有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

林道を歩いて(1)

2022年05月19日 | 山野草
林道に咲く絶滅危惧種を見に行きました。
途中の道路端に咲いてたナヨクサフジ(弱草藤)、残念ながら帰化種です。

在来種のクサフジを探してるのですが見付かりませんねぇ、ナヨクサフジばかり。(T_T)
花はほぼ同じで見分けは白矢印、萼筒の先端が花柄から突き出るのがナヨクサフジ。
クサフジは萼筒の先端に花柄が着きます。

畑の畔には花の終ったメドゥーサ状態のノビル(野蒜)。
ネギ属なので鱗茎が食用になります、味噌か酢味噌を付けて生で食べるのが好き。(^^)

林道に到着、直ぐにヒメジャノメ(姫蛇の目)がお出迎え。 

近寄っても逃げないので上から撮ってみました。 

こちらは別の個体、羽化したばかりなのか近くに沢山居ました。 

川も池も無いのにアサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)♀が。
このトンボ山中でも沢山見ます、ヤゴは水生ではないのでしょうか?
それとも羽化してから山中に移動するのか?

ヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)がいたる所に居ます、小さな蝶を見付けたらほぼこの蝶です。 

ナルコユリ(鳴子百合)、いやアマドコロ(甘野老)かな?
葉は幅が広くアマドコロ、しかし茎は丸く稜がないのでナルコユリ?
どちらもキジカクシ科アマドコロ属の多年草で北海道~九州に分布。

コナスビ(小茄子)。 

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で全国に分布。
となってますが、これがオカトラノオ属???

またまたヒメジャノメ、ヒメウラジャノメの次に良く見ます。 



マルバウツギ(丸葉空木)はほぼ終わりで実が生り始めてました。 

コゴメウツギ(小米空木)も終盤です。 

なんだか季節があっという間に過ぎてく感じ。 

そう言えば、あと一月もすれば夏至なんですよね。 

つい先日咲き始めたと思ったウツギ(空木)も既に色褪せて来たような。 

春の花から夏の花へと変わり、今月末にはホタル、そしてササユリ(笹百合)の季節へと。 

そんな事を思いながら林道をのんびり歩きます、続く・・・。
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