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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

堀内麻実さん インタビュー

2024-03-26 09:58:54 | 紹介

広報こうふ4月号 こぼれ話


 

こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

今回は広報こうふ4月号掲載「とびだせ!市民レポーター」で株式会社anlibの堀内麻実さんに取材した際のこぼれ話をお届けします

 

編集業へのあこがれ

十代の頃から雑誌編集の仕事に「かっこいいなぁ」と憧れていた堀内麻実(ほりうち まみ)さん

高校卒業後、事務員として一般会社に勤務しますが、コンビニで山梨のグルメ情報の雑誌に出会い、「こういう仕事がしたい!」と転職を決意。

採用された出版社で堀内さんは「寝なくてもいい」と思うほど、編集の仕事が楽しくて夢中に。

結婚・出産のため、堀内さんは退職しますが、大好きだった仕事が忘れられず、パートタイマーとして復帰。

「夫が休みの日には子どもの世話を頼んで、普段は実家の両親にも頼っていました。」と、家族の協力を得て、子育てと仕事をしていた当時を振返りました。

事務所での取り組み

やがて起業し、福祉をテーマに発信する中で、「福祉のお手伝いをしたい人もいる」ことに気づいた堀内さん

多くの人が日常的に利用するお店などで開催する障がい者アート展「いえなか美術館」を企画し、障がい者への理解や障がい者自身の社会参加を促進することを目指しています。

また商品開発にもこだわって、支援施設のクッキーや、協力店のコーヒーなどの商品には、アート作品を生かしたおしゃれなデザインのパッケージで「売れる商品」を目指しています。

自然体でしなやかに

今後の目標として、堀内さんは「就労支援の福祉事業所を立ち上げたい」と構想を練っているそうです。

「障がいのある人とそこで働く人が、いっしょに歩み、成長することができる場所にしたい。」とのこと。

休みの日は様々なジャンルのアートイベントに参加したり、家庭でも、障がいのある人の生活問題について家族と話し合ったりして、堀内さんはゆるやかに趣味と仕事の毎日を過ごされているようです。

 

取材を通して、自然体でしなやかな堀内さんの働き方と生き方は、これから起業を考える人へのロールモデル(お手本となる人)としてふさわしいと感じました。

あたたかい笑顔でお話してくださった堀内さんの活動に、これからも期待しています

3月8日(金)~15日(金)の間、堀内さんの事務所anlib(アンリヴ)株式会社」にて、「いえなか美術館」が開催されていたので、ちょっとおじゃまして来ました。

その前日、テレビ放送でも取り上げられたとのことで、障がい者アートの認知度も徐々に高まりつつあることが伺えました。

 

事務所の中には、障がいのことを忘れてしまうほど、楽しい作品がいっぱいあって、心豊かなひとときを過ごすことができました★★★

また素敵な作品に出会えるのを楽しみにしています

取材へのご協力、ありがとうございました―

 


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かずさんの街散歩vol.47

2024-03-19 10:16:31 | 紹介

普通救命講習会編


 

こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(71才)です。

私は202210月で市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。

引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

 

甲府市ウォーキングマップ

 

 

**** 今回のブログ ****

私は、2024221日に甲府市本庁舎4階で開催された「普通救命講習」を受講したので、その内容と様子をご紹介いたします。

心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法を学びます。

 

総務省の以下のサイトでEラーニングもできます。

https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/01futsu/01oukyuteate-manabi/01_01_00.html

 

  1. 甲府市本庁舎4階会議室で(13:3016:30

甲府市地域防災課の担当者から説明があり、講習が始まりました。

 

スケジュールは、以下でした。

  1. DVDによる説明  13:3014:10

  2. 救命の流れの手順習得 14:2015:00

  3. 心肺蘇生とAEDの実践  15:0015:40

  4. 気道異物の除去実践 15:4016:30

初めに「救命の連鎖」の話があり、

「予防」「早期認識と通報」「心肺蘇生とAED」「病院での救命」が『素早く』連鎖することで、救命の効果が高まるとの事です。

今回の講習は「早期認識と通報」「心肺蘇生とAED」の部分を、実演を含めて学びました。

 

また、心臓が止まった場合、

●救命可能の確率は、

・救急車が来るまで何もしない場合は、10%(救急車の平均到着時間約8分として)

・居合わせた人が『素早く』救命した時場合、

2分以内に救命処置を始めると50%以上

4分後に救命処置を始めると30%以上

●「1か月後の社会復帰率」は、

・救急隊が到着後AEDを行った時は18.9%

・到着前にAEDを行った時は43.3%に倍増

との報告もあり、素早い救命処置が如何に必要であるかデータでわかります。

 

2.担当者の方が人形を使って、救命処置の実演を行いました。

3.受講者も体験しました。

4.気道異物の除去

食事中に食べ物などをのどに詰まらせ息ができなくなった時の処置です。

窒息のサインは「両手で喉を抑える」そうです。苦しそう、顔色が悪い、声が出せない、息ができない時は窒息している事が考えられます。処置方法は、「背部叩打法(はいぶこうだほう)」と「腹部突き上げ法」があります。「腹部突き上げ法」の方が効果ありました。

**** 受講した感想 ****

今回の講習会の数週間前に、スーパーマーケットの買物中に通路で人が倒れ、私が急いで「誰か救急車を呼んで!」と叫びながら駆け寄ると、その方は呼吸も止まり、目がうつろで見開いており、顔は土色になった状況でした。ダメかな?と思いながら心臓マッサージを始めました。家内が声掛けしたり、私が頬を叩いたりしましたが、反応はありませんでした。しばらくすると顔に赤みが差してきて、少しうなることもありました。その間に他の人が119番に電話し、お店の方もAEDを取りに行き、その方がAEDで電気ショックを与えました。二度ショックを与えたところで救急隊が到着し、頸動脈の脈を診て、大丈夫と病院に搬送していきました。助かればいいなと思っていましたが、残念ながら数日後の新聞によると翌日に亡くなられていました。

この一件が有り、AEDの正しい使い方、心臓マッサージの正しいやり方(正しいやり方で心臓マッサージをしていました)を学ぶ必要があると感じたことがきっかけで講習会に参加しました。

参加者の中には、受講四回目という方や若いスポーツインストラクター、警察官の方もおられました。

この講習を受講したことで、いざというときに冷静に対処できるようになったと思います。

気道異物除去の「腹部突き上げ法」も大変参考になり、子供や高齢者の喉つまりの処置も正しくできると思います。

 

最後に、身体の様子がいつもとかなり違うと異変に感じた時は、自分で病院に行かず、迷わず救急車を呼んでください。早い処置につながり救命の確率が上がります。もし迷ったときは7119(救急安心センター事業)に電話して相談してください。との事でした。

 

講習会終了後全員に「普通救命講習終了証」が発行されました。

また、総務省のサイトでeラーニングしたら、「応急手当WEB講習受講証明書」が発行されました。

 


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「まちなか創造ワークショップでアートな日を」

2024-03-08 10:27:55 | 紹介

「甲府の魅力はっけん!子どもとおでかけ」


 

こんにちは!市民レポーターの武居みおです。

7歳と5歳の2児のママ目線で、子供と一緒に、家族と一緒に出かけたいなと思う甲府市のスポットを紹介していきたいと思います。

今回は令和4223日に市役所で開催された「第2回まちなか創造ワークショップ」に参加した様子をレポートします。

まちなか創造ワークショップとは、再開発計画が予定されている場所に「みらいのまちの絵」を描いて飾ろうというアートイベントです。こどもから美術デザイン科の高校生、プロのアーティストの方までが参加して、みんなで絵を描いて楽しみました。

お家で下書きをしたり、どんな絵を描きたいか考えてきたり、その場で他の人の考えを聞いてアイデアを膨らませたりして、描いていきました。画材やクラフトの素材も用意してあるので、自由に創作を楽しむことができました。甲府ならではの信玄さん、葡萄、リニアなども選ぶことができます。

あまり日常で使用することがない、絵の具・ハケを使ったアートにも挑戦できました。

一枚の絵をじっくり完成させる子ども、何枚も思いのままに書く子どもなど、アートは無限だなと思いました。

およそ2時間、集中して描き終わったあとは、自分の絵を皆に発表して写真を撮りました。甲府のみらいがどんな風になってほしいか、夢とたくさんのアイデアが出てきて面白かったです。今回の作品はデジタル加工され、オリオン通りに飾られる予定だそうです。

ぜひこれからもアートを身近に感じられる取り組みをつづけてほしいと思います。興味がある方は、ぜひ次回のワークショップに参加してみてはいかがでしょうか。

 


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茶道・さどう・ japanese tea ceremony

2024-03-06 10:09:38 | イベント

やさしい日本語会話・異文化体験サロン


 

こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間 聖です。

今回取材したのは、『やさしい日本語・異文化体験サロン』

甲府市が行っている『多文化共生プラン』のプログラムの一つです。

 

『多文化共生』って?

『国籍や民族の違う人たちが、お互いの文化の違いを認め合うこと。そして、対等な関係を築こうとしながら、地域社会を作るメンバーとして一緒に生きていくこと。(甲府市多文化共生プランのパンフレットより)』

 

甲府市には、202341日現在、中国、ベトナム、韓国をはじめ、6,654人の外国人市民が住んでいるそうです。甲府市の人口の3.5パーセント。最近はベトナムから来る人が増えているそうです。

さて、215日に行われた『第7回やさしい日本語・異文化体験サロン』今回は、茶道・japanese tea ceremony。前回までは、盆踊りや絵手紙などを取り上げたそうです。

 

会場には、お道具やお茶碗が用意され、気分はわくわく・どきどき…

まずは、自己紹介からスタート。今回は、フランス、韓国、メキシコの方が参加。

日本の方も…。赤ちゃん連れで参加されている方も…。

 

続いて、講師の方から、お道具やお作法について教えていただきました。

 

さあ、いよいよ、一人ずつ、お茶を点てることに挑戦!!

私のお隣にいらしたMさんもトライ!メキシコから日本語の勉強に来ているそうです。

Mさんから

『お抹茶をいただいたことはあるけれど、お茶を点てることは初めて。前にビデオで見た時は簡単そうに思ったけれど、実際は詳しくて細かくて…。シャカシャカがむずかしくて緊張したけれど、おもしろくて楽しかった。日本文化に興味があります。このような機会をつくってくれた市役所の人に感謝。』

と、とても上手な日本語で感想をきかせてくださいました。

茶道のお楽しみの一つはお菓子。今回は〈ゆず〉のお菓子。Mさんによると、メキシコには〈ゆず〉はないそうで、似ているとしたら〈ライム〉かな?だそうです。

 

さて、講師の方のお着物も素敵ですが、もう一人、お着物の方が…。

茶道は2回目だそうで、お着物もお茶の点て方も、きまっていました。

 

甲府市では、来年度のイベントを企画中。参加者からは、『いけばな』『アニメ』などの声が上がっていました。日本文化に触れ、外国の方と交流もできる楽しい機会だと思いました。

このイベントが行われていたのは、甲府市役所の1階の市民活動室。ローソンの隣。市役所にみえた方々が、興味深そうにのぞいていました。

『やさしい日本語・異文化体験サロン』の様子は、甲府市のホームページからもご覧になれます。

 

おまけ

あちこちで春の気配が感じられますね。

会場に飾られていた梅

旧堀田古城園(信玄ミュージアム)に飾られていた横沢雛と押絵雛

 


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