉄斎85才の愉快な絵図は、実は友の病中見舞いに描いたもの。絵に添えられた詩は「魚を捕ってそれを酒に換えたのでまず一杯やって酔おう。明日心配事が起きたら明日心配すればよい」。ガラスの花瓶を徳利に見立て、絵図の周りをワインカレンダーから切り抜き背景とした。ダサく、ごちゃごちゃが好きな悪趣味なんだけど今回は夏故すっきりしたつもり。
この絵を夫に見せて感想を聞いたら「グロテスク、デカダンス、だらしない」。ははははは、絵の鑑賞に文化的背景がどんだけ影響してるか。確かに、西洋文化において、メタボ腹で半分ヌード、酒飲んでる姿が粋だなんて、オーマイゴッド、解説がいると思います。
今日はボランテイアの日で、奇しくも一人の女性がこんな句を披露した。もちろん目新しくないけれど。「昨日を後悔し涙で暮れ、明日を憂うのは、今日という日の時間泥棒」鉄斎もボランテイアの人も、いやいや誰もが同じこと思ってる。ただそれが身につまされる年齢はある。
だいぶ前からご近所に住む二人のボランテイアの方から日本料理が食べたいと催促されてた。ワインは私たちが持参するからと。安い、早い、簡単なものしかできないよ、私そんなにお料理上手じゃないからと言うとそれでOKだって。夫がまたまた近くにオタワ出張なので、その日に呼ぼうと思う。女3人、裸にはならないけど、どれ、焼き鳥や枝豆、卵焼きなんぞで愉快に飲もうではないか。
7月のチェスト飾りを何にしようか雑誌をめくりながらどれもぴんとこない。夏の花が鮮やかに咲き乱れている元気な絵を探したが見つからない。思い切って西洋絵画絵図から切り抜こうかと思ったけれど今年は日本絵画にするつもりでおり富岡鉄斎の「漁夫快酔図」が目に留まった。というのも裸の男たちが酔い笑う姿に其角の句が浮かんだから。歌と酒で裸になっての夕涼みは江戸の庶民の楽しみだったとか。
鉄斎85才の愉快な絵図は、実は友の病中見舞いに描いたもの。絵に添えられた詩は「魚を捕ってそれを酒に換えたのでまず一杯やって酔おう。明日心配事が起きたら明日心配すればよい」。ガラスの花瓶を徳利に見立て、絵図の周りをワインカレンダーから切り抜き背景とした。ダサく、ごちゃごちゃが好きな悪趣味なんだけど今回は夏故すっきりしたつもり。
この絵を夫に見せて感想を聞いたら「グロテスク、デカダンス、だらしない」。ははははは、絵の鑑賞に文化的背景がどんだけ影響してるか。確かに、西洋文化において、メタボ腹で半分ヌード、酒飲んでる姿が粋だなんて、オーマイゴッド、解説がいると思います。
今日はボランテイアの日で、奇しくも一人の女性がこんな句を披露した。もちろん目新しくないけれど。「昨日を後悔し涙で暮れ、明日を憂うのは、今日という日の時間泥棒」鉄斎もボランテイアの人も、いやいや誰もが同じこと思ってる。ただそれが身につまされる年齢はある。
だいぶ前からご近所に住む二人のボランテイアの方から日本料理が食べたいと催促されてた。ワインは私たちが持参するからと。安い、早い、簡単なものしかできないよ、私そんなにお料理上手じゃないからと言うとそれでOKだって。夫がまたまた近くにオタワ出張なので、その日に呼ぼうと思う。女3人、裸にはならないけど、どれ、焼き鳥や枝豆、卵焼きなんぞで愉快に飲もうではないか。
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