登山メモ

酒飲みの登山メモ

2013年11月甲武信岳・十文字・柳小屋・川又峠

2013年11月15日 | 日記

今回の目的は、回回の縦走で、逃した、十文字小屋から川又へのルートの間にある柳避難小屋へ行くこと。

急な寒さと、負傷で苦しめられた。

11月11日(月)

 10時10分 西沢渓谷

 10時40分 徳ちゃん新道登山口

 14時00分 合流点

 17時00分 破風山からのルートとの合流点手前。

 山梨市駅からのコミュニティバスは満杯状態。紅葉時期は終わりに近づいているが

 まだまだ西沢渓谷は人気のよう。

 バスの便が遅いので、あゆみのノロイカメさんとしては、この時期かなりきつい。

 次回はテントでの前泊も検討したい。

      

 最初の急坂は、硬い粘土質の道。滑った跡が頻繁に有り、身長に進む。

 途中足を滑らせ、カメラがまともに胸を強打。重い荷が加わってかなりの衝撃。

 一瞬息が止まってしまう。痛みはあるが、骨に異常はなさそうなので、登山継続。

 段差のあるところでは、右腕に力が入れられないのでかなり時間ロス。

 途中バードウォッチングの人一人、甲武信岳目指す人一人のみ登っていった。

 合流点に到着時に途中ビバークも覚悟。

  

 その内冷たい風が強まり、雪まで降ってくる。

 日が陰ってくると、寒さも厳しくなってきて、何とかビバークポイントに到着。

 テント設営し、冷えた体を、温める。林の中なので風はそれほど強くないが相当気温が低い。

 深夜には、晴天となり、街の灯・星空が綺麗に見える。

 

11月12日(火)

 07時00分 出発

 07時30分 合流点

 08時00分 甲武信小屋

 08時30分 甲武信岳

 09時30分 三宝山

 12時10分 武信白岩山

 14時30分 十文字小屋

 テントは完全に氷結状態。ポールはワックス塗布していたので、問題なくたためたが

 手が凍えて、収納がおぼつかない。フライ・テントざっくりたたみゆっくり出発。

            

 合流点まで、かなり厳しいところもあり、ビバーク正解。

 うっすら雪が残っているが、支障なし。

 甲武信岳山頂付近で昨日の人と出会う。小屋に到着しなかったので心配してたよう。

 日差しはあるのだが、冷たい風が吹いている。

  

 武信白岩山から下っていくと、数組登ってきた。

 十文字小屋に到着すると、今回も不在。この小屋を当てにする人は、事前確認必須。

 日が陰って、風も強くなってきたので、テント内で、飲食。

 水が確保できたので余裕。

   

11月13日(水)

 07時00分 出発

 12時00分 柳小屋

 今日は、時間に余裕があるので、より慎重に進む。今日もテントはパリパリ。

 川又から登ってくるのは、かなりこたえるルートなので、下山に使う方がいいと思う。

 景観を楽しみながら、ゆっくり降りる。

 天気もよく、やっと落ち着いて行ける。

 落ち葉が多く迷いやすいところもあったが、的確にテープがあり、問題なし。

 足元が埋まる、狭いトラバース道の連続で気が抜けないが、ゆっくり進めば問題なし。

 小屋に到着し、一人宴会。持参の生野菜と燻製肉で鍋作成。酒もしっかり残っているので暴飲暴食。

 テントも干して、明日は川又へ下山予定。

      

 ノートを見ると11月01日から08日までFさん滞在模様。釣り人だがボランティアで小屋及び周辺の

 整備をされている。面白い人でいろいろ話をしたかったのだが残念。トイレもまた手入れされている。

 小屋に、ゴミを放置される方(大馬鹿)の後始末も含め真似できないが、この小屋に来たい一員である。

 てなことで、小屋にはゴミ一つなく快適。

  

 結局今日は誰とも会わず、一人の小屋は、寒い。(最低2°C)晴天の星空は本当に綺麗。

 

11月14日(木)

 06時00分 出発

 10時10分 赤沢吊橋

 11時30分 ゲート

 12時10分 川又バス停

 11時のバス目途に出発。渓谷のへりには枯葉が積もり、渓流までスパッと切れている。

 下の廊下よりよっぽど怖い。途中道間違え元の道方向へ歩いていて、大幅な時間ロス。

 胸の痛みも、強くなってきて難儀。

 道迷いも、頻繁。かなりめげる。

  

 赤沢吊橋到着時あっさり諦め、次の便目途にする。(3時間後)

      

 ここからは、トロッコ軌道跡の道で、ハイキングレベル。数組紅葉見物で歩いてきたが、時期は遅すぎ。

 挨拶しても、返答なし。やはり下界の人たち。 

      

 バス停の上の東屋で、バーナーだし、昼食兼飲酒。

  

 中津川方面から来たバスは席満杯。紅葉見物まだ多いみたい。

 三峰口駅までの途中でも結構な人が乗ってきた。

 意外に早く駅に到着し、熊谷に向かったが、途中駅で周辺の山へ登ってきた人が大勢乗ってきて

 普段より平日なのに大勢の人。胸が痛く、荷を担ぎ上げるのがかなり苦痛。

 痛みが引くまで、少々自重するつもり

コメント
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