有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

初めてのコシオガマ

2020年10月25日 | 山野草
林道から尾根に出ると、南アルプスが見えました。
多分右が間の岳(3190m)、左が塩見岳(3052m)かと。

↑の右に少し離れて荒川岳(左端3141m)、赤石岳(右端3120m)のはず。(^^ゞ
デジズームなので画質が悪いです。

マツムシソウ(松虫草)が咲いてます。

少し前に沢山居た蝶は殆ど見られず、ウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)が一頭居たのみ。
この花にとまったままで、10cm程に近寄っても動きませんでした。

尾根から下ると、また一花だけのホトトギス(杜鵑草)が。

さてこれは何菊でしょう?

キク科のようですが、葉に鋸歯が有りません。
花弁に薄っすら青が入ってるので、ノコンギクのような気もします。
しかし花弁(舌状花)が短く、丸みを帯びてるので違うような。


そして初めての花を見付けました、それはコシオガマ(小塩竈)です。

ハマウツボ科コシオガマ属の1年草半寄生植物で、北海道~九州に分布。

残念ながらたった一株だけですが、みたいと思いながら見付からなかった花です。

所々にアケボノソウが咲いていました。
↓は全て5花弁の曙草。

これも5花弁ですね。

これは4花弁。

これも4花弁ですが、蕾を見ると右端は5花弁、中央と左は4花弁のようです。

流れに居た沢蟹を入れて。

これも流れの中に居た沢蟹、水の揺らぎでクッキリ写りませんでした。

三つの目的の花の内、ホトトギスとコシオガマの二つは見られました。
残念ながら三つ目のヤマホトトギスは見られませんでした。
次回は山裾の花を。
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