有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

ちょっと尾根を越えて

2022年05月10日 | 山野草
田圃の横から山道に入り、100m程登って尾根を越え、林道に出て戻る。
ここのところ膝の調子が良いので、ちょっと負担が掛かりますが行ってみました。
登り始めて直ぐに咲き残りのハルリンドウ(春竜胆)が。

これも咲き残りのツクバネウツギ(衝羽空木)。 

コゴメウツギ(小米空木)は今が盛り。 

小米の名の通り小さな花。

小高い所に咲いていたのはズミ(酸実)の花、別名コナシ(小梨)とかコリンゴ(小林檎)。

 バラ科リンゴ属の落葉小高木で北海道~九州に分布、陽当たりの良い林縁や湿地に自生。
リンゴ栽培の初期に台僕として使われたとか。

蕾~咲き始めは赤味を帯びますが、完全に開花すると白くなります。 

果実が酸味が強いので「酸っぱい実」→「ズミ」となったようで。(他説も有り)
逆光で木漏れ日を撮ってみましたが、光を気にし過ぎて花の事を忘れてました。(^^;)

遠景を入れて。

↑の背景の尾根の向こう側も撮っておきましょう。 

パノラマ画像も撮ってみました。

尾根に咲いていたマルバアオダモ(丸葉青梻)。 

これも残り花です。

木は他にも有りますが、花が残っていたのはこの一本だけ。 

先日も載せたタチドコロ(立野老)の雌花。

タチドコロの雄花に良く似たオニドコロ(鬼野老)の雄花。
雄蕊3本に仮雄蕊3本(タチドコロは雄蕊6本)。

道筋にキンランが点々と咲いてたのでまとめて。

少し南の方では既に終わってるようですが、こちらではまだ咲いてました。 

キンランはこちらではあちこちで見られます。(群生は殆ど無い) 

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定に対し、愛知では準絶滅危惧(NT)指定です。
こちらでは滅多に見られないギンランが環境省にも県にも指定されてないのが不思議。
知らない所で沢山咲いてるのかなぁ?

山道から林道に出て戻ります、明日は林道に咲いてた花を。
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