
監督 クリント・イーストウッド
出演 トム・ハンクス
アポロシネマで鑑賞
実際にまだ記憶に新しい飛行機事故の映画化作品
日本でも当時大きく報道されていて馴染みなある事故なので興味津々て見てました
クリントイーストウッド監督、トムハンクス出演と豪華なコンビでの作品ですが、さぞかし長尺な作品かと思えば意外にも96分!
まるでスティーブンセガールの映画のような上映時間にびっくりと同時にちょっとホッとした(笑)
しかしさすがクリントイーストウッド監督ですね
余分なサイドストーリーなど贅肉をそぎ取り、事故と公聴会のシーンにサリーと言う機長の心情を絡めて描き淡々とした中に重厚な雰囲気があって良かったです
クライマックスの公聴会のシーンは実際に基づかれて描かれてるのかどうか知りませんが、コンピューターと人為操作による事故再現シーンはまさに映画的なシーンだなーと感じました
しかしこの事故は見事にハドソン川に着水し全員無事に生還したから機長もヒーローと呼ばれ奇跡と言われるが、もし着水失敗、乗員乗客全員死亡となれば、悲劇と同時に機長はハドソン川に着水を選択した時点で狂人扱いされてたかも知れず、まさに奇跡と悲劇、英雄と悪魔は結果次第で紙一重である事を感じさせてくれました
★★★★ 3016.10.7(金) アポロシネマ スクリーン5 21:05 F-12
本来、イーストウッドのレベルになると無駄が省けてくるので短くまとまるのが普通なんやけど、今の巨匠たちの作品は長いんですよね・・・。
映画的に面白いのはさすがイーストウッド。
しかし濃密な96分でしたね
さすがイーストウッド監督!