戦後80年"石破談話"に警戒論噴出 本心にある筋金入りの反日・媚中史観に要注意
2025.02.19(liverty web)
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石破首相は新談話を検討しているのか(内閣官房内閣広報室)
《ニュース》
今年の8月15日、戦後80年の節目を迎えるにあたり、石破茂首相が談話発出に意欲を示していると取れる発言をしており、自民党内などに警戒感が広がっています。19日付産経新聞などが報じています。
《詳細》
一つの発端は、石破氏が1月29日に出席したシンポジウムで「今年は敗戦後80年だ。あえて"敗戦後"と言うが、"終戦"では事の本質を間違える」「今を逃して戦争の検証はできない」などと発言したこと。
続く同31日の衆院予算委員会でも石破氏は、「なぜあの戦争を始めたのか、なぜ避けることができなかったのか、なぜ途中でやめることができずに、あのような東京が焼け野原になり、広島・長崎に原爆が落ち、大勢の方が亡くなったのか。まだその記憶をきちんと自己のものとして持っておられる方々がおられるうちに検証するというのは、80年の今年が極めて大事だ」と語り、談話発出に意欲を持っているのではないか、との推測が広がっています。
これに対し林芳正官房長官は2月18日の衆院予算委員会で、「現時点で新たな談話を発出するかは決定していない。これまでの経緯も踏まえながら、さまざまな観点から考えたい」と明言を避けています。
公明党の斉藤鉄夫代表はかねてより80年談話を「出すべき」と発言するなど前向きで、2月7日には「被爆80年であるので、核廃絶に向けた80年談話という趣旨で(出すべきだと)申し上げた」と語っています。
一方、自民党の保守系議員からは、石破氏が談話を出すことで、10年前に安倍晋三首相(当時)が出した戦後70年談話から、内容が後退するとの懸念の声が出ています。石破氏を始めその周辺に、安倍政権時代に非主流派として過ごした議員が多いこともあり、同政権に対抗する意味も込めて新談話を出そうとするのではないか、との警戒も出ています。
産経新聞によると、岩屋毅外相も「50、60、70年と出して80年で出さないのは……」と他議員に語るなど、談話発出に意欲的だといいます。
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