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人気メニューのお供にも
ユリ科の多年草で
根元を酢漬けにするなどして食べることが多いです。
みんなが大好き
あのメニューの横にも
付け合わせとして添えられていることが多いです。
かなにすると5文字、もうお分かりですよね?
正解は…
正解は?
正解は、「らっきょう」でした。
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らっきょうには4種類の漢字がある(辣薤・薤・辣薑・辣韮)|にんにくとの違いとは?
らっきょうの漢字でよく使われるものは4種類あります。結論から言うとどれも間違いではありません。それぞれを紹介していきます。
辣薤
らっきょうの漢字で一番よく使用されている漢字です。「辛いニラ」の意味を持ちます。青空文庫で使用されている「らっきょう」という読みの漢字のうち約33%がこの漢字のようです。
薤
この一文字でらっきょうと読ませることもあります。一文字で「おおにら」と読む読み方もあります。青空文庫で使用されている「らっきょう」という読みの漢字のうち約22%がこの漢字のようです。
辣薑
この漢字もらっきょうと読むことがあります。青空文庫で使用されている「らっきょう」という読みの漢字のうち約22%がこの漢字のようです。
辣韮
この漢字もらっきょうと読むことがあります。青空文庫で使用されている「らっきょう」という読みの漢字のうち約22%がこの漢字のようです。
らっきょうとよく似ている野菜として挙げられるのがにんにくです。
改めて、にんにくとらっきょうは仲間なのかそうではないのかをご紹介していこうと思います。
植物学的には近いもの
以前まではにんにくもらっきょうもユリ科ネギ属の多年草であると分類されていました。しかし近年ではにんにく、らっきょう共にヒガンバナ科ネギ属に分類されているようです。どちらにしても植物分類学に見るとにんにくとらっきょうは仲間であると言えます。
同じニオイ成分が含まれる
実際にらっきょうとニンニクには同じ成分が含まれています。ニンニクの主成分として有名なアリシンという成分があり、これがにんにくの匂いのもとでもあります。もともとはアリインというアミノ酸の一種で、それが酵素の働きによって変化したのがアリシンです。つまりニンニクが皮を剥いた状態では匂わず刻んだりすりおろしたりすることで強い匂いを放つようになるのは、アリシンが発生するためなのです。匂いのもとになるこのアリシンはニンニクの薬効にも大きく関わっていて、にんにくに期待される様々な健康効果はアリシンの効果と言っても過言ではありません。こんな栄養満点な成分がらっきょうにも含まれています。そのためらっきょうにもニンニク同様、整腸作用やダイエット効果、殺菌・抗菌作用などが含まれているのです。
らっきょうとにんにくの違い
ここまでらっきょうとニンニクが仲間であるとご紹介してきましたが、もちろん違いもたくさんあります。らっきょうとニンニクの違いについてご紹介していきます。
英語にするとまったく別物
にんにくは英語で「ガーリック(garlic)」、らっきょうは英語で「ラッキョウ(Rakkyo)」、もしくは「Japanese Shallot」と言います。英語にすると二つが全くの別物だと分かりますよね。ちなみにらっきょうは中国原産ですが、平安時代に日本に伝わりこのような名前になったと言われています。
食感の違い
らっきょうとにんにくは食感も違っています。らっきょうの大きな特徴であるシャクシャクとした食感はニンニクにはありません。また、ニンニクを揚げた時のホクホク感もらっきょうにはありません。それぞれは違った食感があるのです。
栄養素と効能の違い
らっきょうとにんにくは同じ成分も入っていますが、他の効能には違いがあります。らっきょうは便秘解消、血液をサラサラにする効果などがあり、にんにくには殺菌・抗菌作用、滋養強壮の効果があります。