昨日に続いてラウドパーク07を見にいきました。
今日は大阪城ホールでの公演というこどで参加アーティストもマリリンマンソンとヘヴンアンドヘルと言う関東公演のヘッドライナーが登場。
昨日のZeppOSAKAとはまた違った雰囲気でしょうね~楽しみです。
今日は会社帰りの為にメタルTシャツではなく背広姿のリーマンスタイルでの観戦。
JR環状線の大阪城公園駅を降りるといつものようにライヴ観戦の人が一斉にドカ~と降り・・・ない・・・オイオイ数えれるほどしか人降りて来ないがな!
今日は何もイベントがないかのような閑散とした空気・・・時間早いとはいえ寂しくないかい!駅から出るとお馴染みのアーティストグッズの非公認露店がポツンと寂しくありました。
会場についたけど人もまばらでグッズコーナーも寂しいな 一応ヘヴンアンドヘルのタオルだけ購入して会場の中へ。
アリーナの15列目なんでよく見えるやろな~と思いつつ中へ入ると あら驚き!ステージ構成がいつもの大阪城ホールと全然違ってる!
大阪城ホールは楕円形をしていて縦長方向にステージと客席を作るんですが 今回は楕円形の横側にステージを作り、客席は横長に広く作ってるではないか?
後方からでも結構いつもより比較的近く見えますね~ で、30列が最後列で、それ以後の席を持ってる人は特設カウンターで新しい座席のチケットと交換させられてます。
多分2階のスタンドの一角だけ人が集まって座ってるので、もしかしたらスタンドに座らせられてるのかも?
そして私の座席は15列だけど前の席は当然14列ですがその前は何故か9列目の表示が・・・10~13列の席はどこに消えた?
恐らくよほどチケットが売れてないのでこう言う事態になったんでしょうね~寂しいね
そうこうしてると本日のオープニングアクトである松本和之(FROM Janne Da Arc )が登場!彼らにとってこの大阪城ホールは大舞台でしょうね~
でも巨大なアリーナにまばらな観客という寂しい雰囲気に戸惑ってるようです・・・演奏が始まったけどスタンディングだった昨日と比べると座席が今日はあるだけに皆ジッと座って冷静に見てる感じ・・・それもガラガラでシラ~とした雰囲気で・・・正直まったく盛り上がってません(キャパ的には昨日ぐらいの方がやりやすいやろね)
そんな場内の雰囲気に演奏してる本人たちも半分ヤケクソ気味に見えてきました。
MCでも「後2曲、まぁ~暇潰しに聞いとってください」って何か昨日のバンドの前向きな姿勢とは対象的にテンションが下がり気味な感じは否めないな~
今日来たお客さんに自分たちをアピールしょうとしてた昨日のバンドと比べたら、ただ演奏してるだけでパワーが全然感じてきません・・・会場の雰囲気もあるでしょうけど、座ってる客を立たしてやろうと言うぐらいの気持ちが欲しいな~と個人的には感じましたね~せっかくのチャンスなのに残念!(数あるバンドの中から選ばれて出てるんだろうから、それなりの実力もあるんだろうけど)
彼らの寂しい演奏の後セットチェンジが行われ、いよいよラウドパーク07in大阪の2日目がスタート!
まず最初に登場したのがアメリカのデスメタルバンドのナイル!
知りませんわ・・・このバンドはデスメタルということで歌い方は悪魔のようなデス声!
ただ全体的な曲調は私の好みとは全然離れています・・・これはいいわ・・・早く次を・・・て正直思ってしまったよ。
でもこれもハードロックでありへビィメタルなんですよね~否定なんかはしません・・・ただ好みじゃないだけ・・・それなりに会場は盛り上がってるようですがね。
新しくアルバムが出たらしくその中から数曲演奏してるようです。
演奏時間じたいは30分ぐらいですかね~何かアッという間に終了した感じでした。
次はマリリンマンソンの登場です。
トリかと思ってたけど意外にも二番手での登場ですね~
マンソンだけセットチェンジの時ステージに幕が降ろされました!妙にざわついてますね。幕にはしっかり血のしたるMMのマンソンのロゴが入ってます。
他のアーティストとは別格扱いですね。
マンソン目当てと思われる奇抜な格好した女性がチラホラいますね。
ゴスメイクやコスプレ・・・ほっぺたに口を描いてる人とか様々な人がいます。
やがて場内暗転になりピアノとバイオリンの哀切漂う旋律が流れ出し幕の奥からユラユラ揺れる人影が・・・幕の奥は大量のスモークのようですね。
やがて幕がスパッと落ちるとスモークの向こうから妖しげな出で立ちのマリリン・マンソンが!場内は大歓声で向かえます。
舞台の前に出てきたマンソンの顔は眉から目の下にかけて横一線に赤いラインがかかれてます(遠巻きから見たらウルトラセブンの眼鏡見たい?!)
ややスローなテンポなナンバーからスタートで近くで見るマンソンはやはり不気味と言うか気持ち悪いと言うか・・・強烈なキャラクターですね。
片手に持ってるのは大きなナイフ・・・ナイフの柄の部分がマイクになってるようです。細かい小道具を使ってますね~
前に出てマンソンが歌うと袖からスタッフがでてきてマンソンの後方にスタンドを立てます。
そしてそのスタンドを蹴飛ばすマンソン!また慌てスタッフがスタンドを立て直す・・・なんか意味があるのかないのかよくわからない行動が繰り返されます。
2曲目からいきなり盛り上がりナンバー♪モブシーン!前方はノリノリです 更に映画「マトリックス」のテーマでお馴染み♪ロックイズデッドで皆さん盛り上がり最高潮・・・
時折マンソンが客席に向かって何やら煽るけど反応が・・・盛り上がってない事はないけどマンソンの期待とはやや温度差がある感じですな。
そしたら曲の途中水分補給用のペットボトルを客席向かってほうり投げた!それも高々と滞空時間が長くなるような感じで私の座席付近に向かって舞い上がってきました。
「お~お!きたきた!」とその瞬間場内が暗転に!ペットボトルが宙を舞った瞬間偶然照明のタイミングがたまたま暗転になったようです。
よってペットボトルが消えてしまった格好に・・・「オイオイ、危ないぞ~どこに落ちるかわからんぞ」と思った瞬間 私のお腹にドカ~ンと衝撃が・・・まさかまさかのペットボトル爆弾直撃ですわ!思わず「痛~い!」しかもボトルの蓋はないので中身の水が飛び散ってます。
足元はボトボトです「何すんねん!」前の人がボトルを拾って私にくれました・・・その人の顔は妙にニヤついた感じで私を見つめてます。「このラッキーガイめ!」なんて思ってはんねやろか・・・ボトルの中にはまだ水が残ってます。
とりあえず私の足元にボトルを置いてステージ見てると またまた飛んできました・・・二発目が!こんどは前の座席と座席の間に挟まりまたしても水がジャジャ漏れです。
今度はすかさずマンソンファンらしき女性が飛んできてペットボトルを強奪していきました。
その後またまた飛んできましたが 今度は通路に落下した為、被害はありませんでした。
ツイてるのかどうかわかりませんが メッタにない体験ですね~でも顔面に当たってたら・・・笑い事ではすまないですね。
怒ってるのか?パフォーマンスなのか?微妙なマンソンの態度はまだ続きます。
今度はある歌の途中からステージ中央で歌う時は何と観客に背中を向けて歌いだしました。
ま、曲の内容に関連してそう言う歌い方もあるかも知れませんが、1曲だけでなく後半はほとんどセンターで歌う時は後ろ向いて歌ってます。
そしてまるでやる気が無くなったような態度でマイクを手からステージ下へ滑り落とすように投げ捨てそのまま帰ってしまいました・・・これも東京会場もそんな歌い方だったんならお得意のパフォーマンスで片付くんだが、どうなんでしょうかね?(もし東京会場かもしくはその他の単独公演を見た方が居れば教えてください)
ただこの時の大阪城ホールの観客たちの雰囲気は何かただならぬムードはありましたね。
「怒って帰ったやんか~」ていう声がチラホラ聞こえてきましたからね~
すかさずマンソンコールとともに再登場を催促する手拍子が鳴り響きます!
そしたら縦長の高い演壇のような物に乗って出てきましたよ!マンソンが・・・
片手に何かの教典のような物を持ち何かアピールするような仕草で歌ってます!手に持った教典が突然燃え上がりだしました・・・どんな仕掛けかしりませんが、凝った演出ですな~と言うより機嫌良さそうやがな!
最後はステージ下へ下りて前列のオーディエンスたちに揉みくちゃにされながら歌ってます。
チョイとヤケクソ気味にも見えるんだがね・・・人込みでマンソンの姿が見えません。
気がついたらいつの間にか曲が終わり、マンソンもどこかに消えてしまってた・・・たしかステージ下に居たように思うんだが、どこへ消えた?
そしたら会場も明かりが付いて、訳判らないままマリリン・マンソンのライブ終了!
何か後味の悪いライブだったな~トリじゃないのが気にいらないのかな?
そのマンソンを押さえて2日間に渡って行われたラウドパーク07 IN OSAKAのトリを務めるのがブラックサバス改めヘブンアンドヘルの登場です。
私の前の席がずっと開いてたんですが、トリのヘヴン・アンド・ヘル登場を前にやっとお見えになりました。
足を怪我されてるのか松葉杖をついて来られた小柄な女の人ですが座席周辺が先程のマンソンの暴虐行為によって水浸しになってるために座れません。
係員に座席周辺を拭いて貰ってますが、その係員私にも「お客様は大丈夫ですか・・・?」と聞いて私の足元を覗いたけど 私の足元にはマンソンの投げた蓋のない水が残ったペットボトルが・・・オイオイ!俺が水こぼしたと思われてん違うん?
でもこの人がもしマンソンの時私の前にすでに居てたら身長の事を思えばペットボトルはこの人の顔面直撃やったやろな・・・それ考えたらゾーとしますね。
さていよいよ場内暗転になりヘブンアンドヘルの登場です。
ステージ右端にスポットが当たるや ギターのトニー・アイオミが!そしてスポットが順番あたり奥からボーカルのロニー・ジェイムズ・ディオがでてきた!「ロニ~!」とあちらこちらから声援が飛びます!最初からノリのいい♪“悪魔の掟”からスタート!
いや~ロニーはカッコイイですな 黒ずくめのシャツにパンツと長髪をなびかせ年齢感
じさせない身のこなし!スタイリッシュさの中に色気を合わせもった感じ・・・それでいてMCから伝わるジェントルマンな雰囲気。
それにやはり歌が上手いです!さすが伝説の男ですね。
ビジュアル系のカリスマのマンソンとは対極的な感じです。
2曲目以降も次から次へ繰り出される代表曲の数々・・♪“チルドレン・オブ・ザ・シー”“I”“ヴードゥーの呪い”“失楽園”“ダイ・ヤング”・・・まさに80年期ブラックサバスの完全再現です。
そして現在のバンド名にもなったアルバムのタイトル曲“へヴンアンドヘル”・・・ロニ-が天を指して「へヴンア~ンドッへ~ル!」と叫べばもう大歓声です。
そして場内はイントロの演奏が始まると同時に大合唱です!皆さんよく知ってますわ~
あらためてボーカルのロニーがオーディエンスを煽ります。
「♪オ~オ~オ~オ~!オ~オ~オ~オッオッオッオ~!」みんな両腕を上げての大合唱です。
NYのレディオ・シティ・ミュージック・ホールのライブがまさに大阪城ホールで再現されてます。
やはり2日間に渡って行われたLOUD PARK 07 in OSAKAのトリは彼らでないとつとまりませんね・・・改めてそう感じました。
完璧なライブだったんではないでしょうか?
不満があるとしたら、もう少し演奏して欲しかった・・・てことぐらいですかね(アンコールは無かったな~)
全体的な盛り上がりとしては昨夜の方が盛り上がったように思いますが、ここは器が大きい分空席も多かったこともあり仕方ないかもね。
でもヘヴン・アンド・ヘルには大満足でしたよ・・・見事締めくくってくれました。
帰りロビーのCDコーナーを覗くと本日出演アーティストのCD売ってるけど、ブラックサバス時代のCDは何故か今日のバンド編成じゃない時代のんしか無かった・・・
グッズコーナーでヘヴン・アンド・ヘルのTシャツを迷うも結局買わずに退散しました。
大阪城公園駅の前でまた非公認のグッズを売ってる屋台に人が群がってます・・・ヘヴン・アンド・ヘルやアークエナミ-のタオルが600円で売ってますが、一回洗ったら色落ちるんちがうん?(笑)
そう思いながら駅の階段を上がる私の片手にはあの“マンソンのペットボトル”が・・・少し残ってた“教祖さまの飲みかけの水”は衛生上の関係で捨てさせて頂きました。
貫禄のセットリストは以下の通り
1.悪魔の掟
2.チルドレン・オブ・ザ・シー
3.I
4.ヴードゥーの呪い
5.失楽園
6.ダイ・ヤング
7.へヴンアンドヘル
☆☆☆ 2007.10.23(火) 大阪城ホール アリーナ15列45番(チケットぴあ)
今日は大阪城ホールでの公演というこどで参加アーティストもマリリンマンソンとヘヴンアンドヘルと言う関東公演のヘッドライナーが登場。
昨日のZeppOSAKAとはまた違った雰囲気でしょうね~楽しみです。
今日は会社帰りの為にメタルTシャツではなく背広姿のリーマンスタイルでの観戦。
JR環状線の大阪城公園駅を降りるといつものようにライヴ観戦の人が一斉にドカ~と降り・・・ない・・・オイオイ数えれるほどしか人降りて来ないがな!
今日は何もイベントがないかのような閑散とした空気・・・時間早いとはいえ寂しくないかい!駅から出るとお馴染みのアーティストグッズの非公認露店がポツンと寂しくありました。
会場についたけど人もまばらでグッズコーナーも寂しいな 一応ヘヴンアンドヘルのタオルだけ購入して会場の中へ。
アリーナの15列目なんでよく見えるやろな~と思いつつ中へ入ると あら驚き!ステージ構成がいつもの大阪城ホールと全然違ってる!
大阪城ホールは楕円形をしていて縦長方向にステージと客席を作るんですが 今回は楕円形の横側にステージを作り、客席は横長に広く作ってるではないか?
後方からでも結構いつもより比較的近く見えますね~ で、30列が最後列で、それ以後の席を持ってる人は特設カウンターで新しい座席のチケットと交換させられてます。
多分2階のスタンドの一角だけ人が集まって座ってるので、もしかしたらスタンドに座らせられてるのかも?
そして私の座席は15列だけど前の席は当然14列ですがその前は何故か9列目の表示が・・・10~13列の席はどこに消えた?
恐らくよほどチケットが売れてないのでこう言う事態になったんでしょうね~寂しいね
そうこうしてると本日のオープニングアクトである松本和之(FROM Janne Da Arc )が登場!彼らにとってこの大阪城ホールは大舞台でしょうね~
でも巨大なアリーナにまばらな観客という寂しい雰囲気に戸惑ってるようです・・・演奏が始まったけどスタンディングだった昨日と比べると座席が今日はあるだけに皆ジッと座って冷静に見てる感じ・・・それもガラガラでシラ~とした雰囲気で・・・正直まったく盛り上がってません(キャパ的には昨日ぐらいの方がやりやすいやろね)
そんな場内の雰囲気に演奏してる本人たちも半分ヤケクソ気味に見えてきました。
MCでも「後2曲、まぁ~暇潰しに聞いとってください」って何か昨日のバンドの前向きな姿勢とは対象的にテンションが下がり気味な感じは否めないな~
今日来たお客さんに自分たちをアピールしょうとしてた昨日のバンドと比べたら、ただ演奏してるだけでパワーが全然感じてきません・・・会場の雰囲気もあるでしょうけど、座ってる客を立たしてやろうと言うぐらいの気持ちが欲しいな~と個人的には感じましたね~せっかくのチャンスなのに残念!(数あるバンドの中から選ばれて出てるんだろうから、それなりの実力もあるんだろうけど)
彼らの寂しい演奏の後セットチェンジが行われ、いよいよラウドパーク07in大阪の2日目がスタート!
まず最初に登場したのがアメリカのデスメタルバンドのナイル!
知りませんわ・・・このバンドはデスメタルということで歌い方は悪魔のようなデス声!
ただ全体的な曲調は私の好みとは全然離れています・・・これはいいわ・・・早く次を・・・て正直思ってしまったよ。
でもこれもハードロックでありへビィメタルなんですよね~否定なんかはしません・・・ただ好みじゃないだけ・・・それなりに会場は盛り上がってるようですがね。
新しくアルバムが出たらしくその中から数曲演奏してるようです。
演奏時間じたいは30分ぐらいですかね~何かアッという間に終了した感じでした。
次はマリリンマンソンの登場です。
トリかと思ってたけど意外にも二番手での登場ですね~
マンソンだけセットチェンジの時ステージに幕が降ろされました!妙にざわついてますね。幕にはしっかり血のしたるMMのマンソンのロゴが入ってます。
他のアーティストとは別格扱いですね。
マンソン目当てと思われる奇抜な格好した女性がチラホラいますね。
ゴスメイクやコスプレ・・・ほっぺたに口を描いてる人とか様々な人がいます。
やがて場内暗転になりピアノとバイオリンの哀切漂う旋律が流れ出し幕の奥からユラユラ揺れる人影が・・・幕の奥は大量のスモークのようですね。
やがて幕がスパッと落ちるとスモークの向こうから妖しげな出で立ちのマリリン・マンソンが!場内は大歓声で向かえます。
舞台の前に出てきたマンソンの顔は眉から目の下にかけて横一線に赤いラインがかかれてます(遠巻きから見たらウルトラセブンの眼鏡見たい?!)
ややスローなテンポなナンバーからスタートで近くで見るマンソンはやはり不気味と言うか気持ち悪いと言うか・・・強烈なキャラクターですね。
片手に持ってるのは大きなナイフ・・・ナイフの柄の部分がマイクになってるようです。細かい小道具を使ってますね~
前に出てマンソンが歌うと袖からスタッフがでてきてマンソンの後方にスタンドを立てます。
そしてそのスタンドを蹴飛ばすマンソン!また慌てスタッフがスタンドを立て直す・・・なんか意味があるのかないのかよくわからない行動が繰り返されます。
2曲目からいきなり盛り上がりナンバー♪モブシーン!前方はノリノリです 更に映画「マトリックス」のテーマでお馴染み♪ロックイズデッドで皆さん盛り上がり最高潮・・・
時折マンソンが客席に向かって何やら煽るけど反応が・・・盛り上がってない事はないけどマンソンの期待とはやや温度差がある感じですな。
そしたら曲の途中水分補給用のペットボトルを客席向かってほうり投げた!それも高々と滞空時間が長くなるような感じで私の座席付近に向かって舞い上がってきました。
「お~お!きたきた!」とその瞬間場内が暗転に!ペットボトルが宙を舞った瞬間偶然照明のタイミングがたまたま暗転になったようです。
よってペットボトルが消えてしまった格好に・・・「オイオイ、危ないぞ~どこに落ちるかわからんぞ」と思った瞬間 私のお腹にドカ~ンと衝撃が・・・まさかまさかのペットボトル爆弾直撃ですわ!思わず「痛~い!」しかもボトルの蓋はないので中身の水が飛び散ってます。
足元はボトボトです「何すんねん!」前の人がボトルを拾って私にくれました・・・その人の顔は妙にニヤついた感じで私を見つめてます。「このラッキーガイめ!」なんて思ってはんねやろか・・・ボトルの中にはまだ水が残ってます。
とりあえず私の足元にボトルを置いてステージ見てると またまた飛んできました・・・二発目が!こんどは前の座席と座席の間に挟まりまたしても水がジャジャ漏れです。
今度はすかさずマンソンファンらしき女性が飛んできてペットボトルを強奪していきました。
その後またまた飛んできましたが 今度は通路に落下した為、被害はありませんでした。
ツイてるのかどうかわかりませんが メッタにない体験ですね~でも顔面に当たってたら・・・笑い事ではすまないですね。
怒ってるのか?パフォーマンスなのか?微妙なマンソンの態度はまだ続きます。
今度はある歌の途中からステージ中央で歌う時は何と観客に背中を向けて歌いだしました。
ま、曲の内容に関連してそう言う歌い方もあるかも知れませんが、1曲だけでなく後半はほとんどセンターで歌う時は後ろ向いて歌ってます。
そしてまるでやる気が無くなったような態度でマイクを手からステージ下へ滑り落とすように投げ捨てそのまま帰ってしまいました・・・これも東京会場もそんな歌い方だったんならお得意のパフォーマンスで片付くんだが、どうなんでしょうかね?(もし東京会場かもしくはその他の単独公演を見た方が居れば教えてください)
ただこの時の大阪城ホールの観客たちの雰囲気は何かただならぬムードはありましたね。
「怒って帰ったやんか~」ていう声がチラホラ聞こえてきましたからね~
すかさずマンソンコールとともに再登場を催促する手拍子が鳴り響きます!
そしたら縦長の高い演壇のような物に乗って出てきましたよ!マンソンが・・・
片手に何かの教典のような物を持ち何かアピールするような仕草で歌ってます!手に持った教典が突然燃え上がりだしました・・・どんな仕掛けかしりませんが、凝った演出ですな~と言うより機嫌良さそうやがな!
最後はステージ下へ下りて前列のオーディエンスたちに揉みくちゃにされながら歌ってます。
チョイとヤケクソ気味にも見えるんだがね・・・人込みでマンソンの姿が見えません。
気がついたらいつの間にか曲が終わり、マンソンもどこかに消えてしまってた・・・たしかステージ下に居たように思うんだが、どこへ消えた?
そしたら会場も明かりが付いて、訳判らないままマリリン・マンソンのライブ終了!
何か後味の悪いライブだったな~トリじゃないのが気にいらないのかな?
そのマンソンを押さえて2日間に渡って行われたラウドパーク07 IN OSAKAのトリを務めるのがブラックサバス改めヘブンアンドヘルの登場です。
私の前の席がずっと開いてたんですが、トリのヘヴン・アンド・ヘル登場を前にやっとお見えになりました。
足を怪我されてるのか松葉杖をついて来られた小柄な女の人ですが座席周辺が先程のマンソンの暴虐行為によって水浸しになってるために座れません。
係員に座席周辺を拭いて貰ってますが、その係員私にも「お客様は大丈夫ですか・・・?」と聞いて私の足元を覗いたけど 私の足元にはマンソンの投げた蓋のない水が残ったペットボトルが・・・オイオイ!俺が水こぼしたと思われてん違うん?
でもこの人がもしマンソンの時私の前にすでに居てたら身長の事を思えばペットボトルはこの人の顔面直撃やったやろな・・・それ考えたらゾーとしますね。
さていよいよ場内暗転になりヘブンアンドヘルの登場です。
ステージ右端にスポットが当たるや ギターのトニー・アイオミが!そしてスポットが順番あたり奥からボーカルのロニー・ジェイムズ・ディオがでてきた!「ロニ~!」とあちらこちらから声援が飛びます!最初からノリのいい♪“悪魔の掟”からスタート!
いや~ロニーはカッコイイですな 黒ずくめのシャツにパンツと長髪をなびかせ年齢感
じさせない身のこなし!スタイリッシュさの中に色気を合わせもった感じ・・・それでいてMCから伝わるジェントルマンな雰囲気。
それにやはり歌が上手いです!さすが伝説の男ですね。
ビジュアル系のカリスマのマンソンとは対極的な感じです。
2曲目以降も次から次へ繰り出される代表曲の数々・・♪“チルドレン・オブ・ザ・シー”“I”“ヴードゥーの呪い”“失楽園”“ダイ・ヤング”・・・まさに80年期ブラックサバスの完全再現です。
そして現在のバンド名にもなったアルバムのタイトル曲“へヴンアンドヘル”・・・ロニ-が天を指して「へヴンア~ンドッへ~ル!」と叫べばもう大歓声です。
そして場内はイントロの演奏が始まると同時に大合唱です!皆さんよく知ってますわ~
あらためてボーカルのロニーがオーディエンスを煽ります。
「♪オ~オ~オ~オ~!オ~オ~オ~オッオッオッオ~!」みんな両腕を上げての大合唱です。
NYのレディオ・シティ・ミュージック・ホールのライブがまさに大阪城ホールで再現されてます。
やはり2日間に渡って行われたLOUD PARK 07 in OSAKAのトリは彼らでないとつとまりませんね・・・改めてそう感じました。
完璧なライブだったんではないでしょうか?
不満があるとしたら、もう少し演奏して欲しかった・・・てことぐらいですかね(アンコールは無かったな~)
全体的な盛り上がりとしては昨夜の方が盛り上がったように思いますが、ここは器が大きい分空席も多かったこともあり仕方ないかもね。
でもヘヴン・アンド・ヘルには大満足でしたよ・・・見事締めくくってくれました。
帰りロビーのCDコーナーを覗くと本日出演アーティストのCD売ってるけど、ブラックサバス時代のCDは何故か今日のバンド編成じゃない時代のんしか無かった・・・
グッズコーナーでヘヴン・アンド・ヘルのTシャツを迷うも結局買わずに退散しました。
大阪城公園駅の前でまた非公認のグッズを売ってる屋台に人が群がってます・・・ヘヴン・アンド・ヘルやアークエナミ-のタオルが600円で売ってますが、一回洗ったら色落ちるんちがうん?(笑)
そう思いながら駅の階段を上がる私の片手にはあの“マンソンのペットボトル”が・・・少し残ってた“教祖さまの飲みかけの水”は衛生上の関係で捨てさせて頂きました。
貫禄のセットリストは以下の通り
1.悪魔の掟
2.チルドレン・オブ・ザ・シー
3.I
4.ヴードゥーの呪い
5.失楽園
6.ダイ・ヤング
7.へヴンアンドヘル
☆☆☆ 2007.10.23(火) 大阪城ホール アリーナ15列45番(チケットぴあ)