有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

セキヤノアキチョウジはまだ早かった

2020年10月22日 | 山野草
山中に分け入るのを控えているので、楽に見られるアキチョウジを見に行きました。
目的の花まで、車止めから林道を500mほど行った所です。
途中に咲いていたヤブマメ(藪豆)。

花冠は白色で旗弁が淡青紫色、マメ科の花としては細長い感じの花。
この青紫色が好きなんです。

ムベ(郁子)の実が生っていましたが、食べませんでした。 


林道脇の大きな茸、勿論採りません。(^^;) 

ゲンノショウコ(現の証拠)も咲いていましたが、相変わらず白ばかり。

 マユタテアカネ(眉立て茜)がお出迎え。 

名前のように顔に眉毛のような紋が有ります。 

ここではヒキオコシ(引き起こし)が咲き始めたばかり。 

ヒキオコシに居たアブのお腹が陽に透けていました。
肉眼では、お腹のオレンジ色がもっと輝いて見えたのですけど。

お馴染みのイチモンジセセリ(一文字挵)も。 

シュウブンソウ(秋分草)の花は終わってました。 

沢沿いなのでミゾソバ(溝蕎麦)も咲いています。
 

目的地に到着、お目当てのセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)は・・・。
殆ど咲いてませんでした。(>_<)
僅かに咲いてた花です。

シソ科ヤマハッカ属の多年草で、関東~中部地方の山地の木陰に分布する日本固有種。 

花は長さ約20mm、幅5~6mmの唇形。 

花柄が10~25mmと長いのが特徴。(アキチョウジは10mm以下) 

箱根の関所付近で見付かり、秋に咲き、花の形が「丁」の字に似ている事が名前の由来。
木陰を好む花ですが、ここは木陰にしては暗過ぎる場所です。
SSが上がらず手ブレと画質が悪くなって困ります。(↓はISO3200、SS1/60)

まだ小さな蕾ばかりだったので、再訪しようか迷ってます。
他の花も見に行きたいので、時期的に再訪する余裕が・・・。(^^;)
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