◆ 名残の桜ひらり 春の宴 ◆
★本日の一枚☆ -おもてなしの心を育む茶道- 大茶会 :: 一味和合の趣をめぐって::: おはようございます。 春はお祭り三昧!辛い花粉の季節にグッバイし、 テクテクお散歩を楽しんでいる主婦レポーターのみっちゃんです。 この時期は、まさにイベントの目白押し というわけで今回は、藤村記念館・山梨県立図書館・ペデストリアンデッキで 同時開催された大茶会に行ってきました。
当日はどこも大人気! 大勢の方が、お茶会を楽しんでいました。 中でも、私が興味を持ったのが、無料で参加することができる 体験型のワークショップ 茶道を体験するのは初めてで、ちょっとドキドキ しかも初めて拝見する流派だったのですが、 先生が大変解りやすく丁寧に教えて下さいました。 正傳有楽のお点前は、途中で刀を抜くような 所作もあります。 古文書を紐解いたような安土桃山時代の雅なお茶。 優雅で楽しいひとときを堪能させていただきました。 続いて向かったのが、藤村記念館。 ここでもワークショップを勧められ、今度は煎茶に挑戦 煎茶と言えば、馴染み深いお茶のひとつなんですが、 ここでいただく煎茶は一味違います。 7グラムを目分量で計量した先生に心の中で拍手しながら 茶器を温める私。 急須を両手で回した後、恐る恐る九谷焼の華やかな茶碗に 注いでいくのですがっ。 ここで問題発生! 注いだお茶の量が一口で飲めてしまいそうな程、少ないんです。 「こんなにちょっぴりなんですか!?」 とびっくりする私に 「最後の一滴が一番、美味しいのよ」 ほほほ、とそう言って笑う先生。 その言葉に背中を押されるようにいただいた煎茶は これまでの人生で飲んだお茶の中で、最も美味しいお茶でした。 ふわりと鼻腔をくすぐる豊かな香りも勿論素晴らしいのですが、 何よりあの瞬間、口の中に広がった甘みが、今でも忘れられません。 聞けば「玉露の上」を使用しているとのこと。 玉露のお点前の特徴は、最初に低温の湯を急須に入れて甘みを出し、 次に高温の湯を入れて苦味を味わう「二煎出し」なんですが、 二度楽しめてハッピーでした これまで敷居が高いもの、と敬遠していた<茶道>ですが もともとは日常の一部に溶け込んだごく身近なものだったんですよね。 誰でも気軽に楽しめる茶道のワークショップ。 この感動を次に体験するのは、あなたかもしれません。 |