有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

一気に咲いたウラシマソウ

2024年04月05日 | 山野草
この時期田園地帯を行くと見慣れた花々が咲いています。
定番のタンポポ(蒲公英)。

総苞外片、内片共に角状突起が有るのでトウカイタンポポ(東海蒲公英)ですね。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)に押され減少傾向です。

珍しくヒメウズ(姫烏頭)が明るい所に、しかもやや上を向いて咲いてました。 

タチツボスミレ(立坪菫)はいたる所で見られます、ちょっと透かし撮り気味で。 

横から距も撮ってみました。 

赤味の少ないタチツボスミレ、色は変化が多いようで。 

今期初見のウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)。
シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科、前翅長20~27mm、本州~沖縄に分布、成虫で越冬。

最近あまり見なくなったニホンアマガエル(日本雨蛙)。 
昔は家の周りにも居たのですけど・・・。

アマガエル科アマガエル属、2~4cm、北海道~九州に分布。 

ニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)、スミレ科スミレ属の多年草で全国に分布。 

タチツボスミレより色が濃く花弁が丸みを帯び重なる部分が多く、中心の白い部分が目立つ。 

知らぬ間にヤマザクラ(山桜)が咲いてました。 

バラ科サクラ属の落葉高木で宮城・新潟以西~九州に分布する日本固有種。
花は直径25~35mm、白色~淡紅色、展開時の葉は褐色、花は葉の展開と同時に咲きます。

浦島太郎がなの由来のウラシマソウ(浦島草)が一気に咲き出してました。

サトイモ科テンナンショウ属の多年草で北海道南部~九州に分布する日本固有種。 

テンナンショウ属なので先日のスルガテンナンショウと同じく仏炎苞の中に花が有ります。
仏炎苞から伸びた長い付属体を浦島太郎の釣り竿又は釣り糸に見立てのが名の由来。
長い付属体を全部入れて撮るのが難しい。

葉が花よりも上で展開するため花も撮り難いです。
その葉は何枚も有るように見えて実は一枚で、11~17枚の小葉に分かれてます。

画像が小さくて分かり難いですけど、浦島太郎が大勢写ってます。(^^;)
茎が見えるのは全てウラシマソウ。

花も沢山咲いてるのですが葉に隠れて沢山咲いてるところは撮れず、3連が精一杯でした。
かなり奥の方に小さくもう一つ写ってますけど。

ウラシマソウは薄暗い所に自生するので神社の杉林の中で良く見ます。
竹林の縁などの少し暗い所でも目にします。
コメント