コロナウィルス蔓延でちょっと映画鑑賞が疎かになっていて、しかもアポロシネマがレイトショー取りやめ中もあり、ちょっと劇場から遠ざかってます
見たい映画が多々あるのにね
そんな中、日本映画専門チャンネルで放送されたこの作品
昔、ビデオ化されたきり、DVDなどソフト化になってないカルトな作品
差別的な描写が多々ある作品なのでこれからも難しいかも?
貴重な映画を見た心境でした
草むらを逃げ回る物体
それを追い回す人間…猪か豚かとおもいきや何と老婆!
演じる五月藤江さんの超怪演がこの映画ワンランクあげてます
山奥ので行われる奇祭
生娘を誘拐しその血で刀を打つ
99本目の刀となるハズが老婆が誘拐した生贄の女は処女で無かった為に刀作りが失敗に終わる
…何とか刀を完成させたいの長老は警察署長の美しい娘に狙いを付けて…と言うあらすじだが、この山奥の民と山の外の村人達との確執や人間扱いされないの老婆への仕打ちなどは放送コードの引っ掛かるとこですね
主演は若き日の菅原文太
颯爽との警察官を演じ、恋人でもある警察署長の娘を救うべく警官隊を率いて山狩りをしながら山奥のに突入していく
民達は弓矢やナイフなどで攻撃してくるが、文明人?の警察は拳銃などで応戦
威嚇射撃の命令で一世に威嚇で撃ったら早々に民に命中するのは笑わす(笑)
昭和の時代の如何わしさも感じさせるカルト映画の佳作
珍作に見れるが、悪役的な民達の姿がどこと無く悲しくも見える
山奥の中で独自の生活をし、村人達からは変人や人間扱いされないところは当時の倫理的なテーマが見える
しかし老婆の五月藤江は怖い形相でさすが化け猫で一斉を風靡しただけある