
市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。
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『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』
~“い”の巻~
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◆いとおしい=愛おしい。
それのためには自分の命さえ投げ出しても構わないと思えるほど大切に思うこと。
主に親子間、爺婆孫間における最高レベルの愛情
我が子のことをそう思えるであろう自分を想像して出産に挑み、
産後分娩室でむくんだおサルのような子を胸に抱かされて、
「うわー・・・」としか思えなかったとしてもノープロブレム
この感情は毎日の密着育児の中でだんだん育つ
母性の核ともいうべき感情。
これを持つことによって女性は捨て身の強さを手に入れた母性へと進化する。
強さの一部はのちにバーゲン会場や子供の運動会の場所取りで披露されることになる
父性にはないぶっとい強さ。
すなわち、いとしさは強さなのだ
女は弱し、されど母は強しとはこのこと。
母の名がツヨシということではない。
◆いまいそがしいからあとで=いま忙しいから後で。
子育て真っ只中の母親が子供の依頼に対して言うお約束の台詞
「うるさいわね。そんなこと、やってるヒマなんかないのよ」
と言ってしまうと身も蓋もないのでこれを使う。
たまに本当にあとでやってもらえるラッキーな子もいる
通常その場しのぎであることが多く、
言葉どおり信用した子供は後に騙された事に気付いて泣きわめくことになる
この台詞の後に「聞くよ」と付いて何年か後には子供から返される言葉にもなる。
台詞のランクは松の部に属する。
ちなみに竹の部の例としては「うるせぇな」がポピュラーで、
さらに梅の部になると、そんな年ではない母親に向かってばばあ(婆)呼ばわりが追加されたりする。
しかし、ここで青ざめてはいけない
ほとんどの場合、うるせぇな、ときて、その後に「おかあさん」とつけると、
ケンカ腰のつもりが、とっても和気あいあいとしてしまい、
コミュニケーションの着地点を見失うのでマッチする言葉を使っているだけ。
だが、親が子どもの世話焼きをするのは一生を通じて当たり前の話しなので、
「うるせぇな」が日常会話に登場するようになった早めの時点で、
きちんと受けて立っておくことをおすすめしたい
「今、なんつった?」と低音で始め、
「もう一回行ってごらん…」と続けるのがレシーブの基本だ
母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから
(つづく)
◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆
≪イベント≫
2012年5月5日(土)
・第43回こどもの日えんそう会
・子供の日の為の腹話術とパペットショー
2012年5月9日(水)
・親子で天体観測
2012年5月5日(土)~2012年5月11日(金)
・市立動物園を無料開放!
期間中、中学生以下の方に無料開放します。(5月7日(月)は休園日)
≪ 教 室 ≫
・まちなか健やかサロン健康教室日程
・パパママクラス
・子育て支援施設