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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

ろう市民レポーター、日本手話でこうふの魅力を紹介!7

2019-12-27 16:34:26 | 紹介
移住者のみんなで農業体験!

※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです

※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者

 

こんにちは、甲府市民レポーター玉置です。

 

今回、移住者限定農業体験企画に参加しました!
場所は甲府市の南に位置する中道地区七覚(しちかく)です。

指導していただいたのは、「農家の市川さん」。この方も神奈川からの移住者です。
“なぜ農業を始めたのか?”農業の魅力を、体験を通して教えていただきました!

この日は草取りから始まり、市川さんの畑や、地元の農家・柿嶋さんの畑へ案内してもらったり、大根の収穫体験をしたりしました!

ビニールハウスの中は冬場でも30度を超えるなど、暖かさを超えて暑くなるんだそうです!
ここでは何種類かの葉物野菜を味見させていただきました。収穫したては最高です!

甲府市には、「農業を始めたいけど、どうしたらいいかわからない」、「野菜づくりに合った土にするにはどうしたらいい?」、「農業には興味あるけれど、イメージがわかない」など、農業に使う機械についての相談も含めて親身になって知識や情報を教えてくれる場所があるんだそうです!
私も東京から移住して小さな畑楽しんでいますが、うまくいかないことも多く、質問したいことたくさん相談乗っていただきました!

移住者に限らず、農業に興味のある方は、どなたでも一度相談してみてくださいね!(問い合わせ先は、記事の最後をご覧ください)

 

昼食には、畑で採れた野菜と市川さんが裏山で採ったあわび茸を使った料理や、ほうとうパスタなどがズラリと並んでいました!

どれも新鮮で、おいしくいただきました!!

▲ほうとうパスタの麺は、市川さんがつくった小麦粉でできています!

 


今回の体験には、岡山、兵庫、神奈川、東京などから移住した方たちが参加しており、みんなで移住したきっかけ移住してよかったこと、また、困ったことや悩みをどのように解決したかなどを話しました。
自然に囲まれ、おいしい水や食材がある生活はもちろんのこと、私がもっとも共感をもてたことがありました。

それは、「地域の付き合いを大事にすること」です。
地域の方とのお付き合いを大事にすることで、周りの人たちが自然と声をかけてくれたり、いろいろと教えてくれたり助けてくれます。

地域の方と「こんにちは」笑顔であいさつを交わすなど、東京にいたときはなかなかできませんでした。

 

参加者のなかに新しく移住してきた若者がおり、二人は中道にある畑を開拓し、柿島さんたちにトウモロコシづくりを指導していただきながら農家を始めるのだと、目を輝かせながら話してくれました!楽しみですね!

それでは、また来年お会いしましょう!!

 

 

 

相談窓口/問い合わせ先
産業部農林振興室就農支援課
場所:農業センター
Eメール :syunou@city.kofu.lg.jp
Fax番号 :055-241-5698
電話番号:055-241-5616
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/syuno_shien/index.html



 


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こうふ開府500年甲府ブランド「甲府之証」で楽々おもてなし料理

2019-12-24 11:08:39 | 紹介

家族も喜ぶおもてなし料理


市民レポーター村上由実です。

 

先日甲府南公民館で、

「こうふ開府500年甲府ブランド『甲府之証』で楽々おもてなし料理教室」

開催されました

 

平成25(2013)年度に制定された甲府ブランド認定制度は、甲府市の資源や技術、「甲府らしさ」といった個性を活かした特産品や加工品などの優れた商品に、甲府之証(こうふのあかし)

認証マークを与え、甲府の良きモノとして発信していこうとするものです

平成27(2015)年度には「食品部門」「クラフト系部門」「農林産物部門」が制定され、令和元(2019)年12月時点「食品部門」で10商品、「クラフト系部門」で2商品、そして「農林産物部門」で13商品認定を受けています。

 

この日の教室で使われた「甲府之証」以下の3品

・農林産物部門(特産)第1号 甲州地どり

・食品部門第7号 甲府ぶどうの葉カステラ

・食品部門第10号 サフラン満喫詰め合わせセット(※使用したのは「乾燥サフラン」のみ)

 

その中でもサフランは、平成31(2019)年1月認定されたばかり。

国産というだけでも珍しいサフランですが、それを甲府市内で生産しているというのは驚きです

広報誌や市民レポーターブログでも何度か紹介されていますので、ご存知の方も多いのでは

この日は生産されている農業生産法人「スリーピークス」代表の峰岸一郎にもお越しいただき、サフランの特徴や栽培を始められた経緯など、貴重なお話をうかがうことができました。

サフランというと、スーパーなどのスパイス売り場で小瓶に入って販売されていることが多いですが、こちらのサフランはおしゃれなパッケージに入り、美しい写真と活用レシピがたくさん載ったパンフレットが添えてあります

「どこで買えるんですか?」

そんな質問も飛び出し、初めて手に取った参加者も興味深くお話を聞いておられました。

 

お話が終わると、待ちに待った調理に入ります。

皆さん真剣に先生のデモンストレーションに目を向けています

この日のメニュー

・甲州地どりとアサリのパエリア

・白菜とリンゴとナッツのサラダ

・ぶどうの葉カステラのトライフル

 

その後は各テーブルにわかれ、実習です

 

もともと友人同士で申し込まれたテーブル和気あいあい

小さなキッズとママで参加してくれたテーブルも。

中には、レシピ工程を間違え、完成できるか心配になってしまったテーブルもありました

ちょっとしたハプニングありましたが最後はどのテーブルもきちんと仕上げることができました

ノンアルコールカクテル乾杯し、できたメニューをいただきます

 

こんなに簡単にパエリアができるなんてビックリしました。ぜひ家でもやってみます!」

白菜をサラダでいただくとこんなにおいしいのね。ナッツも良いアクセントになってる!」

「ケーキを焼くのは大変だけど、トライフルなら簡単で可愛い!」

 

参加者の皆さまそれぞれ、充実の時間となったようです

 

最後はみんなで集合写真

これから、クリスマスや年末年始で家族が集まる機会多いはず

この日のメニューたくさんの笑顔が食卓に並ぶと良いなと思います

 

 

甲府の良きモノ「甲府ブランド認定制度」

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shoko/kofunoakashi.html

甲府ブランド認定制度(農林産物部門)について

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/nogyoshinko/2016314buranndo.html

黄金色のサフランを満喫

https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/5b9a0f1e1ba9da815c90b4359f6302ec

「サフラン」生産者を訪ねて

https://blog.goo.ne.jp/kofukoho/e/3e0d3aa23395fbbb794c8e24ae259165


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「第28回 山梨県民 第九演奏会」へ行ってきました

2019-12-10 15:30:19 | イベント

本と歩こう⑥


こんにちは。市民レポーターの 三井玲子 です。

今回は、12月1日(日)YCC県民文化ホールにて行われた「山梨県民 第九演奏会」のご報告です。

 

日本各地の年末の風物詩としてもおなじみの、ベートーベン作曲「交響曲第九番(合唱付き)」

ここ山梨の甲府においても、28回目の演奏会が開催され、今年も多くの観客が集いました。

 

▲胸が高なる開演前♪

 

第一部は、メゾ・ソプラノの山下牧子、バリトンの小林由樹両氏ご夫妻による、「オペラ/アリア、日本歌曲の調べ」

細田詩織さんのピアノで、詩情豊かな「からたちの花」「落葉松(からまつ)と、オペラ「カルメン」より「ハバネラ」「闘牛士の歌」の情念の世界を、大人の魅力たっぷりにそれぞれ表現されました。

 

そして第二部「第九」

指揮者は井戸田善之氏。コンサートマスターは山口裕之氏。

ソプラノ渡辺智美、アルト山下牧子、テノール片寄純也、バス小林由樹の各氏で演奏されました。

(プロフィールによると、渡辺智美さんは甲府西高小林由樹さんは甲府東高の卒業生だそうです)

 

山梨県民第九演奏会管弦楽団と、合唱団のみなさんの演奏もすばらしく、

「今年も来てよかった。生きててよかった。」としみじみ思いました。

あとはもう言葉にできません。

 

出演者の方々の全熱量が集結した「第九」から、今年も生きる力をいただいたような気がします。

「山梨県民の第九」がずっと続きますように。

演奏会に関わるすべての方々に感謝いたします。

 

終演後は、高校生のみなさんによるクリスマス・ソングの合唱がロビーを包みました。

トナカイやサンタも歌う、明るく清らかな歌声に、あたたかく幸せな気持ちで会場をあとにしました。

来年(次回)の開催は、令和2年12月13日(日)に予定されています。

初めての方も、リピーターの方も、ぜひお出かけください♪♪

 

 

さて今回は、「第九をもっとすきになる絵本」のご紹介です。

(※書影は発行所の許諾を得ています)

 

①『はじめてのオーケストラ』 佐渡 裕/原作 はたこうしろう/絵 小学館 2016年 (左)

②『交響曲「第九」 歓びよ未来へ! 板東俘虜収容所 奇跡の物語』 (右)

  くすのき しげのり/作 古山 拓/絵 PHP研究所 2018年

 

は、日本を代表する指揮者として活躍中の、佐渡裕(さど ゆたか)さんの原作による絵本。

娘さんが小学生になって、はじめてコンサートに行ったときの経験をもとにつくられた本だそうです。

少女「みーちゃん」が体感した音楽のよろこびを、はたこうしろうさんの絵がみずみずしく彩ります。

「第九デビュー」をしてみたいお子さんや、ご家族の方にもおすすめの一冊です。

 

は、児童文学作家・くすのきしげのりさんの出身地でもある、徳島県鳴門市での奇跡のような事実の物語。

ベートーベンの「第九」がアジアで初演されたのは、坂東(ばんどう)の地に100年ほど前にあった俘虜(ふりょ)収容所でのことでした。

絵本『あなたの一日が世界を変える』でもコンビを組んだ画家・古山拓(ふるやま たく)さんの絵が、当時の日本人とドイツ兵との交流をあたたかく描きます。

信頼・友情・自由・平等・希望・平和・・・そして「歓び(よろこび)/Freude(フロイデ)」音楽のすばらしさを教えてくれる絵本です。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。新しい年も、皆様にとって良い年でありますように。

 

 

 


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