昨日の例会はkeiko先生の「ギロックCD制作オーディション」についての報告。
録音によるコンクール予選のメリットは、何度も納得いくまでやり直せること。
「舞台でのコンクール予選はとても・・・」という子にも参加をすすめられるし、表現も追求できること。
デメリットは やり直せるのできりがなく、かえって大変ということ。
審査がオープンでないので、予選通過基準がわかりにくいこと。
録音技術や録音環境の問題も重要ということ。
確かに大舞台に強い子もいれば、きちんと練習していてもなかなか力を発揮できない子がいます。いろいろな形の審査があるのは生徒たちにとっては励みになります。
(でも予選通過したらホールでの演奏になるから、最終的にはそこで弾ききる力が要求されるのですが・・)
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kumi先生からは「グレンツェンピアノコンクール」の報告も。
予選通過が7割なので、通りやすい、通ったという達成感があり、もらえるトロフィーも子どもの励みになる。「まただめだった。」という難易度の高いコンクールに比べ来年も出たいと意欲的になるとのこと。
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コンクールには手も届かない、なかなかうまく弾けない・・そんな子がたくさんいて、何かを励みにしたいけれどという話になると・・。
やっぱり自分なりに頑張ったと思える瞬間、これはできた、上手になったという達成感をもてたときが嬉しいし、次への原動力になるのではという話になりました。惰性に流れたり、無意味な言葉よりは、どんな小さなことでも要求する中身をもって指導できているかなあと我が身を振り返ります。
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