★ Zoom Up ☆ KOFU 市民レポート ★

甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

7年ぶりの成分献血

2019-08-30 16:23:45 | 紹介

『広報こうふ』9月号 取材こぼれ話


市民レポーター村上由実です。

 

みなさま、『広報こうふ』9月号p26「とびだせ! 市民レポーター!」の記事、ご覧になっていただけましたでしょうか

 

『広報こうふ』9月号 

 

 

このレポートの取材で、献血ルーム「グレープ」を訪問しました

「グレープ」という名前、ぶどうの収穫量・出荷量共に全国第1位(平成30年産果樹生産出荷統計)の山梨県に設置された、唯一の常設献血ルームにピッタリですよね(笑)。

平成24(2012)年9月に甲府市丸の内にあるkokoriビル2階に移転し、今年で7年になります。

 

私は取材当日、7年半ぶりの成分献血をしました

つまり、この場所に移転してからは初めて

東側にある窓からが差し込み、以前の場所よりも明るい印象を受けました。

 

まずは受付です。

しばらく眠っていた「献血カード」を提出し、本人確認をします。

初めてではないといっても7年半あいていますから、ほぼ初めてのようなもの。

説明聞き、各種の質問事項に答えながら、その日の体調や体重などを入力します。

 

次に問診血圧測定

体調は悪くないのですが、元々血圧が低めな私。

先生に

「いつもこんなに低いの? もう1回測りましょうか」

などと心配されながら2度測定をしましたが、結局変わらず…。

「体調が悪くないのであれば大丈夫だね」

お墨付きをいただきました

 

続いて「少量の採血」

少量採血をして、血液の状態をチェックします。

これは、私たちの健康を守るためだけではなく血液を必要としている患者さんをウイルスなどの感染から守るためにも大切な工程です

慣れた手つき採血をしてくれる看護師さん

まったく痛くない! …というと少し大げさですが、ほとんど痛みはありません

 

これで事前の検査終了

続いて、いよいよ献血ベッドに移動します。

が、その前に水分を確保

自販機で好きなものを選択して準備完了です

 

この日私が行なったのは「成分献血」

こちらの献血ルームを訪れる方々の約7割成分献血を選択し、「血漿(けっしょう)成分献血」を行っています。

 

血漿成分献血については、『広報こうふ9月号』P26をご覧ください

採血針は少し太めで、刺したときにチクッと痛みを感じますが、すぐにやわらぎます。

 

採血ベッドには1人1台テレビがついているのでとても快適

リラックスしていると寝てしまいそう…

 

個人差はありますが、私は30分ほどで終了しました。

献血後血圧を測って身体に異変がないか確認します。

 

この後はしばらく休憩を取ります。

元気だと思っていても、急に気分が悪くなる人や、まれに失神を起こしてしまう人もいるのだとか。

 

久しぶりの献血で若干緊張していましたが、取材に協力していただいた山梨県赤十字血液センター甲府出張所長村田宗久はじめスタッフの皆様や、

 

優しい看護師さんの方々のおかげで、無事終了することができました

 

そしてこの日から約2週間後

私の手元に「検査成績のお知らせ」が届きました

これには、7項目生化学検査成績及び8項目血球計数検査成績が記されています。

 

献血は血液検査ではないので、この結果だけで健康かどうかを判断することはできません

しかし、体調管理の目安にはできるので、定期的に献血に通うのは有効ではないかと私は考えています。

 

また、我が家にはこんなものがあります

継続して献血をしていると、「献血者顕彰」として、日本赤十字社から記念品いただけるのです。

いつまでも健康で献血を続けると、こんな特典もあるんですよ

(ちなみに、今回で39回目献血でした!)

 

ひとまず、目標は50回

次は緑色のガラス器めざして健康でいられるよう頑張りたいと思います

 

 

献血

私も初めてやるまでは、とても特別なことのように思えていましたが、いざやってみるとそんなことはありません。

病気やけがなどで輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うため身近にできるボランティア、それが「献血」だと思います。

皆さまもいかがですか

 

 

献血する(日本赤十字社)

  http://www.jrc.or.jp/donation/

記念品(日本赤十字社)

  http://www.jrc.or.jp/donation/pdf/kenketsu_20130522-kinenhin.pdf


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得する街のゼミナール「第5回甲府まちゼミ」

2019-08-23 11:07:29 | 紹介
甲府中心市街地で「お手軽重ね煮カポナータ」作り

市民レポーター村上由実です。

 

暮らしに役立つ豆知識やプロの技が学べる! 体験できる! 得する街のゼミナール

「第5回甲府まちゼミ」

に参加しました。

 

「まちゼミ」お店の方が講師となって、プロならではのコツや豆知識などを教えてくれる少人数制の講座で、お店の存在・特徴を知るとともに、お客さまと信頼関係を築くことを目的とするコミュニケーション事業です。

2003年1月に愛知県岡崎市で始まって以来、全国各地で開催されており、甲府では平成29(2017)年2月第1回から、昨年夏に行われた「甲府まちゼミkids」を含む全4回で、延べ1,500人参加しています。

 

今回私が参加したのは、「Fluunt KOFU」さんで行われた

「夏野菜で作る お手軽重ね煮カポナータ」です。

 

「Fluunt KOFU」さんは第1回開催時から事業に参画されていて、実は私も参加していました。

そのとき作ったのが、混ぜて焼くだけの簡単カップケーキ

とても満足した記憶が残っており、今回の参加を決めました。

当時は「まちゼミ」があまり周知されていなかったせいか、余裕をもって申し込みができましたが、今回は滑り込みセーフだったとのこと。

さすが人気店です(笑)。

 

今回習う「重ね煮」は、食材を順に重ね、蒸し煮にする調理法で、

l  簡単

l  シンプルなおいしさを味わえる

l  日持ちも良い

l  アレンジ自在

など、さまざまなメリットがあります。

 

用意していただいたのは、食べやすい大きさにカットされた食材たち。

きのこのほか、ナストマトパプリカズッキーニなど、色鮮やかな野菜が並んでいます。

まずは寸胴の鍋オリーブオイルとみじん切りのにんにく、そしてローリエの葉を入れて火をつけ、にんにくの香りがたってきたら火を止めます。

通常「重ね煮」というと油は使わないのが一般的ですが、今回はオリーブオイルを使い夏バージョンに仕上げます!

 

次に鍋底に塩を振りきのこ類を並べます。

今回はブナシメジエリンギをたっぷり。

その上に重ねるのは果菜類

トマト・ナス・ズッキーニ・パプリカの順に重ねます。

続いて根菜類

タマネギニンジンを重ねます。

一番火が通りにくそうな根菜が一番上ということに驚かれた人もいたようです。

 

そして最後に再び塩を振りフタを閉めて弱火にかけます。

20分ほど経つと、良い香りが漂ってきます。

中を確認してみるとこんな感じ。

野菜に火が通れば食べることはできますが、仕上がりのタイミングの見極めはお好みで、とのこと。

上手に見極められるようになるには、何度も作ってみることが大切ですね(*^_^*)

 

そのままフタをし、追加で約10分。

かき混ぜてみると…

先に重ねた色鮮やかなお野菜たちが顔を出してくれました。

早速器に取りわけます。

ん~いい香り

ここからは試食タイムです。

「ホントに塩だけしか使っていないんですか?」なんて声も上がるほど、野菜の旨み凝縮されていました。

また、食べながら重ね順の法則簡単アレンジ方法も伝授していただき、質疑応答や、参加者同士のアレンジアイデアの提案なども!

こうして初めて会った参加者と交流できるのもまちゼミの良いところですよね。

早速私も家で復習してみたいと思います (^o^)/

 

講師のFluuntのシェフ平野由布さん、そしてご一緒した皆様、楽しい時間をありがとうございました

 

 

「甲府まちゼミ」お店の人が教えてくれる! 得する街のゼミナール

   http://www.genkinamachi-kofu.com/machizemi/ 

 


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ろう市民レポーター、日本手話でこうふの魅力を紹介!4

2019-08-15 13:06:46 | 紹介
甲斐風土記の丘 曽根丘陵公園(そねきゅうりょうこうえん)

 

 

※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです

※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者

 


こんにちは、甲府市民レポーター玉置です。
暑い日が続いておりますが、水分補給しながら体調には十分に気をつけましょう。

さて、今回のブログは「古墳について」です!
前回のブログで紹介した「山梨県立考古博物館」の隣にある【曽根丘陵公園】の古墳を見に行きました。

 

古墳大きさには、いろいろあります(学校で勉強した気がしますが、忘れていました!)。
曽根丘陵公園では、2つの異なる形の古墳を見ることができます!

山梨県立考古博物館では、現在、夏季企画展「山梨にでっかい古墳ができたわけ。」開催されています。

古墳なぜつくられたのか?
おそらく学校で学んだ人もいると思いますが、この展示を通して、「山梨にでっかい古墳ができたわけ。」を基礎から学ぶことができます。

古墳はお金や力のある人たちのお墓で、古墳づくりに参加した人々にはご利益があると言われていたそうです。
ポスターの絵をみてもわかるように、古墳づくりには多くの人手が必要なことから、リーダー的な力のある人が古墳をつくらせていたことがわかりますね。

山梨県の旧国名「甲斐」は、人々が行き交う「交い」が語源になったという説もありますが、
この甲斐(交い)と「山梨にでっかい古墳ができたわけ。」がどう繋がっているか学ぶことができおもしろいですよ!

企画展は8月25日(日)までなので、

気になる人! “古墳ってなんだっけ?”って少しでも思った人! 山梨にでっかい古墳ができたわけを知りたい人!

ぜひ見に行ってみてくださいね!

それではまたお会いしましょう(^^)

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*甲斐風土記の丘 曽根丘陵公園(そねきゅうりょうこうえん)*

住所:山梨県甲府市下向山町1271(曽根丘陵公園管理事務所)

https://www.sonekyuryo.jp/

 


*山梨県立考古博物館*

住所:山梨県甲府市下曽根町923

https://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/

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線香花火ワークショップに行ってきました☆

2019-08-08 11:18:02 | 紹介
~本と歩こう③

こんにちは。市民レポーターの 三井玲子 です。

今回は、6月13日(木)に開催された「線香花火ワークショップ」のご報告です。

主催・会場は、甲府市飯田にある、和のセレクトショップ・ギャラリー「日本の匠と美 ほさか」

開店37年のこちらのお店は、旧名称「ライブ工房ホサカ」で、おなじみの方も多いことでしょう。

 

あたりがようやく暗くなってきた午後6時半。和火(わび)師・佐々木巌(ささきげん)さんを講師として、事前申し込みの9名でワークショップが始まりました。佐々木さんは市川三郷町にて、日本の伝統花火を専門に製造・販売する傍ら、その魅力を広めようと全国各地でワークショップを展開されています。

現在、市販の花火はほとんどが輸入品で、線香花火も昔のものより短く終わるつくりになってしまっています。本来の線香花火のよさを知ってもらおうと、佐々木さん日本の伝統花火=「和火(わび)」師として、積極的に創作活動されています。

 

まずは、線香花火の原料とつくり方の解説ビデオを視聴。

火薬の三原料は、①硝酸カリウム ②硫黄 ③松煙。そして、美しい火花咲かせるための四条件は、①包む和紙 ②配合 ③原料 ④撚(よ)り方 です。

今回は、佐々木さんが調合してくださった火薬を自分で和紙にのせて、こよりをつくる要領で包む、という作業を行いました。

のせる火薬はわずか0.08グラム。つまようじの先1.5センチくらいの量です。

〈五色に染められた和紙、火薬(黒い瓶)、道具など〉

 

何枚か、和紙のみでこよりのつくり方を練習した後、いよいよ火薬を入れて包みます。

和紙の白い部分が見えないように巻くのが理想ですが、紙がちぎれそうになったり、凸凹したり…。

私自身、写真を撮る余裕もなく(汗)、どの方も真剣に、息を詰めながら作業していました(笑)。

〈できあがり。上1本が見本。中2本が練習。下6本が火薬入りです〉

 

さあ、外に出て、いよいよ自分たちの線香花火に火を点けます

金属のバケツの中で点火すれば、風よけ効果もあり、いっそう美しく火花が咲きます。

私の線香花火は短命でしたが、長い間火花が出ていた方もいて、全員で線香花火の一生を見守りました。

最後は参加者全員で線香花火の感想や思い出を語り合い、8時過ぎに解散となりました。

― いのちと郷愁を思い起こさせる、線香花火。この夏の思い出に、皆さんもいかがでしょうか ―

 

 

~本と歩こう③~ 

「八方良し(はっぽうよし)」を目指して 日本・山梨を元氣に! すべては知ることから始まる』

著:保坂浩輝 発行:甲斐傳繫社(2017年刊)

―日本の「本物の品々」を通して、「本当の幸せ」を追求する―

今回は、「線香花火ワークショップ」の主催者、保坂浩輝さんの著書を紹介します。

保坂さんは、和のセレクトショップ「日本の匠と美 ほさか」2代目店主として、全国各地の職人の技による生活用品を収集・販売。「本物」を通じて、人も世界も幸福になる方法を実践・発信されています。

 

※表紙画像は著者の許諾を得ています。

〈左〉書籍チラシ 〈右/下〉本書(函入り) 〈右/上〉『結』線香花火(佐々木巌)

 

この本で保坂さんは、ものづくり世界最高の「日本の本物」を日常生活に取り入れて暮らすことは、

一、作り手  二、使い手  三、傳(つた)え手・繋ぎ手  四、環境  五、地域  六、日本  七、世界  八、子ども=未来  この「八方(はっぽう)」(=全方位)のためになる と提案しています。

 

保坂さんがこれまでの人生で学んだこと、そして、これからの志事(仕事)への決意がこの本の中に記されています。山梨県を元氣にするヒントや、信念と希望、本の装幀にも工夫がこめられた一冊です。

本は店頭で販売されているほか、山梨県立図書館と甲府市立図書館にも所蔵があります(貸出可)。

 

◆9月13日(金)~16日(月・祝)には 甲府市立図書館 で、保坂家三世代展 も開催されます。

『保坂耕人全歌集』

著:保坂耕人著(故・歌人) 発行:ながらみ書房(2015年刊)

『自在の竹 保坂紀夫の造形』

著:保坂紀夫(故・竹造形作家) 発行:日賀出版社(2016年刊)

『「八方良し」を目指して 日本・山梨を元氣に』

著:保坂浩輝 発行:甲斐傳繋社(2017年刊)

興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

 

何をどう選んで生きるか。この本が皆さんにとって、考えるきっかけになればと思います。ありがとうございました。(三井玲子)

 

日本の匠と美 ほさか (TEL:055-222-3204)

http://hosaka-n.jp

7月16日~9月19日まで休業中

 

保坂紀夫・竹の造形美術館 

(休館日あり・予約制 TEL:070-5013-1934)

http://bambooart.jp

7月20日~8月25日営業 


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