エンシュウムヨウランを撮りに行った序に、葦毛湿原に咲いてた花達を。
この時期は何と言ってもこれ、湿原内に咲くトキソウ(朱鷺草)です。
ラン科トキソウ属の多年草で、北海道~九州の日当たりの良い湿原に生育します。
名前の由来は、薄いピンクの花の色が鳥の朱鷺(トキ)の羽の色に似ている事から。
46都道府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定され、愛知では絶滅危惧ⅠB類指定種。
唯一東京が絶滅となっていて、環境省が準絶滅危惧種に指定しています。
こちらは湿原周辺に咲いていたハンカイソウ(樊噲草)。
キク科メタカラコウ属の多年草で、静岡県以西~九州に分布。
草丈50~100cm、花の直径8~13cmと、在来の花では大型。
和名の由来は豪壮な姿を、中国の前漢の武将(樊噲)に見立てたと図鑑に有りました。
その武将にアゲハチョウが訪花。
クロアゲハ(黒揚羽)だと思います。
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科で、前翔長45~70mm。
撮った時は飛び去っては戻りと思っていたのですが、↓を見ると別の蝶のような?
もしかしてオナガアゲハ?後翔が尾に見えるだけの様な気もします。
湿原周辺に僅かに残っていたタツナミソウ(立浪草)。
今年はオカタツナミソウ(丘立浪草)を見そびれてしまったようです。
昼食を摂り、別の山裾に移動しましょう。
この日もインスタント焼きそばでした、冷蔵庫に1枚だけ残っていた豚のロース肉を入れて。
今回は付属のソース味にしましたが、1/3しか使いませんでした。
次回は移動先の山裾の花を。