久々に梅田に遠征!
新テアトル梅田にやってきました
シネリーブル梅田からテアトル梅田になって初登場
見た作品が話題のアニメ「ロボットドリームズ」
アカデミー賞ノミネートにもなった作品で結構良いらしい
て事で梅田にやってきました
孤独な日々を送るドッグ(犬)が、テレビで見た友達ロボットの通販を見て即購入し、自ら組み立てて共に過ごすことになる
毎日のように散歩したり、一緒に踊ったりスケボー楽しんたり、2人は親友として楽しい日々を過ごす
夏のある日海水浴に出かけたがロボットが海水により、錆びついてしまい砂浜から動けなくなる
ドッグは何とか動かそうと試みるが上手く行かず、やがて海水浴場は閉鎖され、1年後の海開きまで会えなくなってしまう…
時間が流れお互いにそれぞれ違う友達が出来て新しい生活が始まるが…
この作品は犬とロボットが主人公で描かれる
出てくるキャラは全て何らかの動物またはロボット…全て非人間で描かれる事で見る側は色々と当てはめて考えて見れるんですね
私は終始切なさを感じながら見てました
ドッグとロボットをどうしても男女として見てました
これ見る人によっては違うかも?
閉鎖された海水浴場から何とかロボットを救おうとするが、結局来年の海開きの日まで待つと言う決断するドッグ…待つんやねー
たしかに工具持って砂浜の柵を破ろうとしたり、役所に掛け合ってるするが1年待つ決断をする
この辺は見る人に寄って色々考えるでしょうね
私なら陸地がダメなら海から行きゃ良いのにと思ったが(笑)
砂浜に倒れたままのロボット
時々夢をみる
いずれも何らかの形で砂浜から抜け出し、ドッグの元に帰るがすんなりと会えない現実にハッと夢から覚める
そしてドッグはまた日々孤独な生活に戻っていく
しかし月日の流れと共に
お互いに相手が居ない世界にも色々と出会いがある事を知って行く
ロボットは片足を穴の開いたボートの穴埋めで外されたりすると言う酷い目に会ったりしながらも、ある日やって来た小鳥に脇のとこに巣を作られて、仲良くなりヒナたちが巣立ちまで見守る事に癒しを感じ、ドッグは日々の生活の中で雪だるまと友達になりボーリングを楽しんたり、凧揚げしてたらスポーティな女子と知り合い連絡先を交換して束の間日々を過ごす
この互いが置かれた環境に準じて生きて行く姿はまさに人間的な世界ですね
お互い相手を思いながらも日々の生活に流れていくのは我々の姿に映ってました
非人間キャラで描かれるから余計にそう感じたかも知れません
1年後やっと砂浜に行けばロボットの姿は無くとぼとぼ引き上げるドック
ロボットは廃品回収に回され、そこて、また新たな出会いと共に新たな友達とロボットの次の生活が始まり、ドックもロボットの事を心に引きずりつつ、新しい中古のロボットを購入し、新たな生活を楽しく送る…そしてそれぞれが新しい環境の生活に馴染んだ頃、ロボットが偶然にドッグを見つける…
この作品はここでロボットの取る決断がハイライト
人によって解釈が色々あるかも知れませんが、なかなか色んな意味で深く、自分の欲や幸せ、または相手の幸せを考えると様々な考え方が出来ます
切なくとも前向きになれるラストシーン…そこにアースウィンド&ファイヤーのセプテンバーがズルい使われ方(笑)
2人を繋ぐキーソングとして使われて歌詞が2人の心情にピッタリで効果的ですね
ドッグとロボットの最初の生活部分が短くて、もう少しじっくり離れるまでの交流を見せてくれたらと思ったが、終わって見れば離れ離れなってからのがドラマの主題なんですね
序盤はドッグが主人公かと思ったが終盤はロボットからの目線に思えました
題名がロボットドリームズ言うくらいやしね
ディズニーやピクサーでもないし、CGアニメや精巧な作画でもなく、むしろ素朴なタッチが良い味出してる
セリフが一切無いけど、102分間退屈することもありませんでした(そこが1番懸念してた)
人間に当てはめると見る側にも色々考えさせる作品で良かったです
初体験のOdessaシネマは効果がこの作品に関しては良くわからんかった
最初のOdessaのロゴが出るデモ映像は立体的な音だったが…映画によるんでしょうなー
★★★★ 2024.12.13(金) テアトル梅田 Odessaシネマ1 20:15 F-13