MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.41 「2001年宇宙の旅 IMAX版」

2018-10-26 10:01:27 | 2018年劇場鑑賞




結局見にきました
IMAX版 「2001年宇宙の旅」
昔はリバイバルでしょっちゅう大劇場でしてたのに見逃していた
初めて見たのもテレビ放送、後に見たのもビデオやDVD
劇場で一度だけ見たのがかつて新世界のフェスティバルゲート内にあった今は亡きシネコンのシネフェスタ4での鑑賞
しかし劇場ではあるけどスクリーン画面としてはさほど大きい訳ではなかった
一度でも大画面のスクリーンで見て見たいとずっと思ってましたがついにIMAXという大画面どころか超大画面での鑑賞が叶いました!

前の記事にも書いたけどIMAXの画面はデカイけど比率はビスタサイズに思えて70ミリのスコープサイズのこの映画だと果たして?という事で単純に70ミリ版なら迷う事なかったが、今回のIMAX版はどうしようか?と思ってたけど来たね
ま、IMAXの画面にスコープサイズで上映だったので、IMAX画面に上下に黒がついた横長のスコープサイズでも迫力画面を堪能出来たので良かったですがね

やっぱりこの映画大画面だと凄さが際立ちますわ!
大画面を横切るディスカバリー号、目がくらみそうなスターゲイトの光の洪水
そしてクラシック音楽と宇宙空間の不思議なまでの調和も
大画面に迫る宇宙ステーションと大音量の美しき青きドナウのマッチングは今まで見た「2001年宇宙の旅」とは一味違う正しいこの映画の姿に思えてきた
クラシック音楽と宇宙空間の不思議なまでの調和も改めて素晴らしい発想だと思いますな
IMAXは音響もデカくてモノリスから発する耳をつんざくノイズ音の不快感などはまさに体感です
音がデカイ分、この作品に所々あるモノリスのシーンで流れるリゲティの「レクイエム」の大音量から静寂への落差も際立ってます

ボーマン船長が木星探査の果て見たものは…まさに神々しいまでのスターチャイルドの出現までボーマン船長との旅に出てたような感覚に私も陥るとても良い映像体験でした
もう少し前めの席でも良かったかなー
もっと迫力と映像世界に入ってけたかも?

さぁ次の2001年宇宙の旅の目標は70ミリ版フィルム上映かな?

インターミッション休憩が15分あって楽でした



2018.10.25(木) TOHOシネマズなんば スクリーン2 10:50 L-10


No.40 「デス・ウィッシュ」

2018-10-21 16:20:31 | 2018年劇場鑑賞




チャールズブロソンの代表作「狼よさらば」のリメイク版
ブルースウィルス主演です
大枠は「狼よさらば」ですが中身は異なる設定の別物で見た方がいいですね
「狼よさらば」のリメイクにこだわると色々言いたい事も出て来そうだが、「狼よさらば」でなく「デスウィッシュ」として見たら面白かったです

70年代の雰囲気のニューヨークでなく現代のシカゴが舞台ですが、むかしと比べたら時代性が感じられる作品でした
カージーが銃を調達しようとしたら、色々と手続きがあってややこしそうだったり、またこのシーンでカージーが監視カメラを気にするんだが、この場面以降に監視カメラの存在が上手く使われてたりする
昔なら銃を取ってはい復讐!みたいな流れがすんなり行かない現実を見せてくれたように思いました
ただその割には都合よく銃が上手く手に入るのは出来すぎか⁈
暗いニューヨークの街を暗躍した70年代のカージーだが、今回はド派手にぶっ放し、銃撃戦まで展開する
ド派手にモデルチェンジした「狼よさらば」ですがこれはこれで楽しめた

また外科医という設定のカージーだが、仇の犯人の1人を拷問して殺すシーンは結構エグい
当然オリジナル版にはないんだが、ここは流石にイーライ・ロス監督のホステルカラー(笑)が出ての事でしょうなー

さすがに最後の決めポーズはキッチリありましたね
アレがないと消化不良になるとこでした
エンドロールのAC/DCがやけにカッコよくしめてくれましたね



★★★ 2018.10.19(金) TOHOシネマズなんば 別館シアター10 21:30 D-17

No.39 「クワイエット・プレイス」

2018-10-15 15:11:17 | 2018年劇場鑑賞




音を立てたら即死!
そんな興味深いコピーのこの作品
エミリーブラント以外は知ってる役者さんはいないし、何より登場人物はこの家族だけとバイオハザートに出てきそうなクリーチャー軍団!
そんな限定された中でのホラー作品

セリフは僅かしか無く殆ど手話中心でセリフが語られる
それだけで緊張感が出てきますが、そこに主人公の出産が被るというサスペンスな展開はなかなか面白かったですね
見てるこちらもついつい息をこらして物音を立てるのを躊躇します
それだけに突然デカイ音とかでびびらすシーンはいつも以上に効果的です

音を立てると、もれなくクリーチャーが襲いかかってくるんだが、このクリーチャーは聴力が発達してる割には目が見えないというのがミソ
長所と短所がバランスよくなっていて、最強のようで穴があるとこがまた面白い(笑)
世界規模の事態でありながら、その中の一家族vsクリーチャーの攻防に焦点を当てたクリティカルマッチは予想以上に楽しめた

ただここまで音を立てない事にこだわるなら、一層のこと劇中音楽も流さず、セリフも最後まで小声と手話だけにして徹底してサイレントにこだわってくれた方が新たなホラー映画のパターンの誕生になったかもね



★★★ 2018.10.14(土) アポロシネマ スクリーン1 20:25 K-18


No.38 「ザ・プレデター」

2018-10-12 12:30:30 | 2018年劇場鑑賞




公開も後一週間で終わりのようなので慌てて鑑賞
このプレデターは元々はアーノルドシュワルツェネッガーの対戦相手だけだったろうとは思うのですが、キャラがエイリアンと並ぶ人気になったのかして独立したキャラとして多数作られてますね

今回も久々にプレデターの最新作なんですが、基本2種類のプレデターが今回出てきて、プレデター同士のバトルも見せてくれます
しかしこの作品でインパクト強かったのはビックプレデターやプレデタードッグではなく、な 名も無い元軍人の囚人たち!
主人公の傭兵共々プレデターと対峙するんですが、その男気は中々泣かせてくれます
みんなどっかネジのハズレた危ない連中なんですが、人の良さと優しさとハチャメチャぶりは見ていて気持ちいい!
壮絶な散り様もカッコイイんです

ゴアな描写も多くR-15でよく済んだなー
久々に豪快なプレデターの大殺戮が見れます
しかし次回作を匂わす展開は本格的にプレデターvs人間に発展して行くのか?て感じです
でも30年前に素手で戦ったシュワルツェネッガーが居る事思えば…あの兵器?はどうだか…(笑)



★★★ 2018.10.11(木)アポロシネマ プラスワン 11:50 D-8

No.37 「スカイスクレイパー」

2018-10-06 11:02:17 | 2018年劇場鑑賞



ドウェイン・ジョンソン主演のバカアクション映画!
色んな意味で期待しての鑑賞です

予想通りと言えば予想通り
CMで流れまくったビルのジャンプ超えは予告ではもっと飛んでたように見えたが…なんかちょっと違う感じにも見えたが、展開はまさにダイハード
そこにタワーリングインフェルノを加味してバーティカルリミットをチョイ混ぜたアクション映画の名場面の連続
見てる間やたらどこかで見た場面の連発にコレはコレで有りかもね

しかしドウェイン・ジョンソンが義足という設定にしてるのはどこで生きてくるのか?
と思ったらあまり義足の意味は感じられず
まさかあのドアのシーンのために義足にした?!
今回のドウェイン・ジョンソンはマッチョな強いヒーローと言うより悲愴感漂う戦うお父さんて感じでちょっと何時もと違う感じのヒーローです

詰め込みすぎ感アリアリのお腹一杯の作品で気楽にアクション映画楽しむ分には良いですね
デートムービーにはいいかも?
久々に見たねネーヴ・キャンベルですが、久々過ぎて最後まで名前が出てこなかった(笑)



★★★ 2018.10.5(金) アポロシネマ プラスワン 21:00 D-1

No.36 「トップガン」

2018-09-28 13:23:30 | 2018年劇場鑑賞




午前十時の映画祭にて31年振りの劇場鑑賞
31年前は南街劇場の巨大スクリーンで見たが、あの時は特に期待せず見に来たんだがオープニングのF14が発艦する場面からラストのチープトリックのマイティウィングまで興奮しっぱなしだったのが懐かしい!
そして今回、上映始まるまでの座席で待ってる間のワクワク感がたまりませんでした

冒頭の空母の艦上のシーン
発艦していく戦闘機!それに合わせてシンクロして流れるケニーロギンス!
まさに音楽と映像の一体感は80年代の映画の代表作に相応しい!
しかし何よりカッコいいのは戦闘機、音楽だけでなく空母の戦闘機の発艦をサポートするクルーたち!
公開当時からも彼らのカッコ良く決まった一挙一動にクギ付けになりましたよ

若きトム・クルーズは少年見たいでカッコ良く
ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、トム・スケリット、マイケル・アイアンサイドと全てがもう決まってカッコいい!
おまけに空母の艦長までカッコ良く見えてくる(笑)

デンジャーゾーンを筆頭に流れる音楽の素晴らしさは言うまでも無いですが、ライバルとの確執、友人の死、恋愛と様々なキーワードが散りばみれたストーリーは文句なしに面白いし、戦闘機のドックファイトの迫力は最近のCGとは違う実機ならではの生の迫力がらあります!

景気の良いキラキラしたあの時代に戻ったかように、画面に食い入るように見てた110分…
当時の様々な私の環境や人生などが思い出され
単に懐かしい映画を見るだけでなく、若き当時振り返ってるようなそんな時間でしたね
ほら…エンドロールのマイティウィングで泣けて来た(笑)

エンドロールついでに言えばこの時代の作品のエンドロールはそんなに長くないし、文字も大きく読めるからいいですね
最近は組合の関係か作品に携わった人を全て載せるかしてやたら長いし、字が小っさい上に下手したら横に4列くらいになってる場合もある
いずれにしてもトップガンの頃の時代は良かったなー

トップガンは続編が製作されるようですが、果たして…ま、あの感動は無いにしてもちょい期待して見たくなる
しかしCG使いまくりは間違いないよね




★★★★★ 2018.9.27(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン12 10:00 D-3


No.35「死霊館のシスター」

2018-09-23 11:16:35 | 2018年劇場鑑賞




死霊館シリーズの最新作
実話ベースのこのシリーズは駄作が有力なこのジャンルの中では安定した出来のシリーズで、無理矢理感のある今作ながらそれなりに楽しませてくれました

前作から出てくる修道女の亡霊の誕生の秘密に迫る
邪悪な亡霊に対峙するのがバチカンから派遣された牧師に、見習いの修道女、武装した青年
修道院に入り込み様々な怪異の洗礼を受けながら悪霊と戦う
ゴシックホラーの雰囲気を出しながら悪霊にショットガンで戦うと言う無茶振りな場面もなかなか楽しいです(笑)

修道女の亡霊たちが大挙して迫ってくるシーンなんかは不気味な感じ出てるし、所々のビジュアルや修道院のセットがホラー映画らしくて良いです
前2作シリーズより1番エンタメ感のあるオカルトホラーになってる

頭と終わりにいつもの霊能者夫婦が登場しシリーズ物の感じ出してますが、シリーズ見てなくても違和感なく楽しめるのはいいですね



★★★ 2018.9.20(金) アポロシネマ スクリーン6 20:20 F-14

No.34「MEG ザ・モンスター」

2018-09-08 12:21:26 | 2018年劇場鑑賞




アポロシネマ スクリーン2
かつてのアポロローズと言う映画館です
改めてそう思って見たら何か感慨深いです
館内の大きさは変わりませんからね

さて久々にサメ映画です
サメ映画ファンとしては外せません
最近のサメ映画は普通に出てくるだけでなく、台風に紛れて出てきたり、頭が2つあったり色々バリエーションが豊富な作品が多いですが、今回は超巨大なメガロドンという太古の時代のサメが襲ってくる
迎え撃つのが武闘派のジェイソン・ステイサム!

いかにも中国の金持ちみたいな家族が出てきて、これかジェイソン・ステイサムとどう絡む?と思ったら成る程、その美形未亡人と良い中になるんですね
しかも元嫁を助けるために海に潜らされるジェイソン・ステイサム
でも新恋人と元嫁が同じ船に揃っても、そんな心情の描写はほとんど無く、ひたすらサメ対人間(ほとんどジェイソン・ステイサム)の対決をこの作品は描いていて、相次ぐバトルは見ていて楽しかったです

サメに対する戦法が所々に「ジョーズ」を連想させてくれる王道の展開
また海水浴場で母親と息子のやり取りもジョーズそっくりな感じ、もちろん海中からサメ目線で海水浴客を捉えるカットなど、サメ映画の名作の良いとこを捉えてます
でも海水浴の場面はもう少しメガロドンに大暴れして欲しかったなー

仏頂面のジェイソン・ステイサムは今回は何か、ややニヤケ気味(笑)
舞台が海の上だけにちょっと浮つくんかな(笑)
しかしクライマックスは彼らしい武闘派度数全開の荒技見せてくれます!

鑑賞後、一緒に見た友人が「何か最後は侍ジャイアンツ見たいになっとったなー」には大爆笑しました



★★★★ 2018.9.7(金) アポロシネマ スクリーン2 20:10 C-2


No.33「オーシャンズ8」

2018-09-02 10:16:27 | 2018年劇場鑑賞




オーシャンシリーズの最新作は女子版のオーシャン
あのジョージクルーニーの妹としてサンドラブロックが率いるグループは有名女優の首に輝く高額なダイヤのネックレス
メンバーを集めて適材適所に役割を振って、いざ作戦開始!
オープニングから一気に快調なテンポで見せてくれるのはとても良い感じです
トントン拍子で事が運び、見てるこちらも時間忘れるくらい引き込まれる

しかし…あまりにも快調過ぎてアッサリと事が終わるのは呆気ない!
せめて1回くらい大ピンチに陥ってもらうぐらいしないと何かしら寂しいですね
そんなのがあればもっと面白かったかも?
この作品の雰囲気なら「スティング」のような最後に「やったネ!」と思わせるような感じが欲しいかった

ゴージャスな舞台での犯罪ドラマだけに女優さん並びにそこらかしこに溢れかえるファッションの数々は見てるだけに目がパチパチと眩しくなる(笑)
そんな目で楽しませる豪華絢爛な映像も見所でありますね



★★★ 2018.8.31(金) アポロシネマ プラスワン 20:20 B-7

No.32 「グリース」

2018-09-01 00:06:32 | 2018年劇場鑑賞



午前十時の映画祭での鑑賞

午前10時の映画祭
グリース見てきた
野口五郎、桜田淳子の吹き替えの洋画劇場以来何度かテレビ画面で見たが、初めてスクリーンで見るグリース

慕情のテーマ曲から始まるオープニング
ひと夏の出会いを経験したダニーとサンディ
サンディが「私達はこれで終わり?」と言うとダニーが「これから始まりさ!」とのセリフの後の主題歌♫グリースのイントロからタイトルバックに切り替わり映画が始まる
この流れテレビで見た初見の時から大好きなんですね
♪タッタタラララーンと何かある事にグリースの曲のフレーズが流れるのもいい

若いトラボルタ、高校生には当時でも無理ありそうなオリビア(それを言えばどのキャスティングも高校生役には無理ある面々ばかり(笑))
しかしそれがなんか微笑ましい
ツッパリ高校生のトラボルタのツンデレぶりと清純オリビアのアンバランスなカップルを中心に巻き起こす青春ミュージカル
そう言う一言で片付けるのは簡単だが、ドラマと楽曲と役者たちどれを取ってもハマってる
高校生だった私がテレビだがミュージカルに接した最初の映画でもあります

そういえば大人になりレンタルビデオ屋で高額ダビングしてもらいましたね
自宅のデッキはノーマルなのにわざわざステレオHi-Fiでダビングしてもらった…やはりこだわりたかったんでしょうね

やはりテレビサイズでしか見たことない作品をスクリーンサイズで見るのは格別です



★★★★★ 2018.8.30(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン12 I-12