呉徳亮さんの「台湾の茶園と茶館」に老舗「有記名茶」が出てきました。
いつ行ったのか・・・コロナで時の感覚がまったくなくなってしまいました。
昔ながらの焙煎で有名なお店です。ご主人に自慢のお茶をご馳走になりました。
しかし、残念ながら焙煎したお茶の良さがよくわからないのです。
何煎も入れて飲ませてくれます。そのたびに、「なっ・・」ていうようにこちらの顔を覗き込んで、ニヤッとします。
そのたびに、感じ入ったような顔をして、うなずきます。
そして、最後に「すごい!」と言っちゃいます。勿論、日本語・・・
お茶の世界に言葉はいらないのです。
これ、もってけ・・と、残ったお茶を缶ごと頂きました。
あちこちで、こんなことがよくあります。
それで、急に焙煎したお茶を飲みたくなりました。
手元に凄いお茶がありました。かの有名な梨山茶の特級品を60時間、龍眼木の炭で焙煎したものです。100g 4万円!・・・
1人で飲むのはもったいないけど、外出自粛中・・・・
四煎入れても、水色は琥珀色・・・原葉も厳選されたいい葉っぱ・・・
でも、やはり焙煎の良さがわかりません。
猫に小判・・・
やはり、相手がいて飲むお茶なんでしょうね・・・
コロナめ!
・・・