《ニュース》

日本の海上自衛隊と米海軍、仏海軍は2月10日から18日にかけて、日米仏による初の共同訓練「パシフィック・ステラー」をフィリピン東方の太平洋で実施しています。

 

《詳細》

訓練に参加している大型艦艇は、海自の事実上の空母である護衛艦「かが」、米海軍のニミッツ級航空母艦「カール・ヴィンソン」、そして仏海軍の空母「シャルル・ド・ゴール」です。海自のプレスリリースには書かれていませんが、アメリカ側の情報によると、仏海軍は攻撃型潜水艦も随伴しているようです。

 

3カ国が、中国が存在感を高めるフィリピン周辺で訓練を行うことは異例の出来事です。この訓練実施により、中国に牽制する狙いがあることは明らかでしょう。

 

これに先立ち、石破首相とトランプ米大統領は7日に行った日米首脳の共同声明で、「南シナ海における中国による不法な海洋権益に関する主張」や「中国による東シナ海における力または威圧による現状変更」に強い反対を表明していました。

 

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