MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.21 「オンリー・ザ・ブレイブ」

2018-06-29 11:38:55 | 2018年劇場鑑賞




知ってる役者さんがあまり居ないかのと思ってたらいっぱい出てました
ジョシュ・ブローリン、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・コネリー、アンディ・マクダウェルと良い役者さんが出てますやん

たいして予習もしてなかったんですが、実際の山火事の映画化でその時に活躍して命を落とした消防士たちのドラマ
てっきり巨大な山火事と消防士のスペクタクルな戦いと人間ドラマな話と思ったら、消防士たちのドラマが中心の物語で巨大な山火事はラストに出てくる

実際の話だけにそれぞれの隊員たちの人間ドラマとその人間ドラマがクライマックスで一瞬に奪われてしまう虚しさと恐ろしさと生還者の辛さなどが一気に来てちょっと切なくなる映画でした
あの生存者が部屋に入ってくるシーンの辛さはちょっと映画とはいえ胸にしみます

山火事の怖さより消防士たちのそれぞれのドラマに焦点を当てた作品ですが中心はジョシュ・ブローリン扮するエリックとマイルズテラー扮するブレンダンになるのですが、性格が相反する2人の師弟関係みたいな感じがますますラストの切なさを際立たせる




★★★★ 2017.6.28(木) アポロシネマ スクリーン3 11:50 G-1

No.20 「空飛ぶタイヤ」

2018-06-24 16:00:07 | 2018年劇場鑑賞



池井戸潤原作の初映画化の作品
私は事前に原作を読んでの鑑賞です

トラックのタイヤが外れて主婦を直撃の死亡事故が起こりトラック所有の街の運送会社の整備不良として警察の捜査を受けるが、この事故の裏には巨大な自動車企業のリコールの隠蔽があった

と言うのが本筋ですが現実の事件をモデルにした話らしいが、銀行と企業の癒着に流行りの忖度…今の政治の縮図のような構造に中小企業の社長が挑み一発逆転の風穴をあける爽快感のあるドラマでした

ただ原作を読んだ者としては2時間の映画にまとめるのはなかなか大変なようで、スピーディーに事が進むのが逆にあっけない印象
もちろん原作読んでない人には普通に感じてるのかも?ですが、やはりこう言うドラマは映画よりテレビの連続ドラマで見た方が味わいあるように思える
結構端折ってるエピソードもあるしねー

エンディングのサザンの主題歌がなかなか良いですね
なんかこの映画にぴったりの染みる曲です



★★★★ 2017.6.22(金) アポロシネマ スクリーン6 20:55 G-16


No.19 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

2018-06-11 06:23:56 | 2018年劇場鑑賞




まだこんな本数かー
ダメやなー

今日はアポロシネマで邦画の鑑賞
やたら長いタイトルの作品
元々はYahoo知恵袋が原作となったようですね

安田顕扮する夫が帰宅する榮倉奈々扮する不思議ちゃんが死んだふりをしている
ある日はケチャップまみれで惨殺されてたり、ワニに食われてたり、頭に矢が貫通してたりとあの手この手の死に方で夫を出迎え、さすがの夫も不気味がる…

この妻の行動には当然ながら意味があるんだが、この妻の怪行動には正直付いて行けない(笑)
いくら不思議ちゃんとはいえある意味現実的ではない
榮倉奈々の不思議ちゃんながら可愛らしいキャラが不自然さを救っています

また色んなケースの夫婦の姿が出てきて、それが主人公2人を夫婦として成長していくような感じに描かれている
珍妙な方法ではあるが妻の夫に対する大いなる願いと愛情が初々しくある
見る人に、または夫婦たちにそれぞれ夫婦とはを考えさすような映画でした


★★★ 2018.6.9(金) アポロシネマ スクリーン2 20:55 F-1

N o.18 「ランペイジ 巨獣大乱闘

2018-06-03 00:32:51 | 2018年劇場鑑賞




平日の昼間に怪獣映画を鑑賞
アポロシネマの8番スクリーンなんですが、意外と平日の昼間ながら人は居てます
しかし殆どが男性ってのは映画の内容を表してますな

今回の怪獣はゴリラやオオカミ、ワニが遺伝子実験でのトラブルにより、巨大化させるウィルスを浴びた為にどんどんデカく凶暴になり大都会で大暴れする話
まぁこの設定だけでワクワクする
いい大人たちが中学生に帰れるような楽しい作品になってます
人間代表がドウェイン・ジョンソンてのがぴったし!
とてもB級感が出ていてよろしい

でも3匹の怪獣が揃って町を破壊し、バトルになるのは後半のクライマックスてのかチト寂しかった
もっとガンガンやって欲しかったですね
話の中心になるのは白いゴリラで、まるでウルトラマンに出てきた冷凍怪獣ギガス見たい
また人間との友好関係なんかもあり、ちょっとキングコング見たいな感じがました
怪獣3匹なのが少し寂しいが、地味に巨大ワニの破壊力がバツグンにいいです
何故かムササビみたいに飛ぶオオカミにもびっくり(笑)
セリフの中で「そりゃオオカミも飛ぶわな」は私の心の声を代弁してくれました
もし続編やるんなら怪獣増やして欲しいですな


★★★ 2018.5.31(木) アポロシネマ スクリーン8 12:50 E-4

No.17 「孤狼の血」

2018-05-21 00:10:46 | 2018年劇場鑑賞



当初はアベンジャーズを見るつもりでアポロシネマにやって来たが、チケット売り場手前で気が変わりこの作品を選択!
見る順番を入れ替えての鑑賞

何かとテレビで宣伝してるこの作品
役所広司などがテレビに出てPR活動していて、なかなかの話題作
地上派NGの作風は威勢がいいし(笑)

「トレーニングデイ」のデンゼルワシントンとイーサンホークのような役所広司と松坂桃李の関係はやがてこの作品の真の主役を知る事になるが、この2人のコンビがなかなか良い
放送禁止のセリフや描写など昨今の倫理観に気を使った作品がほとんとの中、昭和の何でもありの時代を思わせて気持ちいいですね

よく「仁義なき戦い」を引き合いに出されるますが、あの頃の昭和のヤクザ映画のようなギラつき感はさすがに無いですが、役所広司はじめ実力派の俳優さんによる芝居に引き込まれてしまいました
昭和のヤクザ映画は役者たちも本物のヤクザみたいな強面でな役者が多くて、しかも大部屋と言うとこで売れない役者たちが必死になって画面の中で暴れてる姿がハングリーな迫力となってスクリーンからエネルギーを放っていた
さすが今の時代は悪役でもどこかイケメンで、スマートなので昭和のヤクザ映画のあの迫力は無かったかな
しかしこれはやはり時代なので致し方無しですね
でも今の日本映画の中では結構振り切った作品だと思います


★★★★ 2017.5.18(金) アポロシネマ スクリーン スクリーン2 20:55 D-12

No.16 「レディ・プレイヤー1」

2018-05-12 16:08:26 | 2018年劇場鑑賞




久々の劇場で映画鑑賞
まだ16本目かい…人む前なら50本は今時期超えてたのに…
そんな久々に輪をかけて3D作品を見るのも久々です
時間的に3D作品の時間になりましたが、こう言う作品は3Dで見たら効果あるでしょうね

VRの世界で展開されるバーチャルなドラマ
とにかくなんでもありになるだけに、もうやりたい放題だ!
音楽に小ネタは80s〜90s!我々世代はどストライク!
こういうバーチャルな世界のほぼフルCG作品は、個人的にはハズレが多いんだが、この80sなチョイスだけで楽しめた
キングコングやTレックス、台詞の中にセイエニシングやフェリスはある朝の映画タイトル出てきたり
ゲームの武器がチャッキーだったり、メカゴジラとアイアンジャイアントにガンダムの3way戦…多分もっと見たら色々出てんだろうなー(しれっとスポーンも居た)
ズルイんですよね、作品が例えイマイチでも世代的にこんなん出されたら終わって見たら良かったねーとなってしまう(笑)
しかしドラマとしても割と楽しめた
ちょっとネタに私は注目し過ぎた為、映画としてはまぁまぁ楽しめた感じでした



★★★★ 2018.5.11(金) アポロシネマ スクリーン5 20:45 F-4

No.15 「ブラックパンサー」

2018-04-16 11:34:32 | 2018年劇場鑑賞




アメリカで空前の大ヒットで話題の作品
でも日本ではやはりスパイダーマンなんかと比べるとどうなんでしょ?
でもアポロシネマのレイトショーにしては割と人は居てますね
公開して割と経つのにね

ブラックパンサーのビジュアルを見てブラックタイガーを連想してしまいますが(笑)
当初はあまり興味無かったが、やはりアメリカで話題って事で見て参りました
出演者もスタッフも殆ど黒人と言う布陣で作られた作品です
でも映画見た感想は特にフツーな感じでした
でもこのフツーが結構大事だったりしますね
安定した映画っていいますかねー
アメリカで空前の大ヒットと勝手にこちらがハードル上げてただけなんですね

アメリカで何故ヒットしたかてのは、トランプ政権への反発心がどこかこの映画に流れてるのがあるんでしょうね
ラストのメッセージ的なセリフなんかに象徴されるようにトランプ政権へのこれまた当て付けのようなテーマを持った作品です

余談ですがブラックパンサーに使えるスキンヘッドの男前な女剣士がインパクトありました!



★★★ 2017.4.13(金) アポロシネマ スクリーン8 20:20 D-5

No.14 「ベルリン・シンドローム」

2018-04-13 16:59:18 | 2018年劇場鑑賞




なんばパークスシネマの鑑賞割引での鑑賞
オーストラリア人の女性がドイツのベルリン一人旅
旅先で知り合った優しい男にメロメロになり、家に行ったのが運の尽き
この男は実はサイコな監禁野郎だった…脱出なるか?
て言うストーリーですが
ハリウッド映画にありそうな極端な異常者て言う訳でなく、実際に居そうな感じのサイコ犯
ラブストーリーのような展開から一転して厳重な部屋に監禁されてしまうヒロインとサイコ犯との攻防に変わるんだが、このやり取りがどうもイマイチ緊張感無く、期待したハラハラドキドキした展開とは遠い感じでした

開き直って諦めたような態度に途中からなって見たり、人が訪ねて来たのに何とかしようともしない
監禁されたとわかった時点で気づいてないフリをして置けば隙を見て逃げれそうな気がしたんだがね
鑑賞してる間常に俺ならこうするなと考えてしまう映画でした
最後も呆気ない展開でちょっとシラーとしてしまいました
ただ地味な分、現実にありそうな雰囲気は良くでてましたね



★★★ 2018.4.13(木) なんばパークスシネマ シアター3 11:20 E-5

No.13 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

2018-04-08 00:12:50 | 2018年劇場鑑賞



久々に映画です
トムハンクスとメリルストリープ主演の作品ですが、ベトナム戦争の欺瞞をスクープするワシントンポストに焦点を当てた実録もの

アカデミー賞に今回もノミネートされたメリルストリープですが、流石の貫禄の芝居で今やこれくらい当たり前の感じです
しかし今作ではトムハンクスのイケイケ感の編集主幹が良かったですね
スピルバーグ作品にしては何となく地味な印象で淡々とした展開に残念ながら中盤はウトウトの連続で満足な感想書けません
楽しみにしてた映画やのにね(こう言う感じの映画は邦画なら原田眞人監督辺りなら逆にスピーディでエンターテイメントな演出しそうやね)

ただ見終わって昨今日本でも朝日新聞がどうのとか、アメリカではフェイクニュースの新聞社があーだとか、権力者とマスコミの対立がクローズアップされてる現在にこの作品が出てきたのも面白いなーと感じました
ちゃんと見たかったなー(涙)
しかし体力が落ちてきたなー眠気覚ましガム復活させるか



★★★ 2018.4.6(金) アポロシネマ スクリーン4 21:05 J-2

N o.12 「シェイプ・オブ・ウォーター」

2018-03-17 11:35:44 | 2018年劇場鑑賞



やっと見たアカデミー賞作品賞の怪獣映画
でも怪獣映画ってイメージではないピュアなラブストーリー
口のきけない主人公イライザとアマゾンの奥地から捕らえられた半魚人を軸として、ゲイの友人、黒人の同僚、そして食いちぎられ手術しつドス黒く化膿した指をもつ役人とマイノリティや異形の者たちの中でイライザと半魚人の心の交流から愛へと変化していく様をギレルモ・デル・トロ監督らしいダークファンタジーに仕上げてくれました

地味な女性だったイライザが半魚人と水の中で結ばれるシーンでの半魚人に抱かれた肩越しの彼女の表情のカットから彼女が一皮向けた女性になったかように服装に赤がワンポイント目立つようになってく変化の付け方も上手いです
この赤は彼女が女になったのをイメージしてるようにも見えます
前半に出てくる実験室の床に広がる真っ赤な鮮血とリンクさせてるようにも思ったりしてました
裸で半魚人と抱き合うシーンは一見グロテスクなながらちょっと官能的てもあります
イライザ演じるサリー・ホーキンスの芝居の演技が生きてますね

監督は「大アマゾンの半魚人」にインスパイアされたらしいが、海中で彼女の周りを泳ぐ半魚人はまさに「大アマゾンの半魚人」の一場面のようでした
また「ET」を思わすようなシーンもあったりと所々色んな要素が入ってます

異形の恋愛ながら一見グロテスクなようでピュアな初恋をギレルモ・デル・トロ監督が自らのテイストで撮ったラブストーリーです



★★★★ 2018.3.16(金) なんばパークスシネマ シアター9 20:20 F-3