有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

湿原周辺の花

2024年04月10日 | 山野草
何時もの湿原に行きました、今日はその周辺に咲いてた花を。
目的はメギ(目木)の花。

メギ科メギ属の落葉低木で東北南部~九州に分布。 

葉の間から前ぼかしで撮ってみました、枝には鋭い棘が有ります。 

茎や根を煎じて目薬にしたのが名前の由来。 

別名「小鳥止まらず」、棘が多くて鳥がとまれない事に由来。 

花の直径は約6mm。 

朝露の付いたサルトリイバラ(猿捕茨)の蔓。 

花も咲き出してました。 

サルトリイバラ科(APG分類)シオデ属の落葉蔓性低木で北海道南部~九州に分布、雌雄異株。
朝露の着いた雌株の雌花、雌蕊3本。

釣り鈎のような曲がった棘が有り、この棘に掛かると猿も逃げられない事が名の由来。
こちらは雄株の雄花、雄蕊6本。

雄株の雄花、下の流れを入れたかったのですが、ボケ過ぎてしまいました。(^^;)
別名サンキライ(山帰来)、山で病気になった人がこの実を食べて無事戻った事から。

シュンラン(春蘭)の大株、葉が邪魔で花が撮れず。
ラン科シュンラン属の多年草で北海道南部~九州に分布。

仕方ないので別の株の花を。(^^)

こちらはホソバシュンラン(細葉春蘭)らしき株。
↑のシュンランより明らかに葉が細いです、しかしホソバの葉の幅は統一されてないようで。
葉幅が3mm以下とか5mm以下とか、↓の葉幅を測ってないので「らしき」としました。
ホソバシュンランは高知と徳島でしか確認されてないようなので違うかも。
でも普通のシュンランより明らかに葉が細いです。

花も側萼片の幅が春蘭よりも狭いようですが、普通のシュンランと比べて・・・です。(^^ゞ 

↓はまた別の普通のシュンラン、う~ん良く分かりません。 

フモトスミレ(麓菫)も咲き出してました、濡れてるのですが画像では分かりませんね。 

葉柄と花柄が異常に長いマキノスミレ(牧野菫)。 

別のマキノスミレ。 

ニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)、花弁に露が着いてたので撮ってみました。
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