お正月映画をは早くも見てきました
お馴染みアガサクリスティー原作の代表作
73年版もリアルタイムで見てまして、ついでにテレビ版も見ました
原作を中学生の時に読み最近改めて読み返したらやはり面白いです
しかし映像化となるとあまり動きがない分、映画としてはどうかな?と思います
ましてこの現代にオリエント急行殺人事件をロードショー系の大スクリーンでしかも正月映画
知らない人は意外と地味なドラマに驚いたかも?
原作も73年版も地味でしかも殆ど事件の後は取り調べシーンで会話劇のような感じになります
今回はポワロに軽いアクションをさせたり(笑)
して、多少動きは原作よりも付けてますが、大筋は原作通りに進行します
ただ取り調べシーンはとてもざっくりした感じで原作だけでなく73年版と比べても結構端折ってます
ストーリーの要点だけの部分をまとめた感じで、犯人の犯行に及ぶ動機や大胆なトリックの必然性などが少し弱く感じてしまい残念
こうなると役者たちの演技力が肝心になってます
ジョニーデップの悪党ぶり、ケネスブラナーの新たなポアロ、最初わからなかったミッシェルファイファーなどなどクリスティー映画はやはりオールスターキャストでないとね
さてケネスブラナーのポアロはシリーズ化されるのでしょうか?
ポアロのイメージにしては大柄な感じだし
またヒゲがまるでコントみたいに見えてしまうのが微妙です
★★★ 2017.12.8(金) アポロシネマ スクリーン1 21:05 F-20