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上海市民、共産党の「インターナショナル」を演奏して抗議 香港デモを彷彿とさせる「皮肉」「検閲回避」合戦始まる!?

2022年05月08日 05時34分01秒 | 日記

上海市民、共産党の「インターナショナル」を演奏して抗議 香港デモを彷彿とさせる「皮肉」「検閲回避」合戦始まる!?

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画像: Robert Way / Shutterstock.com

《ニュース》

中国・上海で、長期化する都市封鎖への不満を表すため、市民の間で共産党の革命歌「インターナショナル」を歌唱・演奏する抗議方法が広がっています。

 

こうした中、現地警察が同曲を演奏した疑いのある男性を連行する動画が拡散。社会主義国で同曲の演奏を取り締まる皮肉な出来事に、波紋を呼んでいます。

 

《詳細》

「ゼロコロナ」政策のもと、上海市では長期にわたる都市封鎖が続いています。人々は買い物に行けず、食料の配給も滞っているために飢えに苦しみ、不満と怒りが蓄積しています。

 

封鎖網が強行突破される地域が出るなど、さまざまな形で抗議行動が広がっていますが、検閲や取り締まりを一時的に凌(しの)ぐ、または当局への皮肉を示すような抗議方法が見られます。

 

今回問題になった「インターナショナル」は、中国共産党の重要行事で必ず斉唱され、昨年の共産党創立100周年記念関連式典でも、フルコーラスで歌われたことなどが話題になりました。

 

ところが同曲の歌詞は「飢えと寒さの奴隷たちよ、立ち上がれ!」と革命を鼓舞する内容になっており、これが奇しくも食料物資を断たれ、奴隷同然の"収容"状態になっている上海市民の姿と重なります。

 

そのため、直接的に当局批判をするのではなく、同曲を自宅で歌唱・演奏したり、ネットにアップしたりすることで、間接的に抗議し、当局の矛盾を皮肉る動きが一部で広がっています。

 

これを当局は問題視し、同曲を演奏したとされる市民を連行。その様子を撮影した動画が拡散され、さらなる反発を呼んでいます。地元のネットユーザーからは、「インターナショナルは市の党書記(上海市トップの李強氏)も歌っている。彼も連行しよう」「社会主義国でインターナショナルを演奏してはいけないのか?」といった声が上がっているといいます。


フェイスブックは混乱を引き起こし、豪議会に法案を修正させたと米紙報道 独占的地位を乱用して政治介入する動きは許されない

2022年05月08日 05時32分18秒 | 日記

フェイスブックは混乱を引き起こし、豪議会に法案を修正させたと米紙報道 独占的地位を乱用して政治介入する動きは許されない

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画像:Sergei Elagin / Shutterstock.com

《ニュース》

オーストラリア政府が、アメリカの大手IT企業に対して、インターネット上でのニュース表示の対価を支払うように求める法案を審議していた際に、米フェイスブック(現メタ・プラットフォームズ)が法案を自社にとって有利な内容にしようと、公的機関のページを意図的に非公開にしていた疑いが浮上しています。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこのほど、内部告発者や資料をもとに報じました。

 

《詳細》

法案審議が大詰めを迎えていた昨年2月、フェイスブックはオーストラリアのユーザーとメディアに対して、フェイスブック上におけるニュースの表示および共有を制限すると発表。オーストラリアのユーザーはフェイスブックでニュースを見ることができなくなり、世界中のユーザーについても、オーストラリアを発信元とするあらゆるニュースを閲覧できなくしました。

 

さらに新型コロナウィルスのワクチン接種が開始されたタイミングで、政府の保健・緊急対応ページや、一部の政治家、慈善団体など、メディアとは関係のない公開ページも一時的に閲覧できなくなり、オーストラリア国内は混乱に陥りました。

 

フェイスブックは、公的機関のページが閲覧できなくなったことは「想定外な技術的なエラー」だったとの認識を示しました。しかしWSJの報道によると、その範囲がニュースに関連したものだけではなく、政府や保健サービスなど広範囲に影響が及ぶことを認識しつつ、フェイスブックは削除対象のページを決定するアルゴリズムを導入していた可能性が高いといいます。

 

その後、法案の内容が修正され、フェイスブック側が問題視していた条項が削除されました。同社の最高経営責任者(CEO)であるマーク・ザッカーバーグ氏や、最高執行責任者(COO)であるキャンベル・ブラウン氏が、こうした"成果"を高く評価するメールを社内で送っていることも分かっています。