◆低山散歩 淡雪山編◆
こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(70才)です。
私は2022年10月で市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』31地区のコースを歩きブログにまとめました。
引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。
甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。
●甲府市ウォーキングマップ
****コースの紹介****
今回は「低山散歩」第6弾、甲府市にある低山の一つ、千代田地区にある標高792mの淡雪山に登りました。頂上までの途中の登山道が花崗岩の岩場で真砂土が白く淡雪が積もったように見えることから名付けられたようです。県道104号を千代田湖手前で北東に進み、「大正池」の横を通り、金子峠(きんすとうげ)まで行くと登山口があります。
金子峠には車2台分の駐車スペースがありますが、当日先客がいて駐車できなかった為、金子峠傍にある「弥勒館」にお願いしたら、駐車許可証を発行してくれ、弥勒館の駐車場に無料で止めさせてもらえました。(「弥勒館)の営業時間内に限ります。)
千代田地区の「かずさんの街散歩vol.19」はこちらをご参照ください。
登山道は次の地図をご参照ください。(登山道の赤線は武田記入)
2023年10月24日に登りました。
車は、金子峠脇にある「弥勒館」の駐車場に駐車させていただきました。
金子峠の「登山口」からスタートします。最近熊の出没が増えているので、熊鈴の他におもちゃのピストル(知人が貸してくれた)を携帯して登りました。
登山道を進みます。一本道なので迷う心配はありませんが、上りは少しきつめです。しばらく林間コースを登ります。
登山道に大きな花崗岩が増えてきました。よじ登りながら進みます。
岩場を進むと「淡雪山の露岩」の札があります。ほぼ中間点になります。登山口から写真を撮りながら約20分程でした。ワイドビューの景色が楽しめます。甲斐駒ヶ岳、富士山がよく見えました。
花崗岩の岩場を過ぎると岩の多い林間コースになります。
しばらく歩くとマップで示した「分岐点」に来ます。ここは左に折れて岩の方を歩いて進みます。私は道なりにまっすぐ進んでしまい、しばらく歩くと道は下ってケモノ道のようになり慌てて引き返しました。頂上へのコースは赤い「トレイルテープ」がぶら下がっているので、間違えないようにしてください。
「分岐点」から数分登ると淡雪山頂上に着きます。頂上は景色も見えず何もありません。
**** 大正池 ****
大正池は大正15年(1926年)に帯那川の水を取り入れて作られた灌漑用のため池です。当時冬はスケート、夏は水泳を楽しむ人で賑わったそうです。近くには「昭和池」もあります。旧甲府ユースホステル前には、昭和7年(1932年)に山梨日日新聞での「甲府を中心とした日帰り納涼地」投票で一位になり「金子峠與大正池投票第一位」と書かれた碑があります。
**** コースの感想 ****
登山口から淡雪山頂上まで歩いて約1時間(写真を撮りながら)、頂上から登山口まで約40分、合計約1時間40分、歩数は約2,800歩の低山散歩でした。
淡雪山露岩一帯は花崗岩の岩場が登山道になっていて、手を付きながら歩くので手袋が必須です。歩数は多くありませんでしたが、岩を登ったり下りたりで足が疲れました。
登山道途中で富士山や甲斐駒ヶ岳がよく見える、景色の良い低山散歩の山でした。
幸い熊には出くわしませんでしたが、初めて登る山は道に迷うので、「トレイルテープ」があると安心して歩けます。
健脚の方は緑ヶ丘スポーツ公園から金子峠、淡雪山経由興因寺山まで歩くそうです。
大正池近くにある山交バスの「仲原」バス停に郷愁を感じました。