【難読漢字】「寸寸」って読めますか?
「ず」から始まる言葉です
「すんすん」ではありません!
一発で読めたらすごい!
突然ですが
「寸寸」って読めますか?
「寸寸に裂く」「寸寸に破る」のように使う言葉です。
果たして正解は?
正解は?
正解は「ずたずた」でした。
(1)「寸寸」の読み方
「寸」が2つ並ぶと漢字ではなく、もはや記号にしか見えません。「すん」以外の読み方なんて知らないよ、という方もいるのではないでしょうか。
「寸」が2つ並ぶと、「ずたずた」になります。
「気分がずたずたになる」の「ずたずた」が、この漢字です。
擬態語であるため、漢字なんてないと思いがちに。
ずたずたに漢字があったことに対し、大変な驚きを感じていることでしょう。
(『広辞苑』より)
(2)「寸寸」の意味
「寸寸」には、2つ意味があります。「細かく裂かれるさま」「設備・機能・心身などがひどく傷ついたさま」です。
いずれにせよ、あまりいい意味として使われる言葉ではありません。
(『広辞苑』より)
(3)「寸寸」の由来
「ずたずた」の由来は、「つだつだ」という言葉が変化したもの。「つだつだ」の意味は、「切れ切れになるさま」となり、いくつにも細かく切れた様子を表しているのです。
「ずたずた」が「寸寸」という漢字なのは、「細かく裂かれる」と言った意味から。
「寸」は「わずか」「少し」といった小さく、細かいことを表しています。
このことから、「ずたずた」を「寸寸」で表現しているのです。
(『広辞苑より』)
「寸寸」とは表現せず、「ずたずた」と表現しますが、使い方としては下記のように。
「子どもにはさみを持たせたら、嬉しそうに紙を寸寸に切っていた」
「地震で線路が寸寸になる」
「大好きな彼氏に豪快にフラれ、身も心も寸寸だ」
漢字で表すとこのような感じになります。
LINEを送る際に、「ずたずた」を「寸寸」と打ってみるのも、おもしろいでしょう。
(『広辞苑』より)
「寸寸」が読めなくて、寸寸にならなかったでしょうか。
「寸寸」のように、同じ漢字が連続した漢字がほかにもあります。この機会に、ぜひ探してみてください。
このことから、「ずたずた」を「寸寸」で表現しているのです。
(『広辞苑より』)
(4)「寸寸」の使い方
「寸寸」の使い方をご紹介します。「寸寸」とは表現せず、「ずたずた」と表現しますが、使い方としては下記のように。
「子どもにはさみを持たせたら、嬉しそうに紙を寸寸に切っていた」
「地震で線路が寸寸になる」
「大好きな彼氏に豪快にフラれ、身も心も寸寸だ」
漢字で表すとこのような感じになります。
LINEを送る際に、「ずたずた」を「寸寸」と打ってみるのも、おもしろいでしょう。
(『広辞苑』より)
「寸寸」が読めなくて、寸寸にならなかったでしょうか。
「寸寸」のように、同じ漢字が連続した漢字がほかにもあります。この機会に、ぜひ探してみてください。