MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.096 「南極料理人」 (2009年 125分 ビスタ)

2009-10-02 23:46:18 | 2009年劇場鑑賞
監督 沖田修一
出演 堺雅人
   生瀬勝久
   きたろう



今日は月一回の映画の日という1000円で映画が見れる日です。
だいたい毎月1日がその映画の日なんですが、私の休みとはなかなか上手く合わないいんですね。
で、この10月1日は久々に私の休みと映画の日が合ったので千日前の敷島シネポップへ行って参りました。
鑑賞する映画が「南極料理人」という映画で、当初は鑑賞予定ではなかったのですが、ラジオ等で評判を聞き見てみることにしました。

さすが映画の日ですね~人気作ということもあり、場内は平日の夕方にしてはなかなかの入りですね。
後方のスタンド席はほぼ満員です。

(あらすじ)

西村(堺雅人)は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。
妻(西田尚美)と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。
基地では雪氷学者(生瀬勝久)をはじめ、雪氷サポート隊員(高良健吾)らが彼の料理を心待ちにしており……



南極と言う極寒の場所の基地の中で繰り広げられる日々の様々な出来事・・・過酷な勤務がそこにはあるんだが、この映画はそんな労働などはほとんど見せず、主に食事のシーンを中心とした基地内でのぐうたらした雰囲気が描かれます。
そこに描かれるのはホッコリとした暖かい人間臭いドラマ。
時にはいざこざもあるけど、所詮は8人しかいない氷の世界のこと・・・毎晩医務室がバーに変身し、マスターならぬドクターが作る涙忘れるカクテルを飲めばすべて忘れてワイワイと楽しそう・・・

飲料水は自分たちで作り、日本への国際電話は1分740円!
しかも南極にはバイ菌が居ないので風邪は引かないなど・・・へ~!と思うような事柄がさりげなく出てくるのも興味深かったですね。
またNHKの体操番組のレオタードのお姉さんにおおお~と興奮するオッサンたちの可愛らしいこと!
でも本当はそれぞれ日本では現実的な生活があり、そこには悩める事柄もある。
しかし8人のオッサンたちは一種の家族のようで、皆が寄れば現実の家庭とまた違う温かな空間がそこに・・・こういう関係があるからあの極寒の土地で何百日も頑張れるんでしょうね。



嫌味のないキャスティングの妙がまたその雰囲気を際立ててます。
8人とも見事にハマったキャスティングだと思います
またこの映画の見所は堺雅人が作る料理の数々!おにぎり一つ取っても美味しそうに描かれてます(なんでもレシピ本まで出てるらしい)
中には伊勢エビフライという、こんな調理法では食べたくないようなんも出てきますが・・・でもチョイ興味あるかな?
空腹でこの映画を見ると数々の料理の前でついついお腹の音がなりそうですね。
この映画を見て何を食べたくなったかというと・・・やはりラーメンですかな~
でもあの食材はどれだけ備蓄してるのかな~?



☆☆☆☆ 2009.10.1(木) 敷島シネポップ3 16:40 E-8