中国離れ加速
-幸福実現党- あえば直道氏のBLOGから転載
5月26日(月)
あえばハッピー!!のあえば直道です。
上海総領事館の発表によると、昨年は57000人居た上海の在留邦人が、今年は既に47000人となり、わずか一年で約10000人も減りました。
日中関係の悪化に加え、PM2.5激増等の影響で、日系企業が駐在員やその家族を帰国させる流れが加速しているようです。
商社勤めで上海に駐在する自分の友人は、昨秋だと、中国の「悪さ」に関して議論していても、まだ、やたらと中国寄りの発言をしていましたが、今では、暇さえあれば日本に一時帰国したがる始末で、送ってくれた写真にもあるように、「この白い空気を吸い続けていたら、もう死ぬしかない!」と悲鳴を上げています。
日本だけでなく、米国政界でもざわつき始めているように、世界の中国離れは加速する一方です。
中国離れ加速
-幸福実現党- あえば直道氏のBLOGから転載 5月26日(月) あえばハッピー!!のあえば直道です。 上海総領事館の発表によると、昨年は57000人居た上海の在留邦人が、今年は既に47000人となり、わずか一年で約10000人も減りました。 日中関係の悪化に加え、PM2.5激増等の影響で、日系企業が駐在員やその家族を帰国させる流れが加速しているようです。 商社勤めで上海に駐在する自分の友人は、昨秋だと、中国の「悪さ」に関して議論していても、まだ、やたらと中国寄りの発言をしていましたが、今では、暇さえあれば日本に一時帰国したがる始末で、送ってくれた写真にもあるように、「この白い空気を吸い続けていたら、もう死ぬしかない!」と悲鳴を上げています。 日本だけでなく、米国政界でもざわつき始めているように、世界の中国離れは加速する一方です。 |
ウクライナのポロシェンコ新大統領は、国内分裂を終わらせられるか?
2014.05.27(liverty web)
ウクライナ大統領選挙がこのほど行われ、親欧派ペトロ・ポロシェンコ元外相が当選した。同氏は、「われわれの最初の一歩は戦闘や混乱、無秩序状態を終わらせることに重点を置く」と述べ、ウクライナ東部で独立運動をする親露派の活動を速やかに収束させるとともに、ロシアと協力する意向を示した。ロシアのラブロフ外相も25日、大統領選の結果を尊重し、ウクライナ政府と対話をする用意があると表明するなど、両国は早速、歩み寄りの姿勢を見せた。
当選したポロシェンコ氏は、大手菓子メーカー「ロシェン」を創業した実業家でもあり、親欧派と親露派のどちらの政権でも閣僚を務めるなど、幅広い層と協力できると評される。両派で分裂する国内の混乱を治めるためには、ポロシェンコ氏の実務力や経験、人脈などが必要だと認められたわけだ。
しかし、仮に国内の対立を解消したとしても、ウクライナの前途は明るいものではない。ウクライナの問題は、ソ連から独立した1991年から続く汚職や経済の低成長である。
ウクライナは汚職天国と言われ、汚職を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」も、同国を「ロシアを含む欧州で汚職が最も深刻な国」とし、世界汚職ランキングでは、152位に位置づけている。家具メーカー「イケア」が、10年以上の歳月をかけても、同国に進出できないのは、政府高官に賄賂を贈らないからだという話は有名であり、ポロシェンコ氏も、「ウクライナの駄目な部分の象徴」と語っている。
ウクライナと同じく、ソ連から独立し、腐敗に悩んだポーランドは、1990年の1人当たりのGDPは、1700ドル程度であったが、2012年には、約1万3000ドルに拡大した。一方のウクライナは、約1500ドルから3800ドル程度にまでしか伸びておらず、いかにウクライナ経済が停滞しているかを示している。
結局、ウクライナは、国際通貨基金(IMF)やロシアからの融資に頼り切りになり、肝心の汚職対策も進まなかった。いつまでも自立しない体制が、大規模なデモや外国勢力の介入を招いたと言える。これらの問題を解決しない限り、国内が分裂する可能性が無くなるわけではない。
ウクライナは、「領土の一体性」と言って、ロシアを批判する前に、国内で対立し、「国民の一体性」を確保できていないことを反省すべきである。汚職や経済問題は、親欧派や親露派を問わず、国民の多くが望む問題であるのだから、ポロシェンコ氏は、これらの問題の解決に心血を注ぎ、国民の団結を促すべきだ。(慧)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『プーチン大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1148
【関連記事】
Web限定記事 「独裁者」と批判される ロシア・プーチン大統領が語る大戦略
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2014年5月25日付本欄 プーチン大統領が日本の制裁に「驚いた」と発言 本音では中国を警戒している
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7909
2014年5月5日付本欄 EUの戦略上の誤りがウクライナ危機の原因
ベトナム漁船 中国船に体当たりされ沈没 それでもベトナムは退かない!?
2014.05.27(liverty web)
南シナ海で、ベトナム漁船が中国漁船に衝突されて沈没した。事件が発生したのは、ベトナム沖の西沙諸島海域。漁師10人を乗せた漁船は、40隻の中国船に取り囲まれて、激しく体当たりを受けた。船体は損傷し、全員が海に投げ出されたという。
幸い、全員が別のベトナム漁船に救助されたが、同海域では中国船113隻とベトナム船40隻がにらみ合っており、一触即発の状況だ。
同海域は、5月初めから中国の国有企業が一方的に石油掘削を始めた場所。掘削場所はベトナムの排他的経済水域(EEZ)内であり、同国が艦船を送るなどして抗議していた。それに対し、中国も艦船を出動させ、中国公船がベトナム船に放水や体当たりを繰り返すなど、横暴な行為を続けていた。
その結果、ベトナム側に負傷者が出はじめ、国内では激しい反中デモが展開されてきた。今回の事件で、緊張状態は増しそうだ。
こうした状況下でも、ベトナムが譲歩を見せることはなさそうだ。5月から起こっている中国の横暴を受けて、ベトナム海上警察のトゥー副長官が「われわれはベトナムの主権を守るため必要なあらゆる手段をとる」と述べるなど、同国は一歩も譲らぬ姿勢を明示している。日本が2010年の尖閣諸島沖漁船衝突事件の際に、中国の態度硬化を恐れて弱腰な対応に終始したのとは対照的だ。
しかし、ベトナムは日本よりも一層弱い立場にある。中国と国境を接し、いつでも人民解放軍が足を踏み入れることができる。また、ベトナム戦争で戦った相手であるアメリカに安全保障を依存するわけにもいかず、自衛隊に比べて防衛力も劣る。中国資本も多く入っており、中国への経済的な依存度は高い。
日本よりも中国を恐れてしかるべきベトナムが、強い姿勢を打ち出している背景には、過去何度も中国と対峙してきた経験がある。何度も島嶼を実効支配され、1979年の中越戦争など軍事的衝突を経ている。
そうした中で、「中国を刺激しないように譲歩をしても、何も変わらないどころか状況を悪化させる」ことをよく知っているのだ。それはベトナムのグエン・タン・ズン首相が「(中国との)実現しない平和や友好と、神聖な領有権や海、島々を交換するつもりはない」と語っていることからもわかる。
幸福の科学グループ・大川隆法総裁は5月17日に行った法話「愛が時代を動かす」の中で、中国の挑発的行為に関して「ゲーム感覚的に『言ったら言い返さなければ自分の勝ち』と思っているようなカルチャーがあるということも知らなければいけない」と指摘した。中国は、尖閣諸島や南シナ海の各離島が自国の領土という主張が、国際社会にストレートに受け入れられるとは思っていない。「盗れるなら、盗りたい」「その腕を試したい」という心理で動いている面がある。
日本はベトナムの経験から中国への対策を学ぶべきだ。そして同時に、ベトナムとの経済的連携を強めると共に、海域パトロールなど防衛の支援をするべきだ。アジア諸国が一体となって、中国の脅威から平和を守らなければならない。(光)
【関連記事】
2014年5月26日付本欄 【そもそも解説】なぜ中国と東南アジアは南シナ海でもめてるの?
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2014年5月19日付本欄 中国艦船体当たりのビデオ公開 南シナ海の「どこかで見た風景」
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Web限定記事 集団的自衛権容認に向けて検討開始 戦争はすべて悪なのか?
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2014年5月8日付本欄 オバマ米大統領の力不足を見透かす中国 南シナ海でベトナム・フィリピンと衝突
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ローマ法王が「火星人でも洗礼を施す」と宣言 キリスト教は宇宙時代に対応できるか?
2014.05.27(liverty web)
ローマ法王フランシスコはこのほど、朝のラジオ放送の説教で、「火星人が『洗礼を受けたい』と言えば、洗礼を施す」と発言した。
この発言は、教会の教義を破り、未婚で出産した男女の子供にも洗礼を施すなど、カトリック教会への門戸を広く開こうという意味だという。
火星人の姿について、「子供が想像で描くような、緑色の肌で鼻が長く、耳の大きな人でも受け入れる」などと描写してみせたが、発言は半分冗談ととらえられている。
実際、フランシスコ自身は、字義通り「火星人」に洗礼を施すことは想定していないだろう。ただ、バチカンには宇宙人の存在を認めている天文台長もいるなど、冗談ばかりとも言えないものがある。
地球人が宇宙人に遭遇した際にどう対処すべきか、海外では真剣に議論されている。
「光が物資に変わる」実証方法を発表 物質誕生の秘密に迫る物理学
2014.05.27(liverty web)
「質量を持たない光子と光子とを衝突させると、質量を持つ電子と陽電子ができる」という理論を裏付ける実験の方法を、インペリアル・カレッジ・ロンドン物理学部のスティーブ・ローズ教授らがこのほどNature Photonicsに発表した。
この理論自体は、物理学者のグレゴリー・ブライトとジョン・ホイーラーが1934年に示したものだが、実際に光子と光子とを衝突させる実験を行って理論を実証することは難しいと考えられていた。