有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

オオバウマノスズクサ

2019年05月09日 | 山野草

何度見ても変わった形の花です。


ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性多年草で、関東以西~九州に分布。
背景に写っているのは蕾です。


名前の由来は花ではなく果実の姿からですが、残念ながら未だ果実を見た事が有りません。(^_^;)
花が蔓に連なって咲きます。


ウマノスズクサ3兄弟を右側から。


左側からも。(^_^;)


別の花も撮ってみました。


サキソフォンのような形は、食虫植物のウツボカヅラに似ていますね。
ハエが好む臭いを出してるそうですが、嗅いだ事は有りません。
花に虫(ハエ?)がとまりました。


花の中に入ろうとしてます、しかしこれが罠なんですね。
食虫植物ではないので、食べられる事は有りません。
ただ、一旦入ると一日ほど出られなくなる仕掛けになっています。


雌性優先の花で虫が入った時は雌蕊しかなく、虫が花粉を着けていれば受粉が行われます。


一日閉じ込められてる間に雄蕊が姿を現し、花粉を着けて外に出られるようになります。


透過光で葉が輝いていたので撮ってみました。
開き掛けで、花の形が歪だったのがちょっと残念。


次回はチゴユリの花、他を。

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