一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

つるがあった時代

2021-03-18 08:37:27 | 茶学の会
もうずいぶん昔・・・就職して間もなくの頃・・・

仕事で、ある地方事務所に行ってました。
当時は自動車がないので、オートバイの後ろにのっけてもらって茶園の巡回調査をやってました。

一日回って帰ってくると、課長さんが待っていて、「ご苦労さん、一杯飲みに行きましょう」と言って、近くの居酒屋さんでご馳走してくれました。

ずいぶん親切な課長さんだなと思ってたら、二、三回ご馳走になった後、「ところで、大石八治さん(当時の国会議員)とは、どういうご関係で・・」と聞かれました。

遠方から来てて当地とは縁もゆかりもありません。
「会ったこともありません」と答えたら、それがさいごになりました。

当時は、学閥、縁故、こね、つる・・がものをいう時代でした。

くもの糸さえくっついてない身では、自ずと行く末は知れてました。

そんな古き悪しき時代もあったのです。

でも、なつかしい・・・

・・・

コメント
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