有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

ヒトリシズカ再び

2024年04月04日 | 山野草
前回見に行った時に僅かしか咲いてなかったヒトリシズカ(一人静)を再訪しました。
先週行く予定でしたが雨で行けず、2週間経ってしまったので終わってしまってるかも。
沢の入り口にはアケビノ(木通)の花が沢山咲いてました。
木通の小葉は普通5枚なのに、偶然撮った↓の葉は7まいでした。
花は総状花序に雄花と雌花が付きますが↓は雄花ばかり、雄花ばかりの花序が多いとか。

こちらは雌花の有る花序、一番右が雌花でその左奥が雄花、更に左が雌花でその奥は雄花。 

逆光透かし撮りをした花序も雄花ばかりでした。 

立坪菫が沢山咲いてます、2週前は殆ど見られませんでした。 

2週前には無かったスルガテンナンショウ(駿河天南星)も。 

サトイモ科テンナンショウ属の多年草で東海地方に分布する日本固有種。
沢沿いにも沢山咲いてました。

テンナンショウ属は多数有り、スルガは仏炎苞の中の付属体の先端が膨らみ前傾します。
失礼して仏炎苞をめくり付属体を撮らせてもらいました。

気温が上がったのでヤブレガサ(破れ傘)は小さなものまで葉が開いてます。 

葉が開いてしまっても食べられるのかな? 

ホウチャクソウ(宝鐸草)の蕾、今週末には咲き始めそうです。 

お目当てのヒトリシズカの場所へ、思った通り来るのが遅過ぎて葉がすっかり開いてました。
以下の画像を良く見るとまだこれからのも有りますけど。

ヒトリシズカと言えば葉が花を包んでる画ですよね、残念無念。(T_T) 

前回来た時は3株程しか有りませんでしたが、今回はあちこちに点在してます。 

ここには大株は無く大きくても数本、他は本当にヒトリや2~3本。
倒木の横から。

昨年6月の大雨で土砂が出て、一部埋もれてしまった所も有りました。 

もう少し大株が有ると見栄えが良いのですけど、またそんな所探さないといけません。 

この日一番かたまってたのがこれ、全部写ってませんが6本有りました。 

白い糸状が雄蕊で雌蕊の子房に3個付き、内2個に葯が付きます。(画像では見え難いです) 

これでは一人静の雰囲気が出ませんね。(^^;) 

随分先の話ですが来年は良い状態の花を撮りたいものです。(^^ゞ
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