長期の出張などが続きなかなか今週は映画行けてません。
北海道に出張の折り富良野で空き時間があり、すぐ近くに高倉健主演の「鉄道員」のロケ地がありオープンセットがそのまま残されているとのことなんで行って参りました。
「鉄道員」は見ましたが特に思い入れがある訳ではないけど、ま~暇潰しに見にいきました。
↑幾寅駅の表は幌舞駅のまま残されてます
バスの降りた道の駅南ふらのから歩いて約10分、表通りから一本中に入った所にJR北海道の根室本線の無人駅である幾寅駅がありその駅が劇中の舞台となる幌舞駅として使用されたようです。
その駅前は広い広場・・・と言うより空き地?見たいになっていて、その広場を囲むようにセットが並んでます。
幌舞駅の外観セットに電車の車両、食堂と理髪店のセットがガランとした空間に並んでます。
↑セットは全体的にこんな感じ・・・全盛期はバスが並んだんでしょうな~
聞けば公開当初は相当な観光客がバスで乗りつけたようですが、この広場はバスの駐車場になってたかも知れませんね。
しかし今はブームが去り、見学に来てるのは私一人・・・広いオープンセットには風の音と雰囲気を盛り上げる為にスピーカーから虚しく聞こえる鉄道員の主題歌だけです。
↑レアな健さんのサイン
幌舞駅のセットに入るとその奥には撮影当時の撮影風景のスナップ写真や出演者のサイン色紙や衣装などが展示されていて、ちょっとした「鉄道員」博物館見たいになっています。
その奥は実際の駅として今でも使われてる幾寅駅になっていますが外観は映画の舞台である幌舞駅のまま残されてます。
その斜め向かいに同じく撮影に使われた列車が置いてあり(と言っても長さが半分しかないけど)その中にも数点のスチール写真が展示されております。
そのすぐ横にだるま食堂があり、説明ボードによるとここで志村けんの喧嘩シーンなどが撮影されたようです。
でも中には入れないような感じ・・・ま、入る気もないですがね~
その向かうにも平田理髪店のセットもありましたが、やはりメインは駅のようですね。
駅の中では子供時代の広末涼子が高倉健と出会ったシーンを撮影されたセットもありました。
実際に駅として使用されてる為に列車を利用する人が時々出入りするぐらいのような感じですが、休日なんかはもう少し見学者で賑わってるのかな?
でもバスガイドさんは最近は滅多に行かなくなったと言うてたから、やはり廃れてるのかもね・・・
ノスタルジックな映画の世界に浸れるかも知れないけど、周りの空間が広いので何となくガランとした寂しさが印象に残りました。
↑ホームから見た駅の裏側
近くに情報センターがあり、こちらにも「鉄道員」関連の展示物があるそうです。
所在地は北海道空知郡南富良野町字幾寅