もうずいぶん昔・・・就職して間もなくの頃・・・
仕事で、ある地方事務所に行ってました。
当時は自動車がないので、オートバイの後ろにのっけてもらって茶園の巡回調査をやってました。
一日回って帰ってくると、課長さんが待っていて、「ご苦労さん、一杯飲みに行きましょう」と言って、近くの居酒屋さんでご馳走してくれました。
ずいぶん親切な課長さんだなと思ってたら、二、三回ご馳走になった後、「ところで、大石八治さん(当時の国会議員)とは、どういうご関係で・・」と聞かれました。
遠方から来てて当地とは縁もゆかりもありません。
「会ったこともありません」と答えたら、それがさいごになりました。
当時は、学閥、縁故、こね、つる・・がものをいう時代でした。
くもの糸さえくっついてない身では、自ずと行く末は知れてました。
そんな古き悪しき時代もあったのです。
でも、なつかしい・・・
・・・