有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

花を見ながら下ります

2022年05月11日 | 山野草
林道を花を見ながら下ります。
湿った所にこちらでもまだハルリンドウ(春竜胆)が咲き残っていました。

水溜りの水面の煌めきを入れて撮っていると。 

突然リンドウに虫がとまりました、少しアップにして。 

これも少し湿った所に咲いてた花、多分ズミ(酸実)だと思うのですが・・・。
昨日載せたズミの花とは花弁の幅がかなり細く、違う花のように見えます。
枝が絡み合った中に咲いていたので、離れた所から枝葉の間を縫ってズームで撮ってます。

フモトの民家が近くなった頃、そろそろ終盤のカマツカ(鎌柄)を見付けます。 

背景にヤマツツジ(山躑躅)を入れられたので撮ってみました。 

更に民家が近くなった時、小さな沢沿いの対岸に大きな白い花が咲いてました。
カザグルマ(風車)です。

キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木で、本州~沖縄に分布。 

花の寿命が短く、開花したばかりでないと奇麗な花は撮れず、直ぐに画像のように傷んで来ます。 

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧ⅠB(EN)類指定種。
対岸なので対照君は使えず、花の直径約10cmの大型の花。(花弁に見えるのは萼片)
蕊を拡大して撮ったら、ハナムグリ(花潜)とその下に小さな蜘蛛が居ました。

さて最後は今回の本命の一つのヤマサギソウ(山鷺草)。 

ラン科ツレサギソウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

残念ながらまだ開花してなく、蕾の状態が3株有りました。 

2株は花茎が伸びてました、1株はまだ小さかったです。
蕾ですが対照君を入れて。


環境省は指定してませんが、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。 

あっちからこっちから撮っていたら、開花した花が有りました。 

↑の中央付近を拡大してみました。
蕾の下部が垂れ下がり、開けた口の顎が外れたような状態に。
開花はしてましたが、花の中は上手く撮れてませんでした、残念!

連休中は何かと用事が有り、あまり花を撮りに行けませんでした。
次回は連休最終日の午後から行った湿原の花でも。
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