◆羽黒山登山◆
こんにちは夏より冬のほうが好きな市民レポーター、ちゃりの子です。でも最近家
に引きこもりがち……。
羽黒山は、天狗山とも言われています。何故かというと……
昔、石和町松本の山にたいそう綺麗好きな天狗様が住んでいました。
村人達は、山の入口や祠(ほこら=神を祀る小規模な殿舎)をいつも大切に綺麗にしていましたが、
酒に酔った村の若者が悪戯に肥やしを祠にかけてしまいました。
天狗様は驚いて羽黒山に逃げこまれ、それ以後は羽黒山に天狗様が住まわれた。
という伝説があるからのようです
湯村温泉の通りをずっと進んでいくと、「羽黒自治会館」、小さく「大宮神社 入口」と書かれた看板があります。
ではまず、羽黒大宮神社をご紹介
旧羽黒村の産土神(うぶすながみ)で、大宮七社大神と言われていました。大同2(807)年に千塚村から勧請されたそうです。
神が降臨するという磐座(いわくら=古神道における岩に対する信仰)だと考えられている巨石がたくさんあります
羽黒山へは、この裏を行きます
道路を挟み、階段を上って……はじめから急傾斜枯れ葉でずるずる滑って、なかなか進みません
トレッキングポール代わりに、落ちていた太い枝を借りました。落ち葉同様、枝もたくさん落ちています
残念ながら途中、紹介できるようなものは取り立てていうほどなかったです……。
ただ山頂には、荒木大神宮があります
プレハブの社殿です。
それから、積まれた石の上に祠が。
右から 「駒ヶ嶽(こまがたけ)大神」 「荒木大神」 「敬神大神」 と書かれた鉄製の剣が立っています。
ところで。
下山するときに思ったのですが、私は正規ルート(参道)ではないところを通ってきたのかもしれません。
帰路で、気まぐれに来た道を外れてみると、石碑があったのです
そのせいか、落ち葉のせいか、私の足では片道約1時間かかりました
低山ですが、なかなか登り応えがあるように思いました