◆〜広報こうふ4月号 こぼれ話♪〜◆
こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。
今回は広報こうふ4月号掲載「とびだせ!市民レポーター」で株式会社anlibの堀内麻実さんに取材した際のこぼれ話をお届けします♪
★編集業へのあこがれ
十代の頃から雑誌編集の仕事に「かっこいいなぁ」と憧れていた堀内麻実(ほりうち まみ)さん。
高校卒業後、事務員として一般会社に勤務しますが、コンビニで山梨のグルメ情報の雑誌に出会い、「こういう仕事がしたい!」と転職を決意。
採用された出版社で堀内さんは「寝なくてもいい」と思うほど、編集の仕事が楽しくて夢中に。
結婚・出産のため、堀内さんは退職しますが、大好きだった仕事が忘れられず、パートタイマーとして復帰。
「夫が休みの日には子どもの世話を頼んで、普段は実家の両親にも頼っていました。」と、家族の協力を得て、子育てと仕事をしていた当時を振返りました。
★事務所での取り組み
やがて起業し、福祉をテーマに発信する中で、「福祉のお手伝いをしたい人もいる」ことに気づいた堀内さん。
多くの人が日常的に利用するお店などで開催する障がい者アート展「いえなか美術館」を企画し、障がい者への理解や障がい者自身の社会参加を促進することを目指しています。
また商品開発にもこだわって、支援施設のクッキーや、協力店のコーヒーなどの商品には、アート作品を生かしたおしゃれなデザインのパッケージで「売れる商品」を目指しています。
★自然体でしなやかに
今後の目標として、堀内さんは「就労支援の福祉事業所を立ち上げたい」と構想を練っているそうです。
「障がいのある人とそこで働く人が、いっしょに歩み、成長することができる場所にしたい。」とのこと。
休みの日は様々なジャンルのアートイベントに参加したり、家庭でも、障がいのある人の生活問題について家族と話し合ったりして、堀内さんはゆるやかに趣味と仕事の毎日を過ごされているようです。
取材を通して、自然体でしなやかな堀内さんの働き方と生き方は、これから起業を考える人へのロールモデル(お手本となる人)としてふさわしいと感じました。
あたたかい笑顔でお話してくださった堀内さんの活動に、これからも期待しています❣
3月8日(金)~15日(金)の間、堀内さんの事務所「anlib(アンリヴ)株式会社」にて、「いえなか美術館」が開催されていたので、ちょっとおじゃまして来ました。
その前日、テレビ放送でも取り上げられたとのことで、障がい者アートの認知度も徐々に高まりつつあることが伺えました。
事務所の中には、障がいのことを忘れてしまうほど、楽しい作品がいっぱいあって、心豊かなひとときを過ごすことができました★★★
また素敵な作品に出会えるのを楽しみにしています♬
―取材へのご協力、ありがとうございました―