MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.31「検察側の罪人」

2018-08-25 11:23:01 | 2018年劇場鑑賞




本日公開のキムタクとニノの主演作見てきた
監督の原田眞人の作品はいつもテンポ良くて結構好きなんでちょっと見に来ました

アガサクリスティの作品で検察側の証人てのがありますが、こちらは検察側の罪人と言うタイトル
まさにその通り検察側が罪人を作りだす
まさに超冤罪!
たいした予備知識無しで見たんですが、昨今話題の冤罪や取調室の可視化なども盛り込んだ社会派ドラマのイメージだったんですが、これ完全なキムタクの私怨のドラマですね

かつての仲良しだった少女を殺して、無罪になった重要容疑者だった男を別件の容疑者に仕立て上げる話
そこに正義の名の元部下のニノと対立する
ルポライターが暴露本出すためにわざわざ検察官の資格を取り検察庁に入ったり、情報屋との裏取引、検察官が対立弁護側に寝返る等
社会派ドラマというよりエンターテイメントなサスペンスと見た方が面白く見れる作品ですね

ニノが取調室でブチ切れて高圧な態度で容疑者をなじり倒す場面や松重豊演じる情報屋が、拳銃の用意を要求された時に相手の手のひら見て、拳銃の種類を即座に決めると言うシーンが印象的だったが、やはり脇の役者が素晴らしいね
特にサイコな容疑者松倉を演じた酒向芳の怪演には圧倒された



★★★ 2018.8.24(金) アポロシネマ スクリーン4 21:05 E-1

No.30 「カメラを止めるな!」

2018-08-10 21:27:48 | 2018年劇場鑑賞




前日までに予約しないとなかなか席取れない
話題の映画「カメラを止めるな!」見てきた
TOHOシネマズなんば別館は満員!
意外と幅広い客層でしたね
ゾンビ映画なら男性中心になるんだが…
ほとんどの予備知識なしで敢えて見にきました

知ってあらすじは、ゾンビ映画を撮影してた撮影隊の前に本物のゾンビが現れ、スタッフもキャストもゾンビになってく中、監督だけは本物のゾンビに大興奮で撮影を続けようとするが…

噂通りこの映画は語るにはネタバレを避けれない作品ですね
だから細かい事書きませんが面白かったですよ
映像的には最初の37分のロングショットはなかなか見せてくれるし、この映画の大きなポイントになるファーストシーンを飾ってくれます
是非この映画見るときは遅刻しないように…


少しネタバレ?ネタバレのつもりはないけど
気になる人はここから下は見ないでね




















映画製作の裏側とか監督と役者の関係(業界関係者にウケたやろなー)など、小ネタを随所に入れながら、大きな伏線を回収する構成の妙は素晴らしいですね
人気俳優はちとやな奴だったり、さらっと生意気なアイドル、神経質な変な役者も入れば酒飲みのベテラン俳優など出てくるキャラも面白い
そんな癖モン達を上手く料理する後半は爆笑の連続で、久々に満員の大爆笑の中で映画見ましたわ

正直あまり変わった事はしてないんやけど、やはり脚本構成の練り方の勝利ですかな?



★★★★★ 2018.8.10(金) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン10 11:50 J-1

No.29 「ウインド・リバー」

2018-08-09 22:13:50 | 2018年劇場鑑賞




本日から盆休み
さっそくなんばパークスシネマへ映画を見てきました

先住民族保護区で起こった事件を新人FBI女捜査官と地元のハンターが捜査していく
サスペンス映画としては見応えのあるクライムムービーでしま
ジェレミーレナーの芝居もなかなか良かったです特に至近距離の銃撃戦が妙に迫力があり、この作品の大きな見せ場!
ジェレミーレナーの鍛い上げた射撃でぶっ飛ぶ悪党…この辺のシーンはそれまでの展開から見てこんな派手なシーンになるとは…意外でした

クライマックスのジェレミーレナーが見せるマッドマックスばりの非常な一手
このシーン見て「マッドマックス」でガソリン漏れるバイクに手錠で繋がれた悪党にノコギリだけ渡して去っていくマックスを思い出した

しかしこの作品はクライムサスペンスとして楽しんで見てたが、実は長年に渡る先住民族の問題がテーマとしてあり、ここらは私ら日本人としてはピンと来ない部分も多々あると思います
単に私はサスペンス、アクションとして楽しんでおりましたが、奥深いテーマにはピンと来なかった部分が自分としては寂しいのでありました




★★★ 2018.8.9(木) なんばパークスシネマ シアター9 13:15 F-1

No.28 「 ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

2018-08-04 01:25:01 | 2018年劇場鑑賞




シリーズも6作目となる長寿シリーズ
人気シリーズだけにアポロシネマもレイトショーながらほぼ満員
久々に前から2列目に座りざる得なくなる程の入りです

少し長い目のオープニングエピソードから始まるタイトルバックは相変わらずカッコよろしいね!
そこからストーリーに引き込まれていきます
今回はプルトニウム奪還の任務に挑むイーサンハントとお馴染みのメンツの活躍にCIAが絡んできてと相変わらずのスケールのアクション
騙し騙されの展開も話に起伏があって面白いです

イーサンの感情的な描写も今回は描かれています
彼の任務中に見せる優しさが彼の弱点だったり見たいな感じで、かつての恋人への感情などイーサンの内面もクローズアップされた印象

まだまだ続きそうなシリーズだが、トムクルーズの身体がいつまでもつか(笑)
今回も体を張ったアクションを見せてますが、彼が派手なスタントやればやるほど映画も無茶な映画になっていきそうで…
ここは少し原点のスパイ大作戦のような地味なスパイアクションにしては…(笑)

お腹いっぱいのアクション連発で面白かったけど、やや後半ウトウトしてしまい腹八分目くらいか…(笑)
でも十分楽しめた

かなり無茶な映画ではありますがね



★★★★ 2018.8.3(金) アポロシネマ スクリーン6 20:45 B-9

No.27 「ストリート・オブ・ファイヤー」

2018-07-29 11:01:30 | 2018年劇場鑑賞




シネマート心斎橋へ1984年度公開の「ストリート・オブ・ファイヤー」を見に来た
旧作だから1800円はチト高い気もするが、まぁ前売りをゲットして見に来ました
やはり客層は中高年で男子率は高し!

この作品は公開当時では劇場では見てなくて、当時流行りだしたレンタルビデオで見ましたね
この当時は劇場より自宅でレンタルで見るのにハマってましたからね
そのときはまぁまぁぐらいの印象だったんですがね~
今回初の劇場鑑賞です

改めて見るとまさに絶頂期のウォルター・ヒルらしいテンポのよい活劇で昨今の下手なアクション映画より断然面白かったですね
暴走族に拉致された歌姫をかつての恋人である流れ者が助け出しそしてまた去って行く・・・と言う一行で説明できる簡単なストーリー
でもこれがいいんですね!
このわかりやすさは私が昔から見てた活劇映画の醍醐味でもあります

そしてドラマとシンクロする当時のロックナンバーの数々!
いわゆるMTV感覚と言われた音楽と映像がマッチしたこれぞ80年代の映画ですね
改めてこの時代の音楽は良いな〜と感じずにはいられませんね

マイケル・パレ扮する主人公の流れ者トム・コーディと言う名前もそれっぽい(笑)
男勝りな相棒の女兵士や歌姫のマネージャーなど伴って悪の巣窟に恋人の奪還に行くと言う
まさに西部劇のような設定に騎士道精神溢れさせた展開はアクション活劇の基本のようですね
この相棒の女兵士を演じるエイミー・マディガンがいい味出してるんですね
ダイアン・レイン以上に印象的です
ウィレム・デフォーの悪役もいい・・・てかメチャ若い!(笑)
またエグいシーンも無ければ、誰も死なないというある種のクリーンファイトもこの映画に関しては好印象です

口パクで歌うダイアン・レインのライブシーンは圧巻!
この映画の実は最大の見所なんですね
特に有名な♪今夜は青春が流れる熱狂のライブの最中、トム・コーディがサッときびすを返して去って行く姿は
この映画の締めくくりに相応しいエンディングです

やはり80年代の映画は好きやな〜と改めて感じずにいられなかったですね
今後も午前10時の映画祭などでこの時代の映画やるときは見に行くとしましょうか
そうそうこの映画の絶叫上映会あるらしいですね
たくさんコアなファンがくるのかな?
未だ一部に熱心なファンのいるマイケル・パレのファンのおば様が集結なのかな〜
微笑ましい光景を見てみたですね



★★★★ 2018.7.27(金) シネマート心斎橋 スクリーン2 20:40 H-1






No.26 「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

2018-07-22 09:13:37 | 2018年劇場鑑賞



「ジュラシック・ワールド/炎の王国」と言う事でアポロシネマに行きましたが、さすがに話題作だけに結構人がいてました

炎の王国と言うサブタイトルですが、炎の王国は前半だけてした
火山の噴火で恐竜たちが逃げ惑う姿は迫力満点!
せっかく作り出した恐竜たちを絶やして行けないと指定された恐竜を火山から保護しようとするんたが…

後半はガラッと変わって屋敷内が舞台になると言う予想外の展開にびっくり!
ま、屋敷内で恐竜が暴れるんだが、スケール感が狭苦しい⁈
私はそれなりに楽しめたけど、炎の王国で恐竜大進撃期待した人は拍子抜けするかも?

シリーズは続きそうだが、キーは人間慣れした恐竜ブルーの存在かも
まさか「猿の惑星 征服」のシーザーのようにブルーが恐竜を率いて地球滅亡に追いやるとか(笑)



★★★ 2018.7.20(金) アポロシネマ スクリーン3 21:05 H-1

No.25 「女と男の観覧車」

2018-07-20 19:49:05 | 2018年劇場鑑賞



ウッディアレンの映画を劇場で見るんつ久しぶりです
なんばパークスシネマからお誕生日クーポン発行されたんで見てきました

人生何かと満たされない人妻やその亭主を筆頭に思ってた人生と違う事にもがいてる人達の人間模様をウッディアレンが見せてくれます
ウッディアレンらしい映画かどうかはあまり彼の作品見てないから分からないが、私個人的なウッディアレン映画のイメージにすると、私の彼の作品のイメージにしてはちょっと生々しい感じがしました
つまり面白かったです(笑)

ライフゼーバーのイケメン男子に不倫に走る人妻、ギャングの亭主から逃げ出し、実家の父を頼る勘当娘
その3人による三角関係が中心だが、この関係がめちゃくちゃ面白かったです
特に人妻役のケイトウィンスレットの芝居は見事!
元女優と言うプライドを心に秘めながら、地道に今の自分の境遇と向き合い日々生きてる最中、イケメン男子と知り合い、女として久々に目覚めてしまい、理想の生活を夢見る姿を汚れ役的な色を見せながら演じる姿は最高!
特に夫の勘当した娘が不倫相手とデキそうになってからの壊れっぷりはもう圧倒されました

またジムベルーシ扮する夫が粗暴な男な感じだが、しっかり娘の為にせっせとお金貯めたり、妻のケイトウィンスレッドにも愛情注いだりしてる
ジムベルーシ久々でしたが、こんな役うまいですよね
ナイスなキャスティングだと思います

主要キャラそれぞれ、理想の人生を歩みたいと嘘や裏切りを重ねながら夢見な気分を味わい、そして気がつけば観覧車のようにまた元に戻ってきている…
何とも切なく儚い人間模様が生々しくもあり、また第三者目線から見ればこの人間喜劇がまた面白い



★★★★ 2018.7.29(木) なんばパークスシネマ シアター2 12:05 D-6

No.24「REVENGE リベンジ」

2018-07-16 12:53:38 | 2018年劇場鑑賞




久々にシネマート心斎橋のレイトショー
かねてから注目してた作品です
良くあるリベンジムービー
男たちに襲われてレイプされ回された挙句にケガを負わされたヒロインが男たちに復讐の牙を剥く!
昔レンタルビデオで見た「悪魔のえじき」を筆頭に日本のVシネマとかでもありそうな題材の作品の一つと思って見に来ました

この手の映画は嫌らしく憎々しいレイプ犯に過激なレイプシーンとその後の復讐シーンの爽快感が作品のキモと思ってるのですが、まず意外な事にレイプシーンは大人しい目でヒロインは裸にすらなりゃしない!
いろんな奴に回される訳でなく、前夜ちょっと色目使われてその気になったボンクラ約1名がヒロインに襲いかかるだけ(比較的ソフトに)

主人公のヒロインは冒頭から露出の格好で現れ、悩めかしいダンスしながら、腰振りながら男に身体をこすりつけたりする挑発的な行為にそりゃ襲われまっせ!とツッコミ(笑)
ちょっと同情出来ないなーと思ってしまった

しかし瀕死の重傷を負い、広大な荒野で逃げながら追いかけてくる男たちに復讐をするヒロインの姿がカッコよく
レイプ犯に復讐というのをいつしか忘れ、ひたすら展開される荒野の大流血戦に身悶えてました
土手っ腹に空いた穴をビール缶を焼ごて代わりにして腹の穴を塞いだり、またガラスの破片が足の裏にめり込み、指で傷口からガラスをかき出したりと痛々しい場面の連続に顔が歪みます

監督は女性って事で性的シーンは軽めなのかもわかりませんが、バイオレンスシーンは結構気合い入ってます
そしてラストの屋敷の中で生き残った悪党がヒロインの陰に警戒しながら屋敷内を歩き回るシーンの数分間に渡るロングショットはなかなか秀逸でしたね
終わって見れば面白く楽しませて貰ったリベンジムービーでした



★★★★ 2018.7.13(木) シネマート心斎橋 劇場2 21:05 F-1

No.23 「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」

2018-07-13 15:51:11 | 2018年劇場鑑賞




久々にホラー映画です
長ったらしい邦題ですね
原題はアッサリとしてんのにね
ま、作品の内容をわかりやすくする為の邦題ですかね

実際の話を元にしたオカルト映画ですね
こう言う幽霊屋敷ムービーはゴシックホラーとか言われますが、「ヘルハウス」のような不気味なムードはあまり無いけど今風?の派手な幽霊屋敷ムービーとしては面白かったです
前半最近のホラー映画にありがちな、些細な事をデッカい音でビビらす相変わらずの手法がちょこちょこ出てきた食事気味でした
しかしこの建て増しの屋敷の部屋ごとにウィンチェスター銃で死んだ亡霊達が封印されてる設定は気に入りましたな
人間への恨みと言うより銃への憎しみ見たいな亡霊たちに今のアメリカの銃規制問題への皮肉を斜めから感じでおりました
ヘレンミレン扮するサラ・ウィンチェスターが建て増しする屋敷は部屋を沢山作り霊から逃れる為と霊を封印する二つの理由からある感じで、大手銃メーカーのウィンチェスター家に関わった時からの恐ろしい運命のようですね

邸宅の息子にたびたび亡霊が憑依したりしますが、今も昔もこう言う時は子供に来ますよね
意外な奴が幽霊だったり、精神科医のエリックも過去に一瞬死んでたとか実話ベースに創作を上手く混ぜてなかなかのオカルトホラーに仕上げてくれました

ヘレンミレンがこう言う映画に出るのが意外でしたが、なかなか貫禄のある存在感でしたね



★★★★ 2018.7.12(木) TOHOシネマズなんば 別館スクリーン11 9:45 D-11

No.22 「ハン・ソロ」

2018-07-01 09:26:20 | 2018年劇場鑑賞




スターウォーズのスピンオフ「ハンソロ」を見てきた
若き日のハンソロを描いた作品
当然ハリソンは出てきません
オールデン・エアエンライクと言う若手の俳優
ちょっとハリソンのハンソロを意識した動きや喋り方をしてる場面ありましたな

しかしこの映画はスターウォーズ史上初の赤字になるようです
世界のどこもかも不入りなようで…
ここ数年スターウォーズが毎年あるので一部ファン以外は食事気味なのかも知れないですね
下手したら粗製乱造に陥るのでエピソード1〜3くらいの時のような感覚でも開けていいかも?

映画としてはスターウォーズ関連てのを差し引いたらまぁまぁ楽しめたんだが、見る側がスピンオフとはいえスターウォーズと言う事で勝手にハードル上げちゃってるから、なかなか厳しいですな

1977年当時元々スピンオフなんて作る予定なんてないハズなんで当然後々のハンソロと繋げるための後付エピソードなんですが、無理あったり強引になるのは仕方ないですね
特にダースモール…ちょっと無理矢理な出番な感じで、ツインライトセーバー出すとこもサービスカット感ありあり(笑)
逆に微笑ましい?
でもダースモール登場だけでワクワクした私も居たりします(笑)

細かい設定なんかはまさにスターウォーズマニア向けって感じで、一般ファンとの温度差は多分割とあるのではないでしょうか?
その辺あたりが微妙な評価なのかも知れませんね
普通にSFアクションとしては私は楽しめた



★★★ 2018.6.39(金) アポロシネマ スクリーン4 20:55 F-3