MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.041 「華麗なるギャツビー」(2012年 142分 シネスコ)

2013-07-16 00:13:50 | 2013年劇場鑑賞
監督 バズ・ラーマン
出演 レオナルド・ディカプリオ
   トビー・マグワイア
   キャリー・マリガン



この日の2本目は公開されてなかなか見る機会の無かった作品
かつてロバート・レッドフォード主演で公開された作品のリメイク・・・て言うか原作があるので、その原作の何度目かの映画化って所です
鑑賞前にロバート・レッドフォード主演の「華麗なるギャツビー」をCSでしてたので見てきました

(あらすじ)

ニック(トビー・マグワイア)が暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。
ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になる。
どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。
やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ・・・



原作は読んでないし、映画化作品もロバート・レッドフォード版しか見てないから、その作品と比べる事しか出来ないですが大体今回の作品も大筋はほぼ同じですね
ただ決定的に違うのはパーティシーンですね~時代設定は同じ1920年代だけどJAY-Zのラップを筆頭に絢爛豪華なセットや衣装にダンスミュージックが時代考証を超越してガンガンかかりまくる
音楽が使い方が上手なバズ・ラーマン監督の真骨頂か・・・「ムーラン・ルージュ」なんかもそう言えば劇中の時代とは正反対のマドンナやポリスと言った80Sサウンドがアレンジされてたね

トビー・マグワイア扮するニックを狂言回しにギャツビーとデイジーの悲恋にデイジーの夫、その愛人、その夫・・・と言うように男と女が交差する悲しいドラマが展開していきます
誰もが嘘をつき、真実を知った者は傷ついていく・・・そんな大人たちの愛と欲望のドラマを現代風の音楽に乗せて送る
でも庶民に理解しがたい生活を送るこの主人公たちにはあまり見ていて共感は出来ません(笑)
でも派手な舞台を見てるようで結構面白かった



ギャツビー役のディカプリオは悪くはないと思うが、旧作のロバート・レッドフォードの方がその昔ながらのハンサムな顔立ち
が気品らしさを感じる分、現代的なイケメンのディカプリオの方が比べると少し違和感あり・・・
ま、先に旧作を見たからそう思うのだろうけどね




★★★★ 2013.7.11(木) MOVIX八尾 シアター10 21:25 D-10